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3Dマリオメーカーはパンドラの箱か?ゲーム業界に絶望を振りまくのか?

ついさっき、3Dマリオメーカーを作るための基礎技術ができたと記事にしました。

で、大半の方は3Dマリオメーカーと聞いて、こう思ったかもしれません。
え?そんなものが作れるのなら100億円も200億円もかかるゲームの開発費問題を完全解決してゲームクリエイターは皆ハッピーになれるのでは?」と?(私だけかもしれませんが)

その上で、個人的に何年も生成AIと開発費問題について研究していた私の見解を言います。

多分誰も幸せにならない可能性が高い。


1.まず、イラスト生成AIで金持ちになった人がいない。

別の記事にも書きましたが、イラスト生成AIで金持ちになった人は今のところ、私が知る限りいません。

これは「イラスト生成AIはビジネスとして成り立たない」ということを示唆しています。生成AIで作ったイラストは誰も見ず、お金が支払われません。
で、3Dマリオメーカーで同じ問題が起きるわけです。つまり、3Dゲームを1日で作ったはいいが、誰も遊んでくれず、売れもしない、というわけです。
3DCG生成AIと動画生成AIにも同じ問題がある、と言えます。

2.開発費問題が解決した次は過当競争による売上崩壊が待っている

一体どういうことかというと、開発費問題が解決した次は過当競争による売上崩壊が待っているのです。
どういうことかというと、いくらコストを破壊して名作を量産しても希少性が無いので誰も買わず、売れないというわけです。

これはファイブフォース分析やミクロ経済学の思考実験である完全競争市場など、古典的な経済学及び経営学の理論でほぼ完全に証明されています。

つまり、開発費そのものが一定の売上を保証している装置(※利益ではない)になっていたが、その装置が完全に壊れてしまう、というわけです。

実際に今のゲームはインディーゲームを含め、1年に1万本から2万本以上新規タイトルが発売されていると言われます。
PS1ですら10年程度で新規タイトルが7000本程度だと言われていることを考えると、明らかに異常な数といえ、経済学史上「こんなの理論上でしかありえないよね」と言われ続けた完全競争市場が本当に現実として出現してしまった、とすら言えます。

3.じゃあなんで作ったんだよ

じゃあ、お前は何でそんなものを作るための基礎理論を作ったんだ?」と突っ込まれるでしょうが、個人的な事情というものがあります。

まず、感情として3Dマリオメーカーを死んでも作りたかった、夢を叶えたかったというのが一つです。

だって、PS1とニンテンドウ64の時代を考えてみてくださいよ。
ほぼ間違いなくゲームクリエイターになりたいと思っていた小学生が「ゲーム作りってこんなにお金がかかってしまう・・・これでは好きな物は作れない」と現実を知って絶望し、皆夢を諦めていた時代ですよ?

なら、「この問題を絶対に解決したい。そうすれば皆幸せになれる」という人間がいてもおかしくないじゃないですか。
(まぁ、その後、研究途中で裏切られたわけですが、止まらないのが人間という物です。)

もう一つの理由としては私がやらなくても誰かが勝手にやってしまう、ということです。実際にGoogleやMetaなど多くの企業が3Dマリオメーカーに繋がる3DCG生成AIに大規模な投資を行い、研究している時代です。

なら私がやらんでも誰かが勝手にやってしまいます。違いは私がやるか、他人がやるかだけです。

4.幸せになるとすればゲーム業界以外の分野の人間か?

もし、仮に幸せになる人間がいるとすれば、おそらくゲーム業界以外の実用方面で3Dモデルを作る人間でしょう。つまり、CADデータを作る人間です。例えば、

1.建築に用いるプロトタイプ用データ制作
2.自動運転やロボットのシミュレーション
3.同じくシミュレーションによる災害対策

そう、この3Dマリオメーカーの技術、CADデータとして使えるのです。
(最もあくまでプロトタイプ用程度で実際の製造には使えませんが)
また、メタバースにおいても恐ろしいまでに役立つと思います。

この話は後日。

ついでに、おそらくこの技術は公開する予定です。というより、今のソフトウェア業界においてソフトウェアそのものを非公開にしない限り、どう足掻いても秘密にできません。この話も後日