俺のチャーハン🔥② #25
平和島のオアシス
今日もチャーハンが好きだ!
そしてこれは、以前書いた兆徳のチャーハンに続く第二弾になります。
今回紹介したいのは、大田区平和島にある「 中華けいこ 」のチャーハンです。
店構えはいわゆるThe・町中華。
派手さはないけれど、暖簾をくぐる前から「 ここは間違いないな 」と思わせてくれる安心感がけいこの店構えにあります。
席に着くと、店主の大きな声が店内に響く。
「お疲れ様でーす!」
これがまた、とにかく元気がいい。
この一言を浴びるだけで少し背筋が伸びるというか、元気をもらえます。
仕事終わりに来たら、なおさら沁みるのです。
この店で注文するのは、けいこに行くと決めたその時から決まっています。
それは、ラーメンと半チャーハンのセット(990円)。

そしてまず言いたい。
この店の半チャーハンは、まったく“半”じゃない。

運ばれてきた瞬間に思う。
「 これ、普通のお店なら一人前だよな? 」
そう感じる量が、何の説明もなく半チャーハンとして置かれる。
チャーハンのタイプはしっとりチャーハン。
油が前に出すぎず、でも味はしっかり。
米一粒一粒にきちんと味が染みていて、レンゲが自然と口元へ進みます。
特別な具材が入っているわけではない。
だからこそ、毎日でも食べられそうな、町中華の理想形みたいなチャーハンだ。
ラーメンもセットだからといって全く気を抜いていません。
素直で、どこか懐かしいスープ。
チャーハン→ラーメン→チャーハンの無限ループがここに完成し、あまりにも心地いいのです。
店の近くにはボートレース場があり、レース前後にはボートレース好きの方たちがよく訪れています。
そういう客層も含めて、このお店の空気を作っている感じがします。
そしてこの店主さん、実はかなりの野球好き。
野球シーズンになると、店内のテレビでは野球中継が流れています。
私は大の野球好きなので、美味しいチャーハンを食べながらみんなで野球観戦ができるこの空間がたまらないのです。
店主は野球以外にも常連さん同士の会話、初めて来たであろうお客さんの話題、そのすべてに耳を傾け、的確に合わせて会話を広げ、店内を盛り上げながら、気づけば厨房に入って調理の補助までこなしている。
それでいて、お客さんのお茶が少なくなりそうになると、必ず気づいて注ぎに来てくれる。
正直、どういう動線で動いているのか分からない。
でも、店がちゃんと回っている。
ちなみに野球はおそらく横浜ファン。
これは確証はありませんが、会話の端々から多分そう思われます。
これだけ食べて、これだけ居心地がよくて、990円。
昨今の物価高の時代に、この満足感は本当にありがたい。
兆徳のような名店のチャーハンももちろん大好きだけれど、
「 中華けいこ 」のチャーハンはもっと生活に近い場所にある。
平和島という街に、こういう町中華があること。
何も構えずに、美味しいチャーハンとラーメンを食べられること。
それだけで今日は少し良い日だったな、と幸せに思える。
またきっと、何度でも足を運ぶ。
チャーハンと店主へ会いに。

本日もご拝読いただき、ありがとうございました。
