定線観測5 巨樹と街道
街道を歩いていると、様々な場所で巨樹に出会います。
一里塚・社寺仏閣・峠道・並木道など。
歩いていると、突然視界にぬ〜っと現れるので、その時の感動が上手く言葉で表せません。

環境省の生物多様性センターによると、巨樹巨木調査対象の基準は以下の通りとなります。
原則として地上から1.3mの高さでの幹周りが3m以上の木を調査対象とし、幹周り3m以上に育ちにくい樹種(ツバキ、マユミなど)については、3m未満でも調査対象とした。

今回紹介する巨樹は、環境省の基準には満たない場合もあるとは思われますが、今まで街道を歩いた中で印象に残る112の巨樹の画像を選び紹介します。
中山道

東京都板橋区
志村一里塚のエノキ

長野県塩尻市
平出一里塚のアカマツ

岐阜県南木曽町
国有林 男埵山のサワラ

岐阜県端浪市
大湫神明神社のスギ

滋賀県近江八幡市
若宮神社のクスノキ
寄り道 男埵山の椹
中山道 妻籠峠
長野県南木曽町〜岐阜県中津川市
2021年7月11日
中山道のクライマックス、妻籠宿と馬籠宿。
その間にある馬籠峠の途中で、神秘的な巨樹群に出会いました。

早朝の妻籠宿を独り占め。

この当時は熊被害は少なく平和でした。


馬籠峠を歩いた時はコロナ禍であったためか、人とすれ違う事がありませんでした。

石畳を上りさらに進むと、樹々の景色が変わってきます。

椹(さわら)の巨樹。
樹齢300年、周囲5.5m、高さ41m。
300個の風呂桶が作れるそうです。

神居木(かもいぎ)。
上の画像、腕の様に伸びた枝を神居木と呼び、山の神や天狗が腰掛ける場所と言われており、切るとたたりがあると信じられていました

その結果、神居木は伐採する事が出来ずに、大きく成長していると思われます。

この付近の山は、風致保護林指定国有林に指定されています。

木曽の五木と呼ばれる、明檜・檜・椹・高野槙・鼠子が生い茂り、式年遷宮の時に伊勢神宮の社殿に使われています。

峠道を越えるとそこは馬籠宿。

坂道に沿って街並みが続いています。

険しかった木曽路を越えて美濃路に入りました。
久々に目にした水田が眩しかったです。
甲州道中

山梨県上野原市
道沿いのタブノキ

山梨県上野原市
大椚吾妻神社のクヌギ

山梨県大月市
笹子峠 矢立の杉

長野県富士見市
神戸一里塚のケヤキ

長野県下諏訪町
諏訪大社下社秋宮のスギ
寄り道 矢立の杉
甲州道中 笹子峠
山梨県大月市~山梨県甲州市
2021.10.16
甲州道中の最大の難所は笹子峠。
標高は1,096m、登り始める中央本線笹子駅付近の標高が600m程度なので、標高差は400m位になります。
参考までに箱根峠は846mですが、前後の宿場の小田原や沼津は標高0mに近いので、標高差だけを見ると箱根峠の半分くらいの難易度です。

甲州道中は日本橋から西に向かい、最初の小仏峠を越えると、周りの景色が低い山々に囲まれてきます。
道は大月宿を過ぎると、笹子川沿いに少しづつ標高を上げ、初狩宿に入ると、笹一酒造の大きな建物が目に飛び込んできます。

笹一酒造では、笹子峠を越えた際に明治天皇も飲まれた、御前水を頂くことができました。
酒の仕込みにも使われているそうです。


笹子餅 みどりや。
創業は中央線の笹子トンネルが開通した1905年(明治38年)、鉄道旅客向けに販売を開始しました。

笹子峠に入ると何もないので、笹子餅を購入して昼食代わりに道中食べることにします。

先程、黒野田宿で話しかけてきた住民の方が、"矢立の杉"に必ず立ち寄るように勧められました。
どんな杉なのか楽しみです。

道がわかりずらく、急斜面ではありませんが難易度が高い峠道でした。


明治天皇御野立所跡。
この峠道を明治天皇が巡幸されたと思うと感無量です。

矢立の杉。
明らかに他の樹々とは太さも風格も違います。


武士が戦の前に、矢をこの杉に打ち立てて武運を祈ったところから、"矢立の杉"と呼ばれる様になりました。

展望台があり、人力でハンドルを回すと杉良太郎が歌った曲が流れる仕掛けがありました。


江戸時代には笹子峠の矢立の杉の麓で、笹子餅の前身と思われる"峠の力餅"が販売されていたそうです。
矢立の杉の麓で往時の旅人気分でいただく笹団子、忘れられない味になりました。

あと少しで笹子峠。
このトンネルを通過して楽をしたいところですが、旧道は山の上なので覗くだけにとどめました。


山々の景色が変わってきました。
南アルプスが近づいてきている事が実感できます。

道端に鹿の角が落ちていました。
想像以上に重かったです。

峠を越えました。
あと少しで甲府盆地に入ります。
日光道中

東京都荒川区
素盞雄神社のイチョウ

栃木県小山市
浅間神社のイチョウ

栃木県宇都宮市
智賀都神社のケヤキ

栃木県日光市
日光杉並木の並木ホテル

栃木県日光市
日光杉並木

栃木県日光市
日光杉並木
奥州道中

栃木県那須塩原市
堀越のオオスギ

福島県白河市
関川寺のイチョウとモミジ

福島県白河市
白河関跡 従二位の杉

栃木県さくら市
お伊勢の森のイチョウ

栃木県さくら市
将軍地蔵前のイチョウ
寄り道 白河宿の紅葉
奥州道中 白河宿
福島県白河市
2023.11.26
奥州道中は往路と復路二度歩きました。
往路は1月で凍る様な寒さでした。
復路は11月で寒くなる前の一番歩きやすい時期です。
白河宿の紅葉が、いままで街道を歩いてきた中で一番印象深かったので、巨樹と共に紹介します。



往路の時は時間がなくて寄れなかったので、本日はゆっくり見学が出来ました。


鮮やかな赤、紅葉が一番見頃の日だったと思われます。


清掃がたいへんそうです。
赤と黄色の共演に感動し、余韻に浸りながら少し歩いていると、更なる感動が待っていました。



誰も参拝に来ないのか、バージンスノーのような銀杏の落ち葉の階段です。

参拝の帰り道は滑り落ちそうになるくらい、落ち葉が積もってました。

紅葉にはまだ続きがあります。
有名な白河の関は、奥州道中沿いにある江戸時代の関とは場所が離れています。東山道の時代にあった関所の方が、見所があると聞いていましたので、奥州道中から大幅に逸れて南下することにしました。

その道中にある南湖(なんこ)公園。
1801年に白河藩主 松平定信が、誰もが平等に楽しめる"士民共楽"という理念のもと築造。以降、庶民は代々この公園で楽しんできたそうです。

200年以上に渡り、人々が詠んできた詠の句碑が公園内の随所に置かれます。落ち着くいい公園でした。
この後は東山道跡と思われる道を進み、白河の関を目指します。


関所の遺構はどこ何があったか、明確にはなっていない様で、建物は神社があるくらいでした。

先程紹介した巨樹です。

秋を身体全体で感じながら歩いた一日でした。
琉球宿道

沖縄県南城市
場天御嶽のガジュマル

沖縄県南城市
琉球ゴルフ倶楽部のアダン

沖縄県浦添市
浦添大公園のガジュマル

沖縄県那覇市
首里金城町の大アカギ

沖縄県那覇市
崇基寺公園のガジュマル
日光御成道

東京都文京区
富士神社のカヤノキ

埼玉県白岡市
下野田一里塚のエノキ

埼玉県白岡市
下野田一里塚のエノキ

埼玉県杉戸町
道沿いマツ
水戸街道

茨城県土浦市
愛宕神社のケヤキ
北国街道

新潟県妙高市
天神社のスギ

長野県飯綱町
三本松

長野県坂城町
會地早雄神社のケヤキ

長野県上田市
科野大神社のケヤキ
赤山街道

埼玉県川口市
安行原の蛇造りのケヤキ
寄り道 安行原の蛇造り
赤山街道
埼玉県川口市
2022.08.22
江戸に入府した家康は都市開発の一環で、洪水対策・灌漑工事、舟運網整備を目的とした、大規模な河川工事に着手しました。
その工事を任された関東郡代 伊那忠治が、江戸時代初期にに築いた拠点が、埼玉県川口市にある赤山陣屋。

その赤山陣屋に向かう道が赤山街道。
大宮道・越谷道・千住道の三つがあり、今回は千住の小杉御殿跡から赤山陣屋を結ぶ千住道を歩きます。

小杉御殿跡の一部は、東京拘置所になっています。


道中、足立区内の東岳寺に、初代歌川広重の墓がありました。
安藤広重と歌川広重は別人なのか?調べてみると、安藤広重が本名で、歌川広重は歌川派の絵師としての呼び名でした。
作品について説明する場合は、歌川広重が正しい呼び方になります。

歌川広重を名乗る絵師は五代まで続き、浮世絵師として多くの名作を描いたのは三代広重までといわれています。

東京都足立区から埼玉県川口市に入ると、安行原の蛇造り(あんぎょうはらのじゃづくり)という不思議な史跡がありました。

ケヤキの巨樹の側に櫓が建っています。
安行原の蛇造りは、毎年5月24日に五穀豊穣や無病息災を祈願する伝統行事。川口市の指定無形民俗文化財に登録されています。

祭りでは、藁で巨大な蛇を作り櫓に飾り付け、最後に百万遍(ひゃくまんべん)を行います。

以前は欅の幹に巻きつけていましたが、蛇の重さで折れてしまうので、現在は櫓に巻きつけているそうです。

終点の赤山陣屋付近は日本屈指の植木生産地のひとつ。
道中多くの造園の前を通ります。



赤山陣屋に到着。
石碑には赤山城址と記されています。
江戸時代にこの地を拠点に、人力で利根川の流れを東京湾から西の太平洋に、荒川の流れを東に移した、”利根川東遷・荒川西遷”と呼ばれる、世紀の大土木工事をしていたと思うとグッときます。
三国街道

新潟県南魚沼市
田園の一本杉
川越児玉往還

埼玉県東松山市
道沿いのニレ

埼玉県小川町
八和田神社のエノキ

群馬県藤岡市
道沿いケヤキ
東海道

大阪府守口市
淀川堤防のケヤキ

滋賀県大津市
和田神社のイチョウ

三重県亀山市
野村一里塚のムクノキ

三重県鈴鹿市
川俣神社のスダジイ

名古屋市熱田区
熱田神宮のクスノキ

名古屋市南区
笠寺一里塚のエノキ

愛知県安城市
永安寺の雲竜の松

愛知県豊川市
御油の松並木

愛知県豊川市
ヤドリギ

浜松市浜名区
細江神社のエノキ

静岡県磐田市
善導寺の大クス

静岡県袋井市
許禰神社のクスノキ

静岡県掛川市
事任(ことのまま)八幡宮の楠

静岡県沼津市
千本松原
日光例幣使街道 日光壬生道

栃木県日光市
日光杉並木

栃木県日光市
日光杉並木

栃木県鹿沼市
磐裂根裂神社のスギ

栃木県日光市
二荒山神社のスギ
寄り道 裏杉並木
日光例幣使街道
栃木県日光市
2023.04.08
日光杉並木は、世界一の杉並木としてギネスブックに登録されています。
総延長は37km、日光道中だけではなく、日光例幣使街道・会津西街道の杉並木の距離も含まれています。
今回は、裏杉並木的な存在の日光例幣使街道を紹介します。

歩き始めた頃、日光東照宮の参道は桜が咲き始めました。

大根花に囲まれた道を進み、杉並木に入ります。

春ですね、ゼンマイが芽吹いてます。

SF映画の世界の様な巨木の中を進みます。

杉並木はどこまでも続きます。

時折並木の間から覗く桜。
街道歩きは桜の時期が一番美しいです。



途中から歩行者専用の道になり、江戸時代にタイムスリップした気分を味わえます。


日光例幣使街道、お勧めです。
西国街道 山陽道

京都府長岡京市
サントリー 山崎蒸溜所のクスノキ

広島県三原市
糸崎神社のクスノキ

広島県海田町
海田ふるさと館のクスノキ

広島市中区
原爆ドームとクスノキ

山口県防府市
周防国分寺のクスノキ

山口県宇部市
大木森住吉宮のクスノキ

山口県下関市
円正寺のイチョウ
長崎街道

北九州市八幡西区
曲里の松並木のマツ

北九州市八幡西区
立場茶屋銀杏屋のイチョウ

福岡県直方市
阿高神社のクスノキ

佐賀県鳥栖市
朝日山城のクスノキ

佐賀県神崎市
ひのはしら一里塚

佐賀県神崎市
櫛田宮の琴の楠

佐賀県武雄市
貴船神社のクスノキ

長崎県諫早市
諫早神社のクスノキ

長崎県長崎市
矢上八幡神社ののクスノキ
陸前浜街道

福島県いわき市
八幡神社のスダジイ

福島県いわき市
神照寺のスダジイ

福島県富岡町
夜の森桜並木のサクラ

福島県浪江町
権現堂のシダレヤナギ

福島県南相馬市
天然記念物大悲山の杉
寄り道 大悲山の杉
陸前浜街道
福島県南相馬市
2024.03.12
陸前浜街道は、福島県の太平洋沿岸の浜通を縦貫する街道。
2024年の冬に、水戸街道終点の水戸宿(茨城県水戸市)から、奥州街道の岩沼宿(宮城県岩沼市)まで歩きました。

前日は東日本大震災から13年目の3月11日、地震・津波の後に原発の三次災害で甚大な被害を受けた福島県双葉町で、黙祷のサイレンを聴きました。

銀行が閉店している姿には衝撃を受けました。

ビジネスホテルは、復興作業に携わっているゼネコンの社員宿舎になっています。

殆どの建物が無くなっている中、金融機関の建物は残されている様です。

あぶくま信用金庫の建物に、
おかえりなさい
がんばろう!
なみえ
の垂れ幕が掲げられ、営業を再開していました。

浪江町商工会も、垂れ幕を掲げています。

請戸川を眺めていると、朝の7時に国道6号に大型バスの隊列が走っています。
東京電力福島第一発電所の、廃炉処理関連の作業員用の通勤バスです。



薬師堂 観音堂石仏 の案内看板を読むと、石仏や巨樹などがあり面白そうなので、少し歩きそうですが寄り道をする事に。

薬師堂は岩に寄生する様に建てられています。

靴を脱いで中に入ることができます。



薬師堂の中には岩に掘られた何体もの石仏が、静かに佇んでいました。






街道を歩いてきた中で見た巨樹の中で、一番大きく感じられました。
お勧めです。
佐渡相川街道

新潟県佐渡市
峠の茶屋跡のケヤキ
矢倉沢往還

神奈川県南足柄市
里山のイチョウ
伊勢参宮道

三重県伊勢市
月夜見宮 御神木のクスノキ

三重県伊勢市
月夜見宮 御神木のクスノキ
寄り道 神宮
伊勢参宮道
三重県伊勢市
2024.07.02
伊勢参宮道。
伊勢神宮に向かう参詣の道、複数ある中でこの時は東海道の四日市宿の西にある日永の追分から歩き始めました。
日永の追分

実際に歩いている間に知ったのですが、伊勢神宮と呼ばれる神社はありません。
内宮(ないくう)、外宮(げくう)及び、周辺の大小様々な125社から成る神社の総称を、神宮と呼びます。
内宮の正式名称は皇大神宮(こうたいじんぐう)、外宮の正式名称は豊受大神宮(とようけだいじくぐう)です。


伊勢参宮街道最後の宿場、小俣宿を早朝に出立し、宮川を渡り外宮・内宮の順に参拝しました。
外宮

外宮の境内に、いくつもの巨樹がありました。




古市遊郭跡

外宮から内宮まで約一里を結ぶ小高い丘、間(あい)の山を越える一帯に、古市という街があります。

江戸時代の五大遊郭のひとつが、ここ古市にありました。
江戸時代の五大遊郭
江戸 吉原
京都 島原
大坂 新町
伊勢 古市
長崎 丸山
五大遊郭の中で、古市だけが幕府非公認でしたが、最盛期は妓楼が70軒、遊女は1000人を数えたそうです。

その古市遊郭跡に唯一残る、当時の面影を残す宿が旅館麻吉。

今でも宿泊することができます。


古市から坂を下り猿田彦神社をすぎると、内宮の参道、あるおはらい町に入ります。


内宮


ここで手を清めます。


この先は撮影禁止。
何度も訪れたくなる場所です。
善光寺西参道

長野県松本市
信州大学附属中学校のスギ
北陸道

石川県加賀市
菅生石辺神社のスギ

福井県あわら市
千束一里塚のエノキ

福井県あわら市
金津神社のスギ

福井県福井市
足羽神社のサクラ

滋賀県長浜市
意波閇神社のスギ
成田銚子街道

千葉県成田市
桜田高札場跡のクスノキ
木下街道

千葉県市川市
葛飾八幡宮のイチョウ

千葉県印西市
畑の中の落葉樹
薩摩街道

熊本県水俣市
細道のクスノキ

鹿児島県鹿児島市
照国神社のイヌマキ
秩父往還

埼玉県鶴ヶ島市
膝折白鬚神社のケヤキ
奥州街道 松前道

岩手県一ノ関市
八幡神社 田村神社のスギ

岩手県一ノ関市
中尊寺月見坂のスギ

岩手県北上市
成田一里塚のエノキ

岩手県紫波町
走湯神社のスギ

岩手県盛岡市
石割桜

岩手県二戸市
呑香稲荷神社のスギ

青森県三戸町
関根の松

青森県五戸町
並木の松

青森県十和田市
三本木のケヤキ

青森県七戸町
蒼前神社のスギ

青森県七戸町
天間館一里塚のケヤキ

青森県野辺地町
野辺地戦争慰霊碑のマツ

青森県平内
ご家中のマツ

青森県青森市
天然記念物 クロマツ

青森県外ヶ浜町
平舘台場跡のスギ
寄り道 成田一里塚
奥州街道 成田一里塚
岩手県北上市
2025.08.24
街道を歩いていると、ものすごく単調な風景が続く時間帯があります。
奥州街道の水沢宿から花巻宿に向かって北上した日がそんな日でした。

7時前、水沢宿の宿泊施設を出立。
8時半、田圃の真ん中に残る胆沢(いさわ)城址に到着。

9時半、武家屋敷の面影が濃く残る金ケ崎宿に到着。
歩き始めて早々に、見応え十分なふたつの史跡と出会う”街道運”を使ってしまいました。

街道運を使うと、その後にやってくるのが退屈な時間。
6時間近く、遺構が無い水田の畦道や地味な県道沿いなど、単調な道を歩きました。

17時、日が傾き始めた頃に、東北のお伊勢さんと呼ばれている天照御祖(あまてらすみお)神社に立寄りました。

境内にあるひとつひとつの末社の前に、丁寧に火が灯されていました。

参拝が終わった後も、2時間近く歩かねばならず、重い足取りで神社を後にしました。

北工業団地の中を抜けて住宅地に入る手前で、不自然な二本の巨樹が目に飛び込んできました。

それは一里塚でした。
しかも両塚が残っています。



見事な一里塚、疲れていたことを差し引いても、今まで見た中で一番の一里塚でした。
結城街道

茨城県筑西市
新治廃寺跡のエノキ

茨城県笠間市
石井神社のケヤキ

茨城県水戸市
加倉井のフジ タブノキ

茨城県水戸市
水戸の大銀杏

茨城県水戸市
竈神社のケヤキ
巨樹を意識して歩いてはいませんでしたが、今まで出会った巨樹をふり返ると、どの樹々も凛々しく神々しく、出会う都度に力を授かっていたのだと思いました。
