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【授業DX】察話の“栞”ず“広がり”を可芖化しお共に創る 察話型ICT支揎ツヌル「コトポス」のWordcloudで支揎する孊びの堎



出そろった意芋が぀くる話し合いの方向性

䞊のnoteの続きになりたす。
教宀で行われる話し合い——それはしばしば、倚数掟の声に支配されお、いわゆる「定圢解釈」が繰り返されおしたいがちです。しかし、その裏偎には、小さな声、新しい気づきがひそんでいるでしょう。

ICTツヌル「コトポス」にはリアルタむム分析の䞀぀に、
Wordcloudワヌドクラりドが実装されおいたす。

これを䜿えば、生埒たちが発した “栞ずなる蚀葉” ã‚‚ “広がるアむデア” も芋える化でき、その䞡方から出発しお 共に新しい考えを創り䞊げる孊びの堎 をデザむンできたす。この蚘事では、その仕組みず䟡倀、そしお実践のポむントを具䜓的に述べおみたす。


コトポスを甚いた授業では、参加するみなさんが意芋を曞いお投皿したす。䞀人䞀台の端末を持っおいるので、それを掻甚したす。
なければスマホでも倧䞈倫です。

投皿された意芋はすべお、コトポスの掲瀺板に、以䞋のように衚瀺されたす。
䞀郚をお目にかけたす。

意芋の前にはディスプレむネヌムがあり、本名は衚瀺されたせん。
これで
投皿された意芋に集䞭するこずができるでしょう。
誰が蚀ったかずいった詮玢はなくなりたす。倧事なのは、意芋そのものです

コトポスの掲瀺板


くどいですが、
曞くこずは蚀葉にするこずであり、
蚀葉にするこずは考えるこずです。

意芋を聞くのでは、聞き逃したり理解が远い぀かない堎合があっおも、
曞かれた文章を読むこずで、それを回避できたすし、理解も深たるでしょう。

それは自分の意芋ずは違う意芋を、聞き届けるずいうこずでもありたす。

しかも、コトポスの掲瀺板は、ご芧の通り、すべおの人の意芋が平等に衚瀺されたすので、優劣もなく、ひずりひずりの意芋が察等です。
衚瀺の䞊䞋は投皿のタむミングでしかありたせん。
すべおの意芋はフラットなのです。

それらすべおを読んで受け止めおいくず、䌌たような䞻匵が出おいるこずに気づきたす。

ずりわけ、小説の読解でテヌマに぀いお話し合うず、読みの定石ずでも蚀うのでしょうか
「定圢解釈」があるかのように、倧半を占める堎合がありたす。
道埳的で、たるで â€œæ­£è§£â€ があるかのようです。

それはそれずしお、いずれにしおも、「定型解釈」に類する内容を曞くこずができれば、若干の違いはあっおも、理解はそんなに難しくなく、盞互にわかり合えるでしょう。

これが倧半を占めるずすれば、話し合いの〈堎〉は、そのテヌマに぀いお論議されるこずになるでしょう。そうするず、それが栞コアずなっお、話し合いの〈堎〉の方向性は決たっおいきたす。
蚀い換えれば、みんなの意芋の䞭で倧半を占める内容がコアずなり、方向性が自然ず決たっおいきたす。

いわば、倚数掟の意芋が方向性を決めるのです。

そうした「定型解釈」的な意芋がテヌマずしお出おくれば、扱っおいる小説の読解にずっお、おそらく䜕ら問題はないでしょうし、むしろ、読み取られるべきであり、望たしい内容になっおいるかもしれたせん。

こういう方向性になっおいけば、教える偎ずしおも、
ずくに修正を加える必芁もない

ず蚀えそうです。


が、やっぱり蚀えたせん。

この倚数掟の意芋で決たる方向性は、
きっず、それに含たれない意芋を、ないがしろにしおしたうからです。

たったひずりだけが曞いた意芋であったなら、読み飛ばされお、忘れ去られおしたうかもしれたせん。

倚数掟に埋もれる少数の意芋です。

読み取るべき、正しいテヌマを孊がう

倚くの人もちゃんず曞いおいるよ

みんなもそう蚀っおいるよ

ず蚀っお枈たせるこずが、
いわゆる暎力的だずいうこずは蚀うたでもありたせんが、
それは珟実でもありたす。

しかしながら、たったひずりの意芋でも、それが話し合いの〈堎〉にあるこず、

倚数の意芋によっお決たっおいった方向性にそぐわないからずいっお、

それをなかったこずにできるでしょうか

確かに、ヌヌ発蚀を聞いたヌヌのであれば、聞き逃すこずもあり埗るかもしれたせん。

ですが、意芋が衚瀺されおいる掲瀺板を読んでいる以䞊、

読み逃したずいうわけにはいかないでしょう。

でも、こちらの発想のなさのせいで、
読んだにもかかわらず、
気に留めるこずができなかったずいうこずもあり埗たす。

決しお読み逃しおはいないのです。

ただ、芖点が違うために、
結果的になかったこずにしおしたうずいう可胜性は間違いなくあるのです。


話し合いで、掻発に意芋が出るこずはすばらしいこずです。
たた、党員が意芋を口頭で述べられる環境が敎えられるこずもすばらしいです。

それでも、倧半の意芋が話し合いの〈堎〉を支配し始めたずきに、
それに埋もれ、眮き去られる少数の意芋があるこずを、気に掛けおいたいものです。


話し合いの〈堎〉の蚈量的なリアルタむム分析

ICTツヌル「コトポス」の蚭蚈思想に぀いおの蚘事では、

そこにいられるこず、認められるこずによっお楜しくなるこず

に぀いお、蚀及しおきたした。

すごいねずか鋭いずか蚀われるず、嬉しいもので、
だから頑匵っちゃったり䞀所懞呜になったりしたすよね。

そこにいるこずの意味があるからです。

それを螏たえるず、
たずえ、たったひずりでも、そこにいるこずが圓たり前
ずいう認識に至るためには、

倚数の意芋だけでなく、
少数の意芋があるこずにも
気配りをするこずが必芁になりたす。

そのための方法の䞀぀ずしお、
コトポスでは、wordcloudを甚いた蚈量的な分析を実装したした。
それに思い至ったのは、コロナ犍のずきでした。

SNSで぀ぶやかれた蚀葉の倚さを蚈量的にずらえお、
その傟向を可芖化しお、ニュヌスなどでわかりやすく流しおいたした。
その際に䜿われたのが、wordcloudでした。


今でもよく芋かけたす。
倚く぀ぶやかれた蚀葉ほど出珟頻床数が高くなりたす。
それを倧きく衚瀺するので、
盎感的に理解しやすいデザむンです。

これで今䜕が栞コアなのか、盎感的に把握するこずができたす。

コトポスも、wordcloudを䜿っお分析を行いたす。
掲瀺板に衚瀺されたすべおの意芋を捉えお、
蚈量的に分析し、話し合いの〈堎〉の蚀葉の傟向を衚瀺したす。
衚瀺䜍眮は、掲瀺板の䞋です。

党員の意芋が出そろったずころで、リアルタむムで分析しお衚瀺したす。
ですので、参加者党員で共有できたす。

原則的にwordcloudは、倚く぀ぶやかれたり曞かれおいる蚀葉語の単䜍を倚い順に捉えお、衚瀺したす。

話し合いの䞭心は䜕か、栞コアずなっおいる蚀葉を盎芳的に把握できたす。


以䞋に、䞭島敊「山月蚘」に぀いお、

李城の告癜の意味に぀いお

ずいうテヌマでシミュレヌションした意芋15人分の
wordcloudの結果を貌り付けたす。
wordcloudをデフォルトで導入するず、蟞曞の関係で、李城が李城に別れおしたうので、再結合のコヌドを組み蟌んでいたす

話し合いの意芋ずしお出された倚数の意芋を瀺す Wordcloud


さきほど述べたした話し合いの〈堎〉の方向性が衚れおいたす。
話し合いの䞭心を成す栞ずなる特城語が倧きく衚瀺されおいたす。
これが倧半の意芋であり、それが自然ず話し合いの方向性を決めおいるのです。

ただし、これだず眮き去られる少数の蚀葉を掬い取れないこずになりたす。

そこで、wordcloudで捉える語の倚い順を逆転させお、

少ない順に倧きく衚瀺するずいうコヌドを加えお、

少数の意芋の語の結果も衚瀺するようにしたした。

以䞋です。

話し合いの意芋ずしお出された少数の意芋を瀺す Wordcloud


図は二぀になりたす
が、

倚い語ず少ない語で察比的な図瀺ができたす。

出珟頻床数の高䜎です。


芖芚に蚎えおきたすので、
自分が参加しおいる〈堎〉の蚀葉の傟向を
盎感的・感芚的に把握するこずができたす。


この分析が瀺されるこずで、
意芋を投皿した参加者は、
自分たちが䜜っおいる孊びの〈堎〉が、

自分たちの蚀葉で、

いた・ここに創り䞊げられおいる

ずいう実感を埗られるのではないでしょうか
意芋の投皿に぀いお、そしおそれらの関係性を感芚するのです。

wordcloudによる盎感的な感芚的把握は、厳密な分析には適さないずいう意芋がありたす。

コトポスでは分析が目的ではなく、

〈堎〉の蚀葉の傟向を知り、眮き去りにしないこず

に配慮できれば十分ですので、

芋おすぐわかる、

盎感的に把握しやすい、

これに重きを眮きたす。

倧事なのは話し合うこずです。分析ではありたせん。

぀いでに蚀っおはなんですが、
たぁ芋おいるだけでも、なんずなく楜しいし、
あれこれ考えられる点で
wordcloudは、優れた衚瀺方法だず感じたす。
぀い倧きさを芋比べたり察比したりしたせんか

ずは申したしおも、
やはりオモシロおかしいのは到底ムリです。
楜したせおはくれたせん。


けれども、どうなっおいるかな

ずちょっずでも思っお぀の図をみおみる。

䞻䜓性の始たりです。

そこに楜しいなずいう思いが芜生えたら、
知的䜜業はもう始たっおいたす。

wordcloudでもそういった䜓感をしおもらえるのではないでしょうか。

可芖化は、意芋を読んで、聞いおずいうだけではないので、
䜓感的に有効だず考えたす。

なお、wordcloudで図瀺される蚀葉がどの皋床の頻床で登堎しおいるのか、
根拠も必芁でしょう。

そのために、グラフも衚瀺したす。

特に、Wordcloudの機胜䞊、出珟頻床の䜎い語に぀いおは、倧きさだけでは蚈れないずころがあるので、このグラフずあわせおみおもらう必芁がありたす。

Wordcloudに衚瀺された語の䜿甚頻床グラフ
青が頻床高の語オレンゞは頻床䜎の語黄緑は頻床高ず䜎で重耇しおいる語

掲瀺板で意芋を衚瀺するだけでなく、
リアルタむムで分析しお、話し合いの傟向を知るこずができるように
コトポスではしおいたす。

せっかく教宀ずいう空間に集たったのです。

そこでは、蚀葉考えを盞互に亀わせるのです。

しかも、䞀人䞀台のITデバむスを持っおいる。

繋がるデバむスずしお掻甚できたす。

個々の孊びも重芁ですが、
それず同じくらい、
みんなで話し合うこずも重芁です。

ただし、党員が自分自身の蚀葉で意芋が蚀えるこず、
それを区別なく䌝え、聞き届けられるこず、
それが肝心ず考えたす。
コトポスはその実珟のための提案です。


察比的なwordcloudが芋せおいるこず


ずころで、䞊の2぀のwordcloudをご芧になっお、䜕が考えられたすか



👉 「山月蚘」では、構造的に同じ「䞭心呚瞁」が読み取れたす。
「山月蚘」読解李城の苊悩に共感するほど、他者を忘れおしたう構造



倚い語頻床高ず少ない語頻床䜎ずいう図の察比から、
興味深いこずが芋えおいたす。

倚い語の方にあるのに少ない語の方にも同じような語がある。
自分ず自身など。
䞀方で、頻床䜎にしかない語がやはりある。
劻子ずか家族など。

こうした指摘を通じお、話し合いができれば、
「定型解釈」で事足れりずしない限り、
䞭心ずなるコアな蚀葉に、頻床䜎の蚀葉を加えられる考えを
芋出すようになるでしょう。

叀めかしい蚀い方かもしれたせんが、
話し合いの䞭心ず呚瞁を合わせる捉え方、
それを可胜にする蚀葉衚珟は䜕か。

それはただ、どの意芋にも曞かれおいたせん。
みんなで話し合うこずになりたす。
それは、共に衚珟を創る探究ずなるでしょう。

その時、すでに栞コアは広がりを芋せおいるのです。
䞭心が呚瞁を䜜るのですが、その呚瞁を䞭心ず合わせるこずで、
新しい探究〈気づき〉があるのです。

倚い意芋ず少ない意芋ず。


これを合わせた先に芋える〈気づき〉、その探究の先には䜕があるのか
次回はこれに぀いお曞いおみたいず考えおいたす。

長くなりたした。
ここたでお読みいただき、今回もありがずうございたす。


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