しっかり休んだはずの月曜、なぜか部下の相談にうまく答えられなかった理由
月曜の朝、部下からの相談に「うーん」としか言えなかったことがある。
土日はしっかり休んだはずなのに、頭がうまく回っていない感覚があった。

今の自分は、それを避けるために土日の過ごし方を変えている。
土曜の朝、6時くらいに起きてまず走る。
帰ってシャワーを浴びて、
平日同様にプロテインベースのドリンクを飲む。
土日だからといって崩さない。
そこからAIの勉強に1時間ほど充てる。
新しいツールを触ってみたり、自分の副業に使えないか試したりする時間だ。
昼は妻とランチに出かけて、少し買い物をする。
午後は副業の壁打ちをしたり、note用の原稿や資料を作ったりする。
夜はオンラインセミナーに参加していることもある。月に1〜2回のペースだ。
これが今の自分の土日だ。
「休みなのに全然休んでないよね」と、妻にはよくあきれられる。
実際、ごろごろしたい派の人間からすると、理解しがたいらしい。
以前の記事で、休日に完全に止まると月曜に反動が来る「回遊魚プログラム」について書いた。
今のルーティンは、あの続きにあたる。ただ当時はランニングと妻との外出、AI勉強くらいだった。
そこに副業の作業とセミナーが加わって、動く範囲がひとまわり広がった。
平日の働き方そのものが、変わってきた気がするのだ。
管理職という立場は、平日ずっと判断を求められ続ける仕事だと思う。
部下からの相談、上司への報告、AIが出してきた提案への可否判断。
土日に完全に思考を止めてしまうと、月曜の朝にその判断力の負債が一気に押し寄せてくる感覚があった。
以前はそれで月曜の午前中がまるまる潰れることも多かった。
土日を動き続けて過ごすようになってから、平日の会議中に視点が増えた。
副業で自分の商品や言葉と向き合う時間があるぶん、社内の議論を一歩引いて見られるようになった。
どこか他人事だった判断が、自分ごととして返ってくる感覚がある。
運動の効果も無視できない。
体力の土台ができているせいか、夕方に集中力がガクッと落ちる感じが前より少ない。
週末の1時間を動きに使っただけで、平日1日の後半の質が変わる。
これは走り始めてから、はっきりと感じるようになった変化だ。
もちろん、これを人に強要するつもりはない。
人によっては「ぐてーっとしないと体力が持たない」というタイプで、それも正しい休み方だと思う。
だから運動は勧めるけど、無理にはやらせない。
どちらの休み方でもいいという選択肢をもっておく、自分の中でのポイントだ。
ただ、大事なのはアクティブレストという考え方なんだと、最近よく思う。
完全に止まるより、軽く動いたほうが疲れが抜ける感覚は、走り始めてから実際に感じている。
平日と休日でメリハリをつけること自体が、ひとつの休み方なんだと思う。
土日のAI勉強も、根を詰めて何かを習得しようとしているわけではない。
気になったツールを触ってみて、これは自分の仕事や副業に使えそうか、なんとなく試すだけだ。
そのゆるさがちょうどいい負荷になっている気がする。
副業の成果物づくりも同じで、平日にはできない試行錯誤をゆっくりやる時間として使っている。
土日に何もしないことが正解の人もいれば、動き続けることが正解の人もいる。
自分にとっては後者だった、というだけの話だ。
副業を始める3年前までは、自分も休日はごろごろする派だった。
何かを動かし始めたことで、休み方まで変わったのかもしれない。
もし今の休み方でも疲れが抜けきらないなら、一度、動いてみる方を試してみてほしい。
逆に、動きすぎて疲れているなら、止まる勇気も必要だと思う。
大事なのは、自分に合った休み方を自分で選ぶことだ。
どちらが正解かは、他人が決めることではない。
土日の過ごし方は、家庭ごとに事情も価値観も違う。
自分の場合はたまたま、動き続けるほうが平日にも良い影響が出ているというだけだ。
それでも、休み方を一度見直してみる価値はあると思っている。

あなたは土日、動く派ですか。それとも止まる派ですか?
和泉澤 裕(いずみさわ ひろし)
40代・都内IT企業の中間管理職。
「テック×ライフ」をテーマに、忙しさの中でも人生の時間を取り戻すために、思考・判断・生活をどう削るかを、実体験ベースで書いています。
