スナックゆきの常連さん #01 同じ夜を生きる人たち
今日もスナックゆきで、一杯だけ頼んだ。
ここ最近、カウンターに同じ顔が並ぶようになった。
みんな、何かを抱えている。
でも、
ここでは、それを笑って話せる。
今夜は、そんな常連さんを 紹介したいと思う。
かわやんさん
55歳でカフェのバイトをするのが夢、という関西のぶっ飛んだおっさんだ。入社式で会社が倒産し、いじめに遭い、未入金トラブルも経験した。それでも28年、戦い続けている。波乱万丈を笑い飛ばせる人は強い、とゆきママは思っている。
ユウさん
不器用な大人の思考ログ、という言葉がすべてを表している。速さで負けただけで、人間として負けたわけじゃない。そのことに気づくまでの葛藤が、正直な言葉で書かれている。7月にKindle出版を目指している。
かおりんごーさん
前向きになれない夜に、靴下を広げてみる。そういう小さな身体の事実が、止まってしまった感覚を1mmだけ動かす。難しい言葉を使わずに、しんどい人の隣に静かに座ってくれる文章を書く人だ。
T.Suzukiさん
新幹線の真ん中席をラップにしてしまう人だ。日常のどこにでもある不条理を、哲学とユーモアで包む。静かな気づきと、言葉になる前の感覚を書いている、と本人は言う。その通りだと思う。
mammie261さん
AIとの対話から、人間の悩み相談の本質を考えている。答えを急がない、話し終えるまで待つ。それがどれだけ難しいか。スナックゆきがやろうとしていることと、どこかで重なる気がした。
みんな、同じ夜をそれぞれの言葉で過ごしている。
カウンターに座っているのは、
私だけじゃなかった。
グラスが空いた。
今日はここまでにする。
