「呈茶」歌詞全文
呈茶 / GIBON
君は優しいから
窮屈な服を着て
君は優しいから
退屈な場所にいて
ほんとは好きだった色まで
そっと棚にしまって
幸せだった たしかに
守りたいものがあった
だから小さな違和感を
楽しむふりで ごまかした
自由に笑う誰かを見て
胸がざらついた夜
それは弱さじゃない
置いてきた君の声
君は優しいから
自分の大切なものも
君は優しいから
誰かに与えてしまう
今日はその優しさを
少し君に返そう
何も決めなくていい
君のために
お茶を一杯いれてあげる
愛されたいの奥には
もっと愛したい君がいた
与えられない苦しさは
与えてきた証だった
やりたいこと 好きなこと
まだ消えてはいないよ
見ないふりをしていた願いは
静かに君を待ってる
わがままな誰かを
許せなかった夜も
ほんとは羨ましかった
君も自由に生きたかった
君は優しいから
いつも誰かの心配ばかり
君は優しいから
自分のことは後回し
でも君がいない場所を
幸せと呼ばなくていい
答えは急がなくていい
君のために
お茶を一杯いれてあげる
茶碗を両手で包んで
湯気を眺めるあいだだけ
役目も名前もここに置いて
ほんのひととき
君を君に戻してあげよう
何かを変えなくていい
何かを捨てなくていい
ただ今日は
君の好きなものを
ひとつ教えて
君は優しいから
誰かに席を譲ってばかり
今日はここに来て
僕の隣に座って
少し冷めたお茶みたいに
ゆっくりでかまわない
君が君に帰るまで
ここにいるよ
お茶を一杯
君のために
制作背景や歌詞に込めた言葉については、メンバーシップ「BeBOSEラボ」で順次公開予定です。
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