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「桶側(Thunder)」歌詞全文


桶側(Thunder)/ EKAKU


雷は何も語らない

それでも
待っている

表面を走る線
炎を持たない稲妻

何ひとつ
軽々しく越えることはできず
越えたものは
同じままではいられない

器の外側に沿って
ひとつの境界が引かれている

静けさを壊すためではなく
静けさを完全なまま守るために

恐れなくていい
逃げなくていい

目の前の線を読み
何を入れてはならないのかを知れ

切り裂け
線を引け
水へ近づけるな

刻め
守れ
その線を越えるな

そこに立て
そこに立て

雷は
音を立てなくても強い

水が水のままでいられるように
俺はその縁を守っている

鋭くあれ
静かであれ
見ていろ

闇の下に潜む青
木目の中に溜まる圧力

雨が降るよりずっと前に
俺には亀裂が見えている

これは怒りではない
復讐でもない

澄んだ眼だけが
境界に沿って見張っている

疑わなくていい
証明しなくていい

沈黙の中で線を守れ
動くことを許されるのは真実だけ

切り裂け
線を引け
水へ近づけるな

刻め
守れ
その線を越えるな

そこに立て
そこに立て

雷は
音を立てなくても強い

水が水のままでいられるように
俺はその縁を守っている

内側で動く水を
俺は知らない

それでも
この雷は
打ちつけるために
生まれたのではない

見えないまま
触れられないまま

俺は
目を覚ましている

切り裂け
線を引け
水へ近づけるな

刻め
守れ
その線を越えるな

そこに立て
そこに立て

雷は
音を立てなくても強い

水が水のままでいられるように
俺はその縁を守っている

雷は何も語らない

それでも
ここにあり続ける

桶側


制作背景や歌詞に込めた言葉については、メンバーシップ「BeBOSEラボ」で順次公開予定です。

▶「桶側(Thunder)」徹底解説
〈だだ今準備中〉


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最後までお読みいただきありがとうございました。     Yumiko


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