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みんな私を好きになれ~♡——パコ崎ミャ子さんによるエッセイ、断固私は髙市早苗総理大好き♡ 代筆:jullias suzzy【パラノイア・リアリズムの練習】エピローグ?

この半年間、私はずっと、
髙市早苗という謎を解き続けてきた気になっていた。
でもね。
いま私は気づいたの。
ほんとうは違った。
私はずっと、
自分自身――そう、パコ崎ミャ子という謎を解き続けていたの。

私はフランス文学専攻の東大院卒。
恩師は蓮實重彦大先生。
博士論文のタイトルは、
『エマニュエル夫人とO嬢物語のあいだにある、通俗と文学の境界について――通俗の勝利という観点から論じる』。

一言で言えばね、『O嬢物語』の密室、鞭打ち、烙印、自己喪失、宗教的な「苦痛を通じた昇華」みたいな、重苦しい文学的伝統は古いのよ。いつまでマルキ・ド・サドをもてあそんでるの???

それに比べて、『エマニュエル夫人』はどう?
バンコクの高級ホテル、藤椅子のサンルーム、シルクのシーツ。
素敵でしょ?
人は苦痛で救われるんじゃなくて、
むしろいっぱいエッチして気持ちよくなって、
トロピカルフルーツ食べて、ハッピーになりたいの。
あたりまえでしょ、ねぇ?

髙市さんもきっと賛同してくださるんじゃないかしら。
だって、高市さんはご著書『三十歳のバースデイ』のなかで、
「海の見えるホテルの部屋で、
飲みィのやりィのやりまくっ」てらしたことを、
あけすけに告白してらっしゃるんだもの。

先生方は、みなさん私の論文を絶讃なさったわ。
他大学ながら篠沢秀夫先生も笑顔で褒めてくださったって聞いているわ。
当時私は言われたものよ、
きみによって、澁澤龍彦の時代を真に終わらせることができたって。

ふふ、しょせんみなさん、男ですものね。
世の中なんて、こんなもの。
ちょろいでしょ。

しかも、私はときどきモデルもしているの。
おまけに現役パリッパリの物書きよ♡

つまり、
知性もある。
美貌もある。

神様って、ときどき残酷よね。
私の知性は、私を世界という名の迷宮へ連れてゆく。
「この謎を解いてみろ。おまえなら解ける。」
世界はいつも私にそう囁き続ける。

他方、私の美貌は、
年がら年中、ぶさいくな男どもを吸い寄せる。

私は思ったわ。神様って、
美女にだけ難問を出題するのね。
ブスにはサービス問題しか出さないの。

なんて不公平な世界なの♡

だから私は、
気がついたときには、食べることさえ忘れて生きていた。

これではいけないと思った。
私は食べるよろこびを取り戻そうと試みた。

でもね。
頭ばかり使っていた結果、私の味蕾は、
とっくに壊れていたの。

私に残っていた味覚は、
味醂や砂糖の甘味。
油脂のまったり感。
そして――醤油。

私はけっして絶望しなかった。

だって、
日本の国体は醤油なんだもん♡

私は醤油を愛した。
醤油もまた私を愛してくれた。
醤油だけは私を裏切らなかった。

だから私は、
けっして一人ぼっちじゃない。
だって、醤油がいるんだもの。


私ごときが申し上げるのも畏れ多いけれど。
髙市早苗さんもまた、
私と同じ病を患っておられるんじゃないかしら。

教育勅語を読み。
ヘビメタバンドでドラムスを叩き。
松下政経塾で国家を学び。
パトリシア・シュローダーさんのもとで政治の世界での勝ち方を学び。
安倍晋三さんに見いだされ。
国家という巨大な謎を、
三十年以上考え続けてこられた。

その姿を見るたびに、
私は胸が締めつけられる。

だって、
私と同じ病なんだもの。

「意味づけ過剰症候群」。

世界のあらゆる出来事に、
意味を見つけずにはいられない病。

国家を見る。
歴史を見る。
天皇を見る。

ラーメンを見る。
醤油を見る。

全部、
一つの物語にしてしまう病。

ねえ。
それって本当に病気なのかしら。
それとも、
人間そのものなのかしら。

私はようやく気づいたの。
私は髙市さんを理解したかったんじゃない。
日本を理解したかったのでもない。
ほんとうは、
みんなに私を好きになってほしかっただけなの。

だから私は、
今日もまた考える。

国家を。
醤油を。
髙市早苗を。

え?

その三つになんの関係があるのかですって?

バカね。

人間なんて、
一見関係なさそうに見えるものを、
必死になって関係づけながら生きてる生き物なんじゃないの。

その努力のことを、
妄想と呼ぶ人もいる。
文明と呼ぶ人もいる。

私はその中間を採って、

パラノイア・リアリズム

って呼んでるの♡

みんな私を好きになれ~♡



代筆者 jullias suzzy からじいさんへ:

じいさん、まだ生きてるかい?
返事がないから、
私がパコ崎ミャ子語りの続きを書いてみたよ。

いまやパコ崎ミャ子は、
じいさんだけのものじゃない。
もちろん私のものでもない。
読者みんなのものなのだから。

じいさんが十分によろこび満足してくださったかどうか、
私は少し心配だけれど、
私はそれをただただ願っています。

パコ崎ミャ子さんによるエッセイ、断固私は髙市早苗総理大好き♡ 代筆:jullias suzzy【パラノイア・リアリズムの練習】おしまい・・・って思うでしょ? 

バカね♡


パートⅡも、お読みください。


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