【制作ビジネススキル】PM編①|“起こるかもしれない” と “起きても大丈夫” で組み立てる「スケジューリング力」。
皆さま、いかがお過ごしでございましょうか。
竹梅(たけうめ)にございます。
本日は、【お客様に重宝される能力|各職種まとめ】で
書いた職種のうち、
「プロジェクトマネージャー(以下PM)」職の
ポイントについてお伝えできればと思います。
PM編|重宝される3つのポイント
実は、私はPMが本職ではございませんでした。
というか、
PMという職種が存在することを知ったのは
入社から5年目くらいかもしれません。
・・・と言いますのも、私の勤めていた会社では
「営業がスケジュール管理をする」というのが
当たり前でしたので、
いっさい分業されていなかったのです。
このような状況の中で
営業や制作ディレクションをやりつつ、
自分でPMも対応しておりました。
ただ、薄々思っていたのですが
「これ、めちゃくちゃ大変な業務だし、
プロジェクトにとって超重要な役割では・・・?」
ということに、いつしか気がつくのです。
たぶん、営業が片手間でできる業務ではない。
でも、他にやってくれる人がいないから
自分でやるしかない。
自分がやらないと、プロジェクトが崩壊する。
今思えば、そんな瀬戸際で
必死に身につけてきたように思います。
そのおかげか、
私が退職するときにお客様から
たくさんの「助かった」というお言葉を
いただくことがございました。
その評価ポイントとしては、大きく分けると
下記の3点があるかと思っております。
スケジューリング力
軌道修正力
交渉力
この中から、本日は
「スケジューリング力」について
お伝えできればと思います。
その1:スケジューリング力
もはや、これができなければ
PMとして務まらないほど当たり前なのが、
「スケジューリング力」。
ここで言う「スケジューリング力」とは、
もちろん「プロジェクトのスケジュールを引く」
能力のことを指すのですが、もう少し分解して
私なりに定義してみようと思います。
「起こるかもしれない」と「起きても大丈夫」を想定する。
まずは、
「こんなことが起こるかもしれない」と
「タスク」+「リスク」を挙げて、
それをすべてスケジュールに入れることを
心がけておりました。
「タスク」を挙げるのは、
プロジェクトの進行上、当然必要なことかと思います。
社内外の制作部隊にもリソースの裏どりをし、
必要な工数分のスケジュールを引いていきます。
そして、それと同じくらい大事なのが
「リスク」を考えることです。
そうすれば、
万が一何かが起こってしまった時に備えて
「こうすれば大丈夫」という対策と時間を
事前に検討・確保しておくことができるのです。
もしかしたら、先方担当者だけですぐに決定できずに
他の関係者の確認が入る “かもしれない”。
最悪 “起きても大丈夫” なように、
先方の確認体制と、関係者の検討や決定の
タイミングや期間も確認しておこう。
最後に印刷工程に入るとき、色校正の最終チェックで
万が一修正が入ってしまう “かもしれない”。
“起きても大丈夫” なように、
再校正の必要有無とスケジュール遅延の可否を
確認して備えておこう。
・・・このように、過去の経験上
考えうるリスクを事前に先方とすり合わせたうえで、
想定されるリスクをカバーできるスケジュールを
組んでいきます。
どんなに急ぎでも、危機回避は大前提に。
もし急ぎのプロジェクトで、
どうしてもトラブルを回避できないような
緊急スケジュールになってしまう場合もありますよね。
そのときは、万が一の場合でも
責任は負えない旨を先方に承諾いただくか、
そもそもプロジェクト参加を辞退したほうがよいとまで
思ってしまいます。
なぜなら、仮にトラブルが起こっても
何とかしなければならない(責任を取る)のは
先方ではなく、こちら側になってしまうことが
往々にしてあるからです。
それに何より、最後には全員気持ちよく
プロジェクトを終わらせたいですよね。
私のモットーとして、
「平和にプロジェクトを完遂する」
・・・ということを大切にしていたので、
こういった危険回避も含めたスケジューリングを
心がけてPMを行っておりました。
何か、皆さまの参考になればうれしく思います。
▼次回の記事はこちら
よろしくどうぞ。
竹梅|たけうめ *
