【映画デバッグ】『プラトーン』は大人になってから観る映画
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立場が違えば見える景色も違う
子どもの頃とは違う『プラトーン』
夏になると無意識に、戦争を題材にした作品を観てしまいます。
今年は『プラトーン』
子どもの頃にテレビで観て以来。
ジャケットの写真、当時からインパクトありましたよね。
巨匠オリバー・ストーンが驚異のリアリティで描き切る、ベトナム戦争の真実
同じ小隊で対立する二人
プラトーン、小隊の意味だそうです。
さて映画を観た感想。
子どもの頃観たときと同じ、戦争の理不尽さ、残虐さ、そして人間性が壊れていく様子が描かれてます。
わずかなエピソードのなかにも、非人道的な行為を暗示していたり。
観ていてきわめてヘビーです。
「正義」だけじゃ測れない
もうひとつ、この映画は同じ部隊内、小隊内の対立を描いています。
今回、大人になってこの点に注目しました。
バーンズとエリアスというそれぞれの軍曹。
この2人がバッチバチにぶつかり合うんですね。
バーンズは勝利と仲間の生存を最優先する現実主義。
エリアスは戦場でも規律や人道を守ろうとする理想主義。
理想は同じ、立場が違う
映画はエリアス側に感情移入しやすい作りになっています。
でもこれ、大人になって思うんですが、戦場下でも正義を貫こうとするエリアスが100%正しいんでしょうか。
たとえば戦争について。
戦争なんてないほうがいい。
平和なほうがいい。
たぶん世界中の大多数がそう願っているはず。
でも、平和な場所にいる人と、命の危険が目前にある人では、ラブアンドピースのためのアクションは異なります。
いまどのポジションの話なのか。
今いる場所での最適解を話し合うべきなんだけど、議論する人たちのそれぞれのポジションが実は違ったりする。
向かいたい方向は同じ。
でも立っている場所が違う。
だから話が噛み合わない。
それぞれの立場を理解する
職場、学校、家庭のなかで。
身近なところで意見がぶつかることなんて、しょっちゅう。
話せばわかる、んじゃなかったっけ?
いや話せば話すほど話がかみ合わないのはなぜか。
アイツ、おかしくない?
それとも、おかしいのは自分のほう?
なんて堂々巡り。
それ、ひょっとしてお互いの立ち位置が違うだけ。
それぞれが別ルート経由で、同じ目標・ゴールを目指しているだけなのかも。
相手を理解するには。
まず自分と相手がそれぞれ、今どこに立っているのか。
そして、どこへ向かおうとしているのか。
一度立ち止まって俯瞰してみる。
それぞれの立ち位置の確認こそがスタートラインなのかもしれません。
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