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不安・恐怖がつきまとう精神疾患『全般性不安障害』とは。

こんにちは、みもです。

今回は、私も長年悩まされている
『全般性不安障害』について解説します。


(動画でご覧になりたい方はこちら↑)


◆全般性不安障害とは?


全般性不安障害とは、毎日の生活の中で極度の心配や不安を感じてしまう精神疾患です。


たとえば、

特に思い当たることもないのに突然
「自分は仕事をクビになるのではないか」
「全財産を失ってしまうのではないか」
と不安になる


本屋に入ると
「本棚が倒れてきて押し潰されるのではないか」
道を歩いていると
「車が歩道に突っ込んでくるのではないか」
と考えて、動悸がしてくる。


家族がいつも帰ってくる時間に帰ってこないと「事故に遭ったのでは」
「事件に巻き込まれたのでは」
と不安になって鬼電してしまう


といった、極端で耐えがたい不安が日常的にわいてくる症状です。

私自身も10代からこのような症状があり、
特に『死』に関する不安が強くあります。

「すれ違った人に突然刺されるのでは?」という妄想が止まらず、外出時は致命傷にならないように常に首にストールを巻いていた時もありました。


誰でも「死への恐怖」というものは持っていると思いますが、

それが起きている間中つきまとい、どこに行くにも安心できず、吐き気や動悸がして苦しくなってくる。

「寝ている間に誰かが侵入してくるんじゃないか、息が止まってしまうんじゃないか」

と不安で、まともに睡眠が取れないなど、
とても苦しい思いをします。


◆全般性不安障害の症状


全般性不安障害は、
精神疾患の不安障害の一種です。

不安障害には、
公共の場やエレベーター内などで発作が現れる『パニック障害』や、

人と話すことや注目されることに強い抵抗を感じる『社交不安障害』などがありますが、

他の不安障害は特定の状況で起こりやすいのに対し、全般性不安障害は場所に限らず、日常的に強い不安感が続くのが特徴です。


症状は不安感の他に、

極度の緊張状態から来る
動悸、吐き気、頭痛、めまい、
注意散漫、疲れやすい
といったものが挙げられます。


◆全般性不安障害は気づかれにくい


全般性不安障害は他の精神疾患に比べて知名度が低いうえに、「心配性な性格なだけ」と思われがちで、周りも本人も気づきにくい傾向があります。


私も子供の頃から繊細で神経質だと言われていたので、不安になりやすいのもただの性格だと思っていたし、

毎日事故や事件、ヒグマのニュースが報道されているので、

死が怖くなるのは当たり前のことで、不安障害だなんて思ってもいませんでした。


しかし周りにこの不安感を話すと
「考えすぎだよ!」
「そんなこと起こらないって!」
と鼻で笑われがちなのは、

「こんなに毎日事故や事件のニュースが流れてるのに、なんでみんなそんな能天気でいられるの!?」と違和感がありました。


◆「心配性な性格」との違い


「ただの心配性と全般性不安障害がどう違うのかわからない」という人も多いかと思いますが、

不安になった時に
激しい動悸などの身体症状が出る
極度の心配から眠れない
事故に巻き込まれるのが怖くて外出できなくなるなど、

日常生活に支障をきたしている状態が半年以上続いていると、全般性不安障害である可能性が高いでしょう。


◆全般性不安障害になりやすい人


全般性不安障害になりやすいのは、

遺伝的・環境的要因の影響から
ストレス耐性が弱い人

身近な人の死など
ショッキングな出来事を経験している人

神経質、完璧主義、感受性が高い
といった性格の人
と言われています。


ちなみに私はADHDという発達障害を持っていますが、このADHDがまた全般性不安障害を加速させている部分があると感じます。

私はADHDの特性から忘れ物をしたり、火の元を消し忘れたりということを日常的にやってしまうので、確認行動を徹底的にやります。

家を出たあとに「火の元の確認し忘れた!」と思うと、朝に火を使っていなくても家に戻らないと不安でたまらなくなります

「自分はADHDだから、ポンコツだから自分を信用できない!」という気持ちがとても強いことが、私の中の不安感を増大させているように感じます。


◆全般性不安障害を治す方法


全般性不安障害を改善する方法として、最も重要なのはやはり通院治療だと私は思います。

私は長年精神疾患があり、寛解したり、薬を飲んだりを繰り返していますが、抗うつ薬を飲んでいる期間は不安が少なくなると感じます。

元々心配性なので不安がゼロになるわけではありませんが、

目に入るものすべてが死に結びついてしまうとか、吐き気を催すほど不安になってしまうということは少なくなりました。


◆“経験”を増やすことも不安の解消に


私が抗うつ薬の他に全般性不安障害が軽減されるきっかけになったと感じているのは、“経験”です。


私が20代の時に、地元が台風の被害に遭いました

電柱が折れたり、お店の窓ガラスが割れたりしましたが、人が亡くなるようなことはありませんでした。

しかし、その後のライフラインが止まったことが大変でした

電気が1週間使えず、夏なのにクーラーはつかないし、冷蔵庫も使えない。
食料を買いに行こうとするも、冷蔵品はなく、火や水を使わずに食べられるものはどこも売り切れで、みんな食料を探して道は大渋滞。

あの時はとても大変でした。

いつも私は台風がくると、
「家がつぶされたらどうしよう、
洪水で家が流されたらどうしよう」
ということばかり考えていました。

しかし命を守ることももちろん重要ですが、それだけじゃなく、ライフラインなどもっと身近な問題にも目を向けるべきだったと気づきました

「私は広い視点を持てていなかった、
私の不安は飛躍しすぎだったかもしれない」

あの時自覚しました。

その頃から私は、なんでも死に結びつける症状が少し落ち着いて、もっと現実的なことにも目を向けられるようになったなと感じます。


他にも、私は長年
「海外旅行なんて怖すぎる!絶対無理!」
と思っていましたが、

元バックパッカーの夫と出会い、一緒に旅行に連れていってもらうようになって、今では怯えずに海外に行けるようになりました。
(治安が良いところ、という条件は外せませんが)


不安は視野を狭くします。
そこで「経験を増やす」ということは、不安を取り払っていくのにとても有効な方法だと思います。

とはいえ、精神疾患により「外に出れば死の可能性がある」と思い込んでいる中で、無理に経験を増やそうとするのは、かえって不安障害が強まる危険性があります。

全般性不安障害はれっきとした病気なので、まずはメンタルクリニックや精神科への受診を検討することをおすすめします。


◆“不安”とうまくつきあえるように


不安の感情というのは、デメリットばかりではありません。

私も常に災害や事故を気にしているからこそ身の安全を守れていますし、

仕事でも「ちゃんとこなせるか不安」という感情から何度も何度も練習して、対応しています。

このように不安には原動力となる部分もあるので、不安とうまく付き合っていくことも大事なことです。


しかし、極端に情緒不安定になってしまったり、震えが止まらない、動悸が止まらない、といった全般性不安障害の症状が出ている場合は、疾患自体を治さないと改善は難しいと思います。

ですのでくり返しになりますが、
まずはメンタルクリニックや精神科に相談し、疾患の治療をすることを推奨いたします。 



全般性不安障害はあまり知られていない病名なので、「初めて知った」という人も、

「自分にすごく当てはまる、これは精神疾患のせいだったのか」と新たな発見をした人もいるかもしれません。

この記事が、読んでくれた方の新たな視点を持つきっかけとなれば嬉しく思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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みも@ADHD×HSP 社会不適合の私が自分の強みを生かしながら、自分の力でお金を稼げるようになるために挑戦し続けています。チップで応援していただけると励みになります!