試しに夜のカフェテラスを描いてみたら、想像以上に難しかった話
6月に観に行った夜のカフェテラス。その記事の最後に試作をしてみる、と書いたのですが、今月ようやく実現できました!
展覧会と星月夜に挑戦した記事はこちら↓
ちなみに、この試作、絵をよく観察して描いてみよう!が目的の親子向けアートワークショップのためのもの。小中学校で図工と美術を取っただけの、美術館めぐり好きが挑戦します。
まずは試作会のための試作
試作会で初めて描くのは難しいため、余力がある時には、試作会の前に一旦描いてみることが多いです。
参考にしたのは、星月夜でもお世話になった方のこちらの動画↓
クレヨンと絵の具だけで描くということで、子どもたちの小学校の時の絵の具とクレヨンで挑戦。
中心となるカフェテラスから着手
まずは、クレヨンでカフェテラスの輪郭から。

後から失敗したと思ったのは、ここで紙の縦横比を合わせなかったこと。後々カフェテラスの手前の奥行きが長すぎることに気づくのですが、この時点で紙を切れば良かったです。
クレヨンでベースを描く
今回はショート動画だったため、再生速度が調整出来ず、何度も一時停止しながら描いていきます。
クレヨンで、カフェテラスの上部や木、道路、右の建物を、動画に沿って付け加えます。

ざっくりですが全体的に出来てきました。
絵の具を足していき完成へ
そしていよいよ、青い絵の具を塗っていきます。空だけでなく、歩道も青い絵の具で塗り、細かいカフェテラス内のテーブルや椅子なども付け足していきます。絵の具は普段より水多めでうっすらと塗ると、クレヨンの部分を弾きます。

遠目に見ればそれっぽいところもありますが、かなりざっくりとした感じ。意外に細かいパーツがあるのですが、クレヨンだと描けません。特に人が難しい。

1番難しかったのは夜空。
先に白と黄色のクレヨンで星を描きますが、白い画用紙に白のクレヨンなので、描きにくかったです。そして、夜空の青が、小学校の標準絵の具セットの青では深みが足りず、ゴッホの夜空にはまったく及びません。
試作会は違う方法で
前回の振り返りを踏まえ、試作会では、色鉛筆で描き始めることにしました。
全体のバランスを取る
まずは縦横比を揃え、塗り絵を透かしてざっくりとカフェの輪郭を取りました。今回は色鉛筆なので、細かいところも描きやすい。前回は後半に描き足したカフェの内部も、この段階で描けるところは描いていきます。

ただ、色鉛筆だとどうしても線が細く、特に大きな面は色が薄くイメージとは合いません。
迷いつつもクレヨン登場
結局、油絵の色の力強さに近づけるため、クレヨンでカフェの黄色部分から塗り始めました。

色の質感はイメージに近づいたものの、今度は黒の色鉛筆で描いた、カフェ内部の細かいところの存在感が消えてしまいました。
そして、前回の課題だった星空も、同じ絵の具で描いては結果は見えています。
普段は学校で使うようなベーシックなもののみで描くのですが、思案の末、今回はユザワヤに行って、チャコールのペンシルとウルトラマリンの水彩絵の具を買ってきました。

今回初めてチャコールペンシルを使ったのですが、結果成功!細かく描きつつも、クレヨンに負けない線を描くことが出来ました。
そしてウルトラマリンの水彩絵の具も、星空の青に深みを加えてくれました。最後にゴッホの言葉を思い出し、紫や緑も少し加えました。

いかがでしょうか。今回の方がカフェテラスの中まで細かく描け、個人的には2回目の方がイメージに近い仕上がりになった気がします。

親子ワークショップは難しい。でも挑戦する価値あり。
試作会の2時間ほどで描けたのは、チャコールペンシル投入前まででした。その後1時間ほどかかり、計3時間。今回は、今までになく長い時間がかかりました。
カフェテラス内部の細かさもあり、残念ながら、夜のカフェテラスを親子ワークショップで実現するのは、難しそうです。
ただ、描くために細部までじっくり観察することが出来、よりカフェテラスの絵を身近に感じることが出来たのも事実。ゴッホの偉大さを肌で感じました。
大人であれば、挑戦する価値あり、ぜひおすすめしたいです。
皆さんも、夏の思い出に描いてみませんか?
モネの睡蓮の試作記事はこちら↓
自己紹介記事もよろしければご覧ください↓
