在宅ワークの面接、何を聞かれる?オンライン面接の準備と確認ポイント
在宅ワークの求人を見つけて、いざ応募。
その次に気になるのが「面接」です。
「オンライン面接って、普通の面接と何が違う?」
「部屋はどこまで映る?」
「未経験だと何を聞かれる?」
「パソコンやイヤホンは必要?」
「途中で接続が切れたらどうしよう」
自宅から受けられるのは便利ですが、初めてだと対面の面接とは違う部分が気になるかもしれません。
ただ、オンラインだからといって、特別なことばかりするわけではありません。
応募した仕事について話したり、これまでの経験や働ける時間などを確認したりする点は、対面の面接と共通する部分があります。
そのうえでオンライン面接では、
どのツールを使うのか。
カメラやマイクは問題なく使えるか。
面接を受ける場所は確保できるか。
接続できなかったときはどう連絡するか。
といった、自宅から参加するための準備も必要になります。
大切なのは、
「オンライン面接だから難しそう」と構えすぎるのではなく、事前に確認できることをひとつずつ準備しておくこと。
今回は、在宅ワークのオンライン面接を受ける前に確認しておきたい準備や、面接で聞かれることについて下調べします。
まず面接方法・使用ツールを確認する
オンライン面接の案内が届いたら、最初に確認したいのが「いつ・どの方法で参加するのか」です。
オンライン面接では、
Zoom
Google Meet
Microsoft Teams
企業独自の面接システム
など、さまざまなツールが使われます。
面接直前になって初めて開くと、
「アプリのインストールが必要だった」
「ログインを求められた」
「カメラやマイクが使えない」
と慌てることもあります。
案内が届いたら、
面接日時
使用するツール
参加用URL
アプリのインストールは必要か
アカウント登録は必要か
カメラ・マイクを使用するか
などを確認しておきます。
できれば面接当日より前に一度ツールを開いて、カメラやマイクが正常に使えるか確認しておくと安心です。
また、表示される名前にも注意します。
普段使っているアカウントから参加すると、ニックネームなどがそのまま表示される場合があります。
面接で表示されても問題のない名前になっているか、事前に確認しておきたいところです。
「面接の内容を考える」だけでなく、「問題なく面接に入れる状態を作る」。
オンライン面接では、まずここから準備しておきます。
カメラ・マイク・ネット環境を事前に確認する
オンライン面接では、話す内容だけでなく、相手と問題なく会話できる環境も準備しておきたいところです。
特別に高価な機材をそろえる必要があるとは限りません。
まずは、面接に使う予定のパソコンやスマートフォンで、
カメラに映像が映るか
マイクで声を拾えるか
相手の音声を聞けるか
インターネット接続が安定しているか
などを確認します。
イヤホンやヘッドセットを使う場合も、当日初めて接続するのではなく、一度音声を確認しておくと安心です。
また、オンライン面接ではカメラやマイクだけでなく、端末の充電にも注意します。
面接中にバッテリーが切れないよう、必要なら電源につないだ状態で参加できるようにしておきます。
もし自宅の通信が不安定になった場合に備えて、面接担当者への連絡方法も確認しておくと、接続できないときに慌てにくくなります。
「ちゃんと話せるかな」と考える前に、
「映る・聞こえる・つながる」を一度確認する。
オンライン面接では、この基本的な準備も大切です。
在宅ワークで必要になるパソコンやインターネット環境については、こちらの記事で詳しく下調べしています。
背景・明るさ・周囲の音を確認する
オンライン面接では、自宅など自分で用意した場所から参加することになります。
そこで確認しておきたいのが、カメラに映る背景や明るさ、周囲の音です。
まずカメラを実際に起動して、
顔が暗くなりすぎていないか
逆光になっていないか
背景に見せたくないものが映っていないか
カメラの位置が極端に低すぎたり高すぎたりしないか
などを確認してみます。
部屋全体を完璧に整える必要はありません。
カメラに映る範囲を確認して、面接に集中できる状態にしておけば十分です。
また、自宅では生活音が入ることもあります。
テレビや音楽
家族の声
ペットの音
家電の音
屋外から聞こえる大きな音
など、面接中に気になりそうな音がないかも確認しておきます。
完全な無音にするのが難しい場合でも、ドアを閉める、家族に面接時間を伝えておくなど、できる範囲で準備しておくと安心です。
背景をきれいに見せることだけが目的ではありません。
「相手の話を聞き、自分も落ち着いて話せる場所になっている?」
という視点で確認する。
オンライン面接では、映り方と同時に、会話に集中できる環境を作っておくことも準備のひとつです。
オンライン面接では何を聞かれる?
面接で聞かれる内容は、会社や職種、雇用形態などによって異なります。
そのため、「この質問だけ準備すれば大丈夫」と考えるのではなく、自分が応募した求人について説明できるようにしておきたいところです。
一般的には、
自己紹介
これまでの仕事や経験
応募した理由
希望する勤務時間・曜日
いつから働けるか
仕事内容について確認したいこと
などを聞かれることがあります。
在宅ワークでは、それに加えて、
自宅で仕事ができる環境があるか
パソコンやインターネット環境を用意できるか
決められた勤務時間に対応できるか
仕事中に連絡を取れるか
など、在宅で働くための環境や働き方について確認されることも考えられます。
ここで大切なのは、「面接で正解を言わなければ」と考えすぎないことです。
たとえば勤務時間を聞かれたときに、採用されたいからと実際には難しい時間まで「働けます」と答えてしまうと、採用後に続けるのが難しくなることがあります。
求人に書かれている仕事内容や勤務条件をもう一度確認して、
「自分はどの条件なら働ける?」
「この仕事に応募した理由は?」
「確認しておきたいことはある?」
を整理しておく。
質問への答えを丸暗記するより、自分の条件や応募した仕事について、自分の言葉で説明できるように準備しておくことが大切です。
未経験なら、何を話せばいい?
未経験OKの求人に応募すると、
「経験がないのに、面接で何を話せばいいんだろう」
と悩むことがあります。
でも、「未経験だから話せることがない」と考える必要はありません。
まずは求人をもう一度見ながら、
どんな仕事をするのか
どんな人を募集しているのか
必要なスキルや条件は何か
自分のこれまでの経験で活かせそうなことはあるか
を整理してみます。
たとえば、その職種自体は未経験でも、
人とやり取りした経験
パソコンを使った経験
電話やメールに対応した経験
決められた時間や期限を守って仕事をした経験
自分で調べながら作業を進めた経験
など、別の仕事や日常の中で身につけたことが活かせる場合があります。
反対に、経験したことがない作業について、採用されたいからと「できます」と無理に答える必要もありません。
経験がないことはそのまま伝えたうえで、仕事内容を理解するために確認したことや、これから覚える必要があることを整理しておきます。
「未経験」を隠すのではなく、
「経験はないけれど、自分の何がこの仕事に活かせそう?」
と考えてみる。
未経験者を募集している求人だからこそ、これまでの経験と、実際にできることを整理して面接に臨むことが大切です。
未経験OKの求人で、応募条件や歓迎条件をどう見ればいいのかはこちらで下調べしています。
オンライン面接の服装はどうする?
自宅から参加するオンライン面接では、
「スーツじゃないとダメ?」
「画面には上半身しか映らないし、普段着でもいい?」
と迷うことがあります。
服装については、すべての会社・職種に共通するひとつの正解があるわけではありません。
まず確認したいのは、企業から服装について指定されているかどうかです。
「スーツで参加してください」
「服装自由」
「私服で構いません」
などの案内があれば、その内容を確認します。
特に指定がない場合は、応募する会社や職種、面接の性質などを考えながら、相手と仕事の話をする場に合った服装を選びます。
また、オンライン面接では服装そのものだけでなく、画面にどう映るかも確認しておきたいところです。
カメラを起動して、
服装が背景と同化していないか
画面上で極端に暗く見えないか
座ったときに不自然に見えないか
などを確認してみます。
「オンラインだから何でもいい」と決めるのでも、「必ずスーツ」と思い込むのでもなく、
「企業から指定はある? この面接の場に合っている?」
という順番で考える。
当日になって服装で迷わないよう、前日までに準備しておくと面接そのものに集中しやすくなります。
接続できない・音が聞こえないときに備える
事前に確認していても、オンライン面接の当日に接続トラブルが起こることはあります。
たとえば、
参加用URLを開けない
カメラが映らない
マイクが反応しない
相手の声が聞こえない
通信が途中で切れてしまう
などです。
こうしたトラブルが起きたときに慌てないよう、面接前に「うまく接続できなかった場合どうするか」も確認しておきます。
まず、企業から届いた面接案内に、トラブル時の連絡方法が書かれていないか確認します。
担当者のメールアドレスや電話番号などが案内されている場合は、すぐ確認できるようにしておくと安心です。
また、
使用するツールを再起動する
ブラウザやアプリを開き直す
カメラ・マイクの設定を確認する
別の通信方法が使えるか確認する
など、自分でできる基本的な対応も事前に把握しておきます。
それでも参加できない場合は、何も連絡せず時間が過ぎるより、担当者へ状況を伝えられるようにしておくことが大切です。
「トラブルを絶対に起こさない」ことだけを目指すのではなく、
「もし起きたら、どう連絡する?」
まで準備しておく。
オンライン面接では、接続確認と一緒に、トラブル時の連絡方法も確認しておきたいポイントです。
オンライン面接|直前10分チェック
準備ができたら、面接が始まる少し前にもう一度確認しておきます。
① 面接日時・参加URL
開始時間と、参加するURLをもう一度確認する。
② カメラ
映像が正常に映るか、カメラの位置や角度を確認する。
③ マイク・音声
自分の声を拾えるか、相手の音声を聞ける状態か確認する。
④ インターネット接続
通信に問題がないか確認し、必要のない通信やアプリは整理しておく。
⑤ 背景・明るさ
顔が暗くなっていないか、見せたくないものが映っていないか確認する。
⑥ 周囲の音
テレビや音楽などを止め、できる範囲で会話に集中できる環境にする。
⑦ 表示名
面接ツールに表示される名前が、面接で使用して問題のないものになっているか確認する。
⑧ 求人情報・応募内容
応募した仕事内容や条件、自分が送った応募内容をもう一度確認しておく。
⑨ 聞きたいこと
仕事内容や勤務条件など、面接で確認したいことがあれば手元に整理しておく。
⑩ トラブル時の連絡先
接続できない場合などに、誰へどう連絡するのか確認しておく。

全部を完璧にしようとして、面接直前に慌てる必要はありません。
「映る・聞こえる・つながる」
「応募した仕事の内容を確認した」
「困ったときの連絡方法が分かる」
まずはこの状態を作っておく。
オンライン面接だから特別なことをするというより、面接そのものに集中できるよう、事前に確認できる部分を準備しておくことが大切です。
今回の下調べまとめ
在宅ワークのオンライン面接では、面接で何を話すかだけでなく、自宅から問題なく参加するための準備も必要になります。
今回確認したのは、
使用する面接ツール
カメラ・マイク・ネット環境
背景・明るさ・周囲の音
面接で聞かれること
未経験の場合に整理しておきたいこと
服装
接続トラブルへの備え
といったポイントでした。
オンライン面接だからといって、特別な受け答えをしなければならないわけではありません。
まずは応募した求人をもう一度確認して、
「どんな仕事に応募したのか」
「自分はどんな条件なら働けるのか」
「これまでの経験で活かせそうなことはあるか」
「面接で確認しておきたいことは何か」
を整理しておく。
そして当日は、
「映る・聞こえる・つながる」
を確認して、面接そのものに集中できる状態を作っておく。
接続トラブルが起きた場合も、事前に連絡方法を確認しておけば、何もできないまま時間が過ぎるのを防ぎやすくなります。
大切なのは、オンライン面接を必要以上に難しく考えることではなく、事前に確認できることをひとつずつ準備しておくこと。
初めてのオンライン面接でも、
「何を準備すればいいか分からない」
という状態から、
「ここまでは確認した」
という状態にして面接へ進む。
今回の下調べが、在宅ワークの面接を受ける前の準備に役立てばうれしいです。
今回の下調べに使った主な情報
・厚生労働省「公正な採用選考の基本」
採用選考・面接では、応募者の適性や能力に基づいて判断することなど、採用選考の基本的な考え方を確認しました。
・厚生労働省「ハローワークのオンラインサービスのご案内」
就職活動の準備や面接について、ハローワークが提供しているオンラインセミナー等の情報を確認しました。
※この記事は、公的機関が公開している情報などをもとに、在宅ワークのオンライン面接を受ける前に確認したいポイントを初心者向けに整理したものです。実際の選考方法、質問内容、服装、使用ツールなどは企業や求人によって異なります。面接を受ける際は、応募先から届く案内や求人情報をご確認ください。
