【雑文】フェリー旅にハマった原点は憧れつつも乗れなかったブルートレインかも〜寝台の旅の魅力〜
ブルートレイン入門
なんでも分類すりゃいいってなもんでもありませんが、旅好きにもいろんな種類があると思います。
スパッと線引きできるるものではなく、グラデーションのような、なんとなくの濃淡での分類です。
飛行機でさくっと目的地まで行ってひとつの場所でしっぽりと滞在する旅、電車での旅情を楽しみつつ、とある地方を周遊する旅、車で家を出た瞬間から移動を楽しむ旅…。
ほんといろいろあって、どの旅が良いということではないのですが、どちらかというと私は移動の過程を楽しむ、非滞在型の旅人です。
ゆえに車やフェリーなど、旅情を楽しむ旅にハマり、いろいろ記してきたのですが、その原点を考えたとき、国鉄時代のブルートレインへの憧れが今の私の旅に繋がっていると、そう思うのです。
私、幼い頃、鉄道、特にブルートレインがめちゃくちゃ好きでした。


今見ると読んでみたいものばかりです😆
小学館の「新ブルートレイン入門」。
「入門」ってどういうこと?と幼い私でも微かに思いながらも、迷わず入門し、ひたすら読んではブルートレインでの旅を夢見てました。
私、関西出身でして、親の実家が九州であったことから、なは、明星といった九州方面行きのブルートレインでの帰省を親に懇願しましたが、聞き入れられず、幼少期の私にとって、ブルートレインの旅は夢のままで終わりました。
それがトラウマとまでは言わずとも、ずるずると引きずって今に至っているような気がします。
大阪発のなは、明星、彗星、日本海、つるぎ、きたぐに東京発のあさかぜ、はやぶさ、富士、さくら、みずほ、銀河、上野発のあけぼの、ゆうづる、出羽、北陸、能登など、昭和の日本には多くのブルートレイン、寝台列車が走っており、あの頃に大人だったら、ほんとに乗りまくってただろうなぁと、今でも思います。
B寝台の3段ベッドってどんなんだったろ?とか、ハイケンスのセレナーデとか鉄道唱歌とかのオルゴール音の車内チャイムとか、聞いてみたかったなって、ずっと思っています。
ブルートレインは無くなったけれど…
時は流れ、すこし大人になった私、ブルートレインへの憧れなんぞは忘れきった頃のことです。
東京で暮らす忙しない日々の中、とある用があり、鳥取県は米子市に行くことになりました。
ふと、「ブルートレインで行けないかな?」と思いました。
調べたところ、 もはや米子方面に向かうブルートレイン「出雲」は廃止されておりました。
幼き頃の興奮が少し蘇り、ブルートレインを思い出したとき、もはやブルートレインはなかったのです。
そっかぁ、と思いつつ、なんか面白い行き方はないかなぁと少し調べておりますと、「サンライズ出雲」なる寝台列車が走っていることを知ることになります。
「これ乗りたい!!」
諸々あり、個室ではなく「ノビノビシート」という指定席扱いの雑魚寝シートで米子まで向いました。
寝心地はともかく、カップ酒をあおりながら、よき旅情であったことを覚えています。
窓に映るのはどこかもわからない夜更けの風景、真夜中なのに列車で旅先に向かっている違和感、そしてガタゴトと鳴り響く鉄道の音…
最高でした。
夢がかなった瞬間です。
列車の中で一夜を過ごす…
この旅情は幼き頃のブルートレインの旅のイメージそのものでありました。
寝台は鉄道だけじゃないよね
そこから数年、サンライズ出雲には何回か乗りつつも、いわゆるブルートレインが絶滅し、さらに北陸への移住などもあり、私の寝台列車旅欲は完全に消えていました。
北陸にも新幹線が通り、便利になった一方で旅情を感じるような旅に出ることはほとんどなくなりました。
そんな中、車の買い替えによって、私の旅心は大きく揺さぶられることになります。
そのあたりは以前に投稿した雑文にまとめてますので、ぜひお読みくださいm(_ _)m。
旅に慣れだした頃のことです。
NHKの72時間という番組を見たことにより、フェリーという旅ツールに気づき、フェリー旅にどハマりしました。
夜に乗船して、ご飯を食べて、移りゆく風景を眺めて、秘密基地のようなベッドで寝て、朝起きたらすっごい遠いとこにいて…これ素敵やん!
今感じるフェリー旅の素敵さは、幼き頃に憧れれいたブルートレインの旅の魅力そのものだなと気づいたんです。
寝台の旅への憧れ、それが私の根っこにあったようです。
ブルートレインがなければ、フェリーで寝台の旅を楽しめばいいじゃない!
ブルートレインの代表格「さくら」、「あさかぜ」をフェリーに置き換えると名門大洋フェリー、阪九フェリーあたりでしょうか?
「日本海」はまさに新日本海フェリー?
なんせ、私からしますと類似性ありありです。
いまや、寝台の旅を楽しむとするならば、フェリー一択のような気がします(夜行バス派の皆様ごめんなさいm(_ _)m)。

めちゃかっこいい!

もはや居酒屋です。
夕暮れと共に出港し、きれいなお風呂に入り、レストランで晩酌し、瀬戸内航路ですと、デッキから瀬戸大橋なんかを眺めつつ、旅の始まりを感じて、寝て、起きると旅先に着いている。
寝台の旅、最高です。
3段ベッドやオルゴールのチャイムなど、ブルートレインの旅ってどんなんだったんだろなぁ、と幼き頃の夢を抱きつつ、フェリーでの寝台の旅を今後もとことん楽しもうと画策しております。
今年(令和8年)1月、2月のフェリー旅についても投稿してますので、ぜひお読みくださいm(_ _)m
では、また!
