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気付いたら「勉強しなさい」と言ってしまうお母さんへ

「もっと勉強しなさい」
「その成績で大丈夫なの?」
「ゲームばかりしてないで勉強したら?」


子供のことを思えば思うほど、気がつくと勉強の話ばかりしてしまう。


そんなことはありませんか。


今はちょうど三者面談の時期ですが、保護者の方から子供の勉強について相談を受けることは多くあります。


「うちの子供は家で全然勉強しないんです」
「お兄ちゃんだけ危機感がなくて困っています」
「机に向ってもスマホばかりで全然集中しません」


保護者の方は勉強の話になると、思わずため息が出てしまう。


でも私は、面談で必ず1つ質問します。


「お子さんには将来、どんな大人になってほしいですか?」


すると、とても不思議なことが起こります。


親御さんは誰一人として、


「偏差値の高い大学に入ってほしい」
「テストで100点を取り続けてほしい」
「トップの成績を取って卒業してほしい」


と勉強の事は言いません。


そのかわり、


「人に優しくできる子になってほしい」
「健康で幸せに暮らしてほしい」
「社会に出ても困らない大人になってほしい」


そんな言葉ばかり。


私はこの瞬間が、とても好きです。


親御さんが本当に願っているのは勉強ではなく、子供の幸せなんだと分かるから。


では、どうして家では「勉強しなさい」という言葉ばかりになってしまうのでしょうか。


それは——


成長が点数で表される勉強が、最も指摘しやすいから。


本当に育てたい力は数値になりません。

例えば——
優しさ
思いやり
責任感
礼儀


こうした力は数字にならず、毎日少しずつ育っていきます。


でも一方で、勉強は数字になって表れます。


テストの点数
順位
偏差値


全部目に見える形で結果が出てくる。



さらに、勉強は他の子供との比較も簡単にできてしまう。



だから親は不安になる。


「今、この子のために何かできることはないか」
「この子はこのままで大丈夫なんだろうか」


そう考えた時、一番口を出しやすいのが勉強なんです。


「勉強しなさい」という言葉の裏には、子供に幸せになってほしいという親御さんの願いが隠れています。


だから親御さんの、その言葉を否定したいわけではありません。


むしろその気持ちは子育てをする上でとても大切な愛情です。


でも、その愛情が勉強だけに向いてしまうと、


子供には「自分は勉強でしか評価されていない」と伝わってしまうことがあります。


だから時々でいいんです。


勉強以外の成長にも目を向けて声をかけてあげてください。


思春期になっても挨拶ができでいる。
昔は喧嘩ばかりだった妹に優しくできた。
クラスの困っている友達を助けていた。


そういう姿こそ子供が将来幸せに生きていくための、大切な力です。


勉強はもちろん大切です。


でも——


勉強だけが子供の未来をつくるわけではありません。


子供の幸せを願うその気持ちを、ぜひ勉強以外の成長にも向けてあげてください。


そうすればお子さんは「勉強以外でも自分のことをちゃんと見てくれている」という安心感も受け取ってくれるはずです。


安心感の中で成長していく重要性は保育園児も高校生も変わりません。


お子さんが、学校のテストの点数を隠し始めたら子供の心は既に黄色信号です。


そうなったら勉強のことを言いたくても一旦飲み込んで、他の事も褒めてあげてくださいね。


一緒に子育て頑張っていきましょう。


でも時にはしっかりお説教をする場面も必要です。
子供を叱ることに関する記事も併せてご覧ください。


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