【第2の人生|私の仕事観】③介護仕事 はじめての現場
【第2の人生 私の仕事観シリーズ】6回でお届け予定の3回目♪
①金融業界から介護の道へ
②まずは介護の資格をとろう!
■ 訪問介護の世界
研修中、主催している会社が実際訪問している現場同行もカリキュラム。
現場で働くスタッフの方に色々質問が止まらない私
・1日どれくらい回るんですか?
→「1日6~10件よ!人が足らなくて困ってるからぜひ入ってね。今日同行したところは、マシなほうだからね。生活保護世帯とか、もっとヒドイところ沢山あるんだから」
・何でこの仕事に?
→子育てしてて、時間に融通が効く、しかもこの歳(50代)でどこもないよ。。
そうだよな、人手不足だもんな。。。正直テンションは少しダウン
■ スカウトメール
そんな中、ハローワーク経由でスカウトがきました。小さな地元密着の介護保険外サービスを専門とする会社。近所のフードコートで気軽な面談。
40歳くらいの若いママさん。3歳の子どもを育てながら、たった一人で会社を立ち上げ、その話を聞いて、私は「すごいな、応援したい」と素直に思いました。
■ 介護保険外というサービスの魅力
掃除、買い物、料理、通院の付き添い、庭掃除まで。
頼まれる内容はさまざまでしたが、一つひとつ丁寧に、笑顔でこなしていくことが楽しかった。
最初は週に1件だった依頼も、少しずつ増えていき、気づけば顧客7名、活動件数77件に。お年寄りの方々との会話や、「ありがとう」という言葉に支えられる日々でした。
■ やっぱり組織次第
ただ、その一方で、少しずつ小さな違和感も生まれていきました。
代表から届くLINEのメッセージ
「〇〇さんにはこう言ってください」
「報告書の書き方が少し違います」
(AIの時代、病院付添など音声許可申請して文字起こしでいいんじゃないですか?→ダメです)そんな些細な指示の積み重ねが、いつの間にかプレッシャーに。
私の適当さ加減を心配したのか、終わる頃、毎度利用者さん宅で待ち構えたり、付いてきたり、どこか監視されているような感覚。
私は、相手の気持ちを感じながら動くタイプ。マニュアルよりも、その人の“今の表情”を大事にしたい。だから、指示通りに動くだけの介護に、少し息苦しさを感じていました。
もちろん、代表にも思いがあったのだと思います。一人で立ち上げた会社を守るために、一つひとつの仕事の質を確かめたかったのかもしれません。
■ 信頼の関係
でも私は、“信頼されながら自由に動ける関係”を求めていました。だから、だんだんとその関係はすれ違い、ある日を境に、私たちはお互いの道を歩くことになりました。
別れは決して悪いものではなかったと思います。むしろこの経験を通して、
「私はどんな人と一緒に働きたいのか」
「どんな関係を築きたいのか」
その輪郭が、はっきりと見えてきたのです。
私は“管理される関係”ではなく、“信頼でつながる関係”の中で働きたい。そう心の底から思いました。
約10か月の活動を終了。濃くて、学びの多い時間でした。介護の仕事は、技術や経験も大切だけれど、いちばん大切なのは、「人と人との相性」。
この体験があったからこそ、私は次に出会う場所で、本当の意味で“自分らしい働き方”を見つけることになります。
※タイトル写真は、昨年秋に行った新宿区「若松河田駅」直ぐにある小笠原伯爵邸 。素敵です!
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