産前にやっておいて良かったこと【前編】―大人ライフの充足と思い出づくり―
産前にやっておいて良かったことを、記憶の新しいうちに記録しておけば、もしかしたら未来の自分、友人、親戚の役に立つこともあるかもしれない。
今回(前編)は、大人ライフの充足と思い出づくりについて。
◾️思いっきり仕事をした
子育てが始まると、子ナシ時代に比べて仕事をセーブすることになるだろう。「仕事をする私」というのも人生でなし得たい姿の一つだったから、身軽なうちに、もし仮に今逝っても仕事のことでは怨霊にならないくらいのところまで、仕事ができて良かったと思う。
思いっきり仕事をしたことで、心臓の毛がふさふさになったり、少しだけ自信がついたりした。ゴリゴリ仕事をした経験は、復帰後にちゃんと仕事ができるかという不安を少し小さくして、「なるようになるさ〜!」と思わせてくれている。
◾️職場の人たちと飲んだ・遊んだ
仕事終わりに同僚と居酒屋とカラオケをはしごしたり、休みの日に先輩の家にお邪魔したり、旅行やデイキャンプに出かけたり。飲みとカラオケに関しては「それ浪費だよ…」と言われたら言い返せないが、こうした時間と経験を通して、職場での交友関係を築くことができた。
産・育休中は仕事に関しては完全に周りに置いていかれてはいるんだけれども、まぁそれでも、「職場にはあの時遊んだ先輩・同期・後輩がいる」と思うと、社会に私の帰る場所はきっとあると思える。
(いざ戻ってみたら、「居場所ねぇ…」と思う可能性もある笑)
◾️アフター5ディズニー
東北の田舎で生まれ育ったため、私にとってディズニーとは数年に一度泊まりがけで、大きな気合を入れて行くところだった。行けない時期はTDRのホームページを幾度も徘徊し妄想を繰り広げる小学生時代を過ごした。
優しくてノリのいい同僚に恵まれたことで、“大人になったら東京で就職して、キラキラOLになって、会社のおともだちと夕方からサクッとディズニーで遊ぶ“という、カントリーガールの夢は果たされた(キラキラOLにはなれなかった)。
子育てが始まるとこんなことはなかなかできない。そのうち、子育てが一段落ついて、アラフィフになったあたりで、夕方からディズニーも乙かな〜なんて。
◾️コロッケを手作りした
妊娠前の私は、コロッケを手作りしたことがなく、「家でコロッケを作ったら、手間はかかるけどすっごく美味しいんじゃないか」という仮説を立てていた。
実際に作ってみた。
肉じゃがを作った後にハンバーグをこねて丸めて、さらに唐揚げを揚げるぐらい面倒くさい。
そして、その味は……
「普通」
もうやらない。少なくとも子育て中は絶対に作らない。
お惣菜バンザイ!ありがとうスーパーマーケット!ありがとうお惣菜屋さん!
コロッケを手作りしたことがある女という肩書きと、子育て中はコロッケより他のことで愛情をかけた方が良い、という学びを得られたので満足である。
◾️夫とSwitch2のヒミツ展で遊んだ
夫はかなりのゲーマーで、私は嗜む程度のゲーマーだ。そんな我々夫婦は不運なことに、Switch2の公式の抽選販売は第5回まで全落ちした。しかし、これまでのNintendo様への貢献が認められ、招待販売をうけることができ、発売開始から半年弱が過ぎた11月下旬に、ようやく手元に届いた!
年末の休み、臨月でいつ産まれてもおかしくない状況下、「今しかできないから!」と、最新技術を体感できるミニゲームが詰まった、「Switch2のヒミツ展」を夫婦で遊びまくった。毛布にくるまりながら、二人で力を合わせて、プレイ可能な全てのミニゲームを金メダルが取れるまで熱中してやり込んだ。
くだらないんだけど、楽しかった時間。
◾️夫とカラオケで歌った
私と夫のデート先No.1はカラオケだ。学生時代も、社会人になってからも、夜景の見えるレストランなどには見向きもせず、暇ができたらカラオケに行く。別に歌が激うまな訳でもないし、歌詞やメロディを完全に覚えている曲も多くはないが、カラオケで歌うのが好きなのだ。
臨月を迎えても、産まれたら暫く行けないからと、近所のまねきねこで「あれ?ここなんだっけ〜」とか「高くて出ない!」とか言いながら平成の曲を歌いまくった。安産のために散歩をするように言われていたが、寒くて風の強い日は無理をせず、カラオケで腹から声を出したり、曲に合わせて小躍りすること(新宝島とか)で、勝手に代替していた。
ちなみに、親戚の叔母はB'zの「ultra soul」を歌ったら陣痛が来たらしく、予定日超過をしていた私も真似して歌ってみたが、残念ながら効果はなかった。
◾️ちょっと良いカメラを買った
3年ほど前から、うちにはミラーレス一眼のCanon EOS Kiss M2がある。
小型軽量で初心者でも手軽にハイクオリティな写真が撮影できるカメラだ。
初心者向けと言えど、シャッター速度やF値など、任意に設定した値で撮影することが可能な高性能カメラなのだが、Canon様が開発されたオートモードがあまりに優秀過ぎて、結局オートモードでしか撮影していない。
何も考えずオートモードでパシャっと撮るだけで、さすがミラーレス一眼。スマホ撮影の写真より、圧倒的なエモさである。
娘の写真は基本的にこの一眼で撮影しているが、どれをとっても、どこからともなく「時を越えて 君を愛せるか」と小田和正さんの歌声が聞こえてきそう。
産前に買っておいて本当によかった。
これからも今しかない一瞬をおさめ続けたい。
来週、後編として生活と心身の準備について、もう少し出産・産後に役立ちそうなことを書こうと思っています。
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2026/6/4追記 後編はこちらから!
四十路の私へ
これが誰かの役に立つときが来ていたら、めでたいですね!
久しぶりにコロッケ作ろうかな!とか血迷わない方がいいですよ。
