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婚活では髪型が大事なので、美容室トラウマの僕が30代になって克服した話

今回の記事は、婚活では髪型が大事だという話です。
同時に、美容室に苦手意識があった僕が、婚活をきっかけに少しだけ勇気を出した話でもあります。
僕は中学生の頃に美容室で嫌な思いをして以来、30代になるまで美容室へ行けませんでした。
自分で髪を切って大失敗したこともあります。
そんな僕が、1000円カットで少しずつ美容室に慣れ、最終的には予約制のメンズ美容室へ行けるようになるまでの話を書いていきます。

🔶髪型がずっとキマらなかった🔶

正直に言うと、髪型については今でも試行錯誤中です。
自分に一番似合う髪型が、完全にわかっているわけではありません。美容室で切ってもらっても、「これが理想の髪型だ」と思えるところまでは、まだたどり着いていません。
それでも、昔と比べればかなりマシになりました。
婚活を始めてから、髪型は顔の印象や清潔感を大きく左右するものだと実感するようになったからです。
服装を整えても、髪が伸びきって横に広がっていると、どこか野暮ったく見えます。
反対に、髪を切って形を整えるだけでも、顔まわりがすっきりし、「ちゃんと身だしなみに気を使っている人」に見えやすくなります。
髪型だけで急にイケメンになれるわけではありません。
でも、婚活で女性に会うなら、少なくとも何もしていない状態のままではいけない。
そう考えるようになりました。

🔶僕の髪はよく伸びるしよく広がる🔶

僕の髪は、かなり扱いにくい方だと思います。
剛毛。
多毛。
強いクセはない。
でも、横に広がる。
しかも僕は丸顔なので、髪が横に広がると、顔がさらに丸く見えてしまいます。
富士額もありますし、最近は生え際が少しM字になってきたことも気になっています。
髪型に自信がない人間からすると、なかなか難しい条件がそろっています。
この髪質は、大人になって急に変わったものではありません。
小学校低学年の頃から髪の量は多く、高学年になる頃には、今とそれほど変わらないくらい硬くて広がりやすい髪になっていたと思います。
何もしなくても自然に形が整う髪ではありません。
伸びてくると横が膨らみ、全体が重たくなります。
だから本当は、定期的に美容師さんへ相談しながら整えてもらう方がよかったのでしょう。
でも、僕には美容室へ行けない理由がありました。

🔶中学生の初美容室でトラウマになった🔶

少しだけ、昔の話を聞いてください。
子どもの頃から床屋で髪を切っていた僕は、中学生のとき、母親に連れられて初めて美容室へ行きました。
全国展開している、比較的安い美容室だったと思います。
当時の僕にとって、美容室はオシャレな人が行く場所でした。
少し緊張しながらも、
「美容室に行ったら、少しはカッコよくなれるかな」
と期待していました。
でも、現実はまったく違いました。
先ほど書いたとおり、僕は小さい頃から剛毛で、髪の量もかなり多いです。
担当した美容師さんは、僕の髪を何度もすいていました。
中学生だった僕には、その美容師さんが、とても大変そうで、少し迷惑そうにしているように見えました。
当時、僕の家にはあまりお金の余裕がなく、母親は「カットだけで大丈夫です」と伝えていました。
ところが、大量に髪をすいたため、切った毛が頭にかなり残っていたのだと思います。
美容師さんから、
「お代はいりませんから、お願いですからシャンプーしてください」
と言われました。
僕は言われるままシャンプーをしてもらい、気まずい空気のまま、母親と二人で家に帰りました。
美容師さんにどんな意図があったのかは、今となってはわかりません。
ただ、中学生の僕は、
「自分のようにオシャレでもなく、髪の量が多い人間が来たから迷惑だったんだ」
と受け取ってしまいました。
美容室は、オシャレな人が行く場所。
僕のような人間が行ってはいけない場所。
その出来事が強く残り、それ以来、30代になるまで美容室へ行けなくなりました。

🔶社会人になって、自分でバリカンで切り始めた🔶

そんなわけで、大学生までは床屋に通い続けました。
きちんと切ってはもらえるものの、決してオシャレな髪型ではありません。
社会人になって一人暮らしを始めた頃も、まだ給料はそれほど高くありませんでした。
床屋で切ってもらっても、短くされすぎたり、自分のイメージと違ったりして、なんとなくしっくりこないこともありました。
「それなら、自分で好きな長さに切ればいいのではないか」
そう考えた僕は、ハサミとバリカンを使い、自分で髪を切るようになりました。
当時の僕にとっては、かなりの名案でした。
今振り返れば、狂気の沙汰です。
髪をあまりすかず、全体的に重たい形にしていました。それでもワックスをつけて毛束を作れば、それなりにごまかせていると思っていました。
このセルフカット生活を、8年ほど続けました。
ところがある日、ついに大失敗します。
バリカンのアタッチメントをつけないまま、前髪に当ててしまったのです。
前髪が、見事になくなりました。
本当に、きれいさっぱりです。
「これはまずい」と思い、すぐに床屋へ駆け込み、残った髪を整えてもらいました。
しかし、なくなった前髪が元に戻るわけではありません。
当時付き合っていた彼女からは苦笑いされ、職場でも髪型の変化に驚かれました。
この失敗で、ようやく認めました。
自分で髪を切り続けるのは、やはり良くない。

🔶1000円カットで、美容室へのリハビリを始めた🔶

自分で切るのは危険。
でも、床屋ではなかなか思いどおりの髪型にならない。
かといって、美容室には中学生の頃からの苦手意識がある。
そんな僕がたどり着いたのが、1000円カットでした。
30代になり、そろそろ美容室へ行かなければと思い始めていました。
婚活をするなら、髪型も少しは整えたい。
それでも、予約をしてオシャレな美容室へ入るのは、まだ少し怖い。
1000円カットなら予約も必要なく、比較的短時間で終わります。
「ここなら、失敗してもそれほど緊張しないかもしれない」
そう考えました。
僕の中では、本格的に美容室へ通う前のリハビリのような感覚でした。
ただ、実際に行ってみると、別の問題が出てきます。
美容師さんに、どのような髪型をお願いすればいいのか、まったくわからなかったのです。

🔶「1ヶ月分くらい切ってください」では、カッコよくならない🔶

昔の僕は、髪を切るときに、
「1か月分くらい切ってください」
「少しだけすいてください」
と頼んでいました。
今考えると、かなり曖昧な注文です。
でも当時は、それ以外にどう言えばいいのかわかりませんでした。
前髪はどのくらい残すのか。
横は耳にかけるのか。
ツーブロックにするのか。
襟足はどうするのか。
髪の量はどの程度減らすのか。
普段セットするのか。
そうしたことを、自分の言葉で説明できませんでした。
美容師さんから質問されても、
「普通で大丈夫です」
「お任せします」
と答えることが多かったです。
しかし、僕の髪は量が多く、横にも広がりやすいため、「1か月分切る」だけでは、形がよくなるとは限りません。
どこに困っているのかを伝えなければ、美容師さんも何を優先して切ればいいのかわかりません。
髪型を整えるためには、髪を切ってもらうだけでなく、自分の悩みを言葉にする必要がある。
僕は少しずつ、そのことに気づきました。

🔶少しずつ自分の要望を言えるようになってきた🔶

婚活を始め、「少しでも今の自分を変えたい」と考えるようになってから、髪型についても自分なりに調べるようになりました。
そして、髪を切るときに、少しずつ自分の希望を伝えるようになりました。
「髪は少し重たい感じにして、マッシュっぽくしてください」
「横はツーブロックにしてください」
「後ろは刈り上げてください」
「前髪は、眉毛が少し隠れるくらいでお願いします」
今では、それほど特別な注文だとは思いません。
でも、以前の僕にとっては、自分の希望を美容師さんへ伝えること自体に勇気が必要でした。
変な注文だと思われないだろうか。
自分の顔には似合わないと思われないだろうか。
髪型に詳しくないことを笑われないだろうか。
そんなことまで考えていました。
それでも、曖昧に「1か月分」と頼むより、前髪や横、後ろの希望を一つずつ伝えた方が、仕上がりは自分のイメージに近づきます。
最初から専門用語を知っている必要はありません。
わからないなりに、してほしいことと、してほしくないことを伝える。
僕にとっては、それだけでも大きな進歩でした。

🔶最近、本格的な美容室に行ってみた🔶
最近は、ようやく予約制のメンズ美容室にも行くようになりました。
近所にある、カット料金が4,000円台の美容室です。
予約を入れたものの、当日までは少し緊張していました。
昔のように嫌な顔をされたらどうしよう。
髪型に詳しくないことを笑われたらどうしよう。
担当してくれたのは、かなりオシャレで、僕から見ればイケメンの美容師さんでした。
昔の僕なら、それだけで気後れしていたと思います。
でも、美容師さんは僕の髪を触りながら、何事もないように、
「今日は、どんな感じにしましょうか」
と聞いてくれました。
僕は、富士額や生え際が気になること、髪が硬くて量が多いこと、横に広がりやすいことを伝えました。
すると美容師さんは、
「それなら、ここはこうして、横はこうしましょう」
と、いくつか方針を示しながら、普通に髪を切ってくれました。
僕にとっては、その「普通に接してくれた」ということが、かなり大きかったです。
正直に言えば、切ってもらった直後の髪型も、まだ自分の理想とは少し違いました。
それでも、自分で切っていた頃や、何も考えずに床屋へ行っていた頃とは違い、
「きちんと美容室で整えてもらった髪型だ」
と思える仕上がりになりました。
今後も同じ美容室へ通いながら、前回の仕上がりをもとに要望を伝え、少しずつ理想の髪型へ近づけていきたいと思っています。

🔶美容室は、髪型が得意な人だけが行く場所ではなかった🔶

昔の僕は、美容室とは、オシャレな人や髪型に詳しい人だけが行く場所だと思っていました。
でも、今はむしろ逆だと思っています。
自分に似合う髪型がわからない。
髪の扱い方がわからない。
セットの方法もわからない。
だからこそ、美容室へ行ってプロに相談する意味があります。
いきなり理想の髪型を完璧に説明する必要はありません。
まずは、自分が困っていることを伝えるだけでも十分です。
横に広がる。
髪の量が多い。
前髪を短くしすぎたくない。
丸顔が目立つのが気になる。
朝のセットが苦手。
生え際をできるだけ目立たせたくない。
こうした悩みを伝えれば、美容師さんから方法を提案してもらえます。
髪型を整えたからといって、顔そのものが変わるわけではありません。
それでも、野暮ったさを減らすことはできます。
清潔感を出すこともできます。
人と会うときに、少しだけ自信を持てるようにもなります。
僕は今でも、自分に一番似合う髪型を探している途中です。
ただ、美容室へ行くこと自体への恐怖は、以前よりかなり克服できました。
婚活をきっかけに、女性から少しでもよく見られたいと思い、長年避けてきた美容室へ行くことができた。
それは僕にとって、髪型を変えたこと以上に大きな一歩でした。
美容室へのトラウマと向き合い、少しずつ前へ進んだ自分のことは、素直に褒めてあげたいと思います。


髪型を整えることも、清潔感づくりの一部です。
僕は婚活を通じて、清潔感とは顔の良し悪しだけで決まるものではないと思うようになりました。
髪型、口臭、体臭、服装、肌、睡眠などを少しずつ整える。
そうした日頃の自己管理が、その人の清潔感として表れるのだと思います。
婚活市場で求められる清潔感について、僕なりに考えた記事はこちらです。

この記事では、美容室が苦手だった僕が、少しずつ苦手意識を克服するまでを書きました。
ただ、美容室で髪を切ってもらっただけでは、毎朝の髪型までは整いません。
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