🌌幻想エッセイ#63🌻夏に咲く、桜の木の上の待ち合わせ
こんにちは。スピカです。
今日は財布に現金が2,000円しかない。
でも銀行に行かず、挑戦。
電車🚃に乗って、悠久の時を旅するのだ。

汗だくで、チケットを買いにゆく。駅から徒歩20分。
あ、見慣れぬ蝶々が飛んでいる。
少し離れるだけで、人は少なくて動植物が格段に多い。
そして、公園にはナンキンハゼ🌳があった。
小学校にあった立派なナンキンハゼ。
六年生の時、種子から植えたら芽🌱が出た。祖父母が庭で育ててくれていたが、自分の背の高さになるくらいの頃、祖父が亡くなり手入れをすることができなくなって、あっけなく伐採された。
その時の残念さと事実を、ぐいっと飲み込んだ感覚は何故か忘れられない。
自分で育てていなかったのに文句は言えないと、まるで新入社員の宴の席で苦手なビールを無理やり飲みこんだ時の苦い感覚のように思えたし、同時にずっと大切に育ててくれた祖父への感謝が溢れた。
一方、当のナンキンハゼ🌳は…
「え?伐採?そんなの折込済みっすよ〜
芽が出ただけでも奇跡なんで…20年も育ててもらったら、ナンキンハゼ界では立派なもんですわ。」
と、ケロッとしてるんじゃないかと思う。
そしてナンキンハゼは、ここにもある。
「悠久」とは、ひとつのものが果てしなく続くだけでなく、想い出したり継承されたりして、果てしなく続くのも悠久と言えるのではないか。と思ったりした。
…それにしても、いいところ見つけたな😊
写真展とプラネタリウムとカフェが付いて1,400円!
超お得🉐!だけど、財布の残りは600円。
心許ない。だいぶね。
でも、こんな感覚も味わいたかった気もする。
まぁ、電車などはタッチ決済なんだけども…
時間配分は惨敗した。
この暑さで、券を買った場所にあるプラネタリウムと少し離れた美術館の往復は、かなり厳しい。
プラネタリウムで体力回復が最善と思われる。
約1時間待つけどね、しんどくなったら本末転倒。
自分の体のごきげんは、自分しかわからないよね。
プラネタリウムで、
星野道夫さんバージョンのオーロラを見て、
写真展を見てきた。何十年振りかな。
オーロラのプラネタリウムは、今まで見た中で一番、
自分の目で見たオーロラに近かった。
派手すぎない柔らかく優しい雄大なオーロラ。
星野道夫さんが亡くなって30年だそうです。
今も語り継がれる物語。
感じたことは、お話と絵にしたいなぁ〜出てこい💫
長くなったので、それはまた今度に😊

よお!ここまでどうやってきたの??
🚂 🦉 ✨
👇ここからは「ふうと銀河鉄道の夜に」です。
ふうは、おじいちゃん猫です。
銀河鉄道のICカード「Fupica」💳を使って銀河鉄道🚂に乗って楽しく旅をしています。
前回はお盆でした。銀河の桔梗の万灯籠は、桔梗の蕾に願いが込められて、みんなのおうちに向かって飛んで行きました。絶対という言葉には強い願いや祈りも含まれていました。ふうの頭は絶対にお日様の匂いでした。

⛩️ 🐱 ⛩️
🌻夏に咲く、桜の木の上の待ち合わせ
銀河鉄道にたまに乗っている
ハナちゃんという猫ちゃんがいる。
黒と白の女の子。
黒々とした毛は、もこっとしていて、
とてもあたたかそうだった。
そして、チョンと可愛いホクロ。
ある日、ハナちゃんは銀河鉄道を降りた。
いつもどこに行くのかな。
ふうとマルとコルも、後ろからついていくことにした。
その先には、一本の桜の木が立っていた。
夏なのに、満開の桜。
「きれいだね」
思わずふうが言うと、ハナちゃんは嬉しそうに笑った。
「この桜ね、待ち合わせがあると咲くの」
そう言って、ハナちゃんはするすると木に登った。
「ここから見る景色が大好きなの」

枝の上から見えるのは、
石の扉の向こうのハナちゃんの街。
その向こうには山があり、
もっと遠くには星の川が流れている。
ハナちゃんは足をぷらんぷらんさせながら、
景色を眺めていた。
「誰かと待ち合わせなの?」
マルが聞いた。
ハナちゃんは少しだけ空を見上げた。
「いつ来るの?」
「わからないの」
「じゃあ、ずっと待ってるの?」
ハナちゃんは、ふふっと笑った。
「ううん。来たらでいいの」
それからハナちゃんは、枝に頬をのせた。
風がそよそよ。
桜がさらさら。

いつの間にか、ハナちゃんは眠っていた。
どれくらい眠っただろう。
ハナちゃんが、ぱっと目を開いた。
木の下を見て、嬉しそうに笑う。
「お父さん」
そこに、優しい穏やかな笑顔のお父さんが立っていた。
ハナちゃんは、するすると木を降りていく。
「待ってた?」
お父さんが聞く。
ハナちゃんは首を横に振った。
「待ってなかったよ」
そして、にっこり。

「ずっと楽しく遊んでたの
たくさん、いろんなところに行ってきたよ」
ハナちゃんは、お父さんのそばに行った。
「でもね……」
少しだけ上を向いて、
「一緒に行きたいところを見つけてたの。
連れてってくれる?」

お父さんは、やさしく笑った。
「うん、いいよ。」
ふたりは並んで歩き出した。
「銀河にはね、ほんとうに綺麗なところが
いっぱいあるんだよ」
ハナちゃんは嬉しそうに話す。
星の海。
虹色の駅。
夜空いっぱいの花畑。
話をしながら、ふたりは駅へ向かっていった。
ふうとマルとコルは、その後ろ姿を見送った。
「ハナちゃんが行きたいところ、どこだろう」
ふうが言った。
「ついて行ってもいいかな」
マルが言う。
「どこかな」
コルも頷いた。
フクロウの車掌さんは、
やれやれという顔をしながら、扉を開けた。
みんなが乗り込む。
銀河鉄道は、しゅうううん……🚂と走り出した。
石の扉の前で、夏の桜が揺れている。
ひらり。ひらり。
その花びらは、まるで
石の扉の向こうの誰かに伝えるようだった。

大丈夫。
ここには、ハナちゃんがいるよ。
今日も楽しく遊んでいるよ。
そして、「一緒に行きたいところがあるの」

そう言って、きっと手をつないでくれる。
夏の桜は、いつまでもやさしく咲いていた。
⭐️本日はここでおしまいです。
今回も写真で紹介します!

ウォーターフォード細目ハガキ
透明水彩 ホルベイン限定赤カブ

ウォーターフォード中目 ハガキ
透明水彩 油性色鉛筆&メルツ
そしてキラキラペン✨
note仲間のs.nitouさんの
ハナちゃんを描かせてもらっていました。
記事を読んで描き始めていました。
nitouさんが少しnoteをお休みされて、
掲載を遅らせたのですが、nitouさんが楽しみにしてくださっているとお言葉をもらって、今日アップします。
時が経って、物語は少し変えたりしました。
nitouさんが、noteを見てくださった時に、
ほんの少しだけでも癒しになれますように✨
ふう、マル、コル、🦉、頼んだぞ🙏✨✨
⤵︎ ちろさんとのコラボ
ほのぼのスローライフメルヘンファンタジー
「鹿の魔導士」
前回のお話の中に出てきた、
ヒキガエルの魔女のおうちの暖炉を囲んで
お話をしていた…怖くない怪談話😱ヒィィィ
番外編で書いたので読んでくださいね。怖くないよ🍄🟫
最新話もぜひ読んでみて〜🙏✨
今からでも全然ついてけます😊
最後まで読んでくださり、
今日も明日もありがとうございます🍇✨
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読むのも書くのも、時間がかかるのに…
いつも本当にありがとうございます🥹✨
最近、タイムラインを見落としていたり、スキフォローが追いついてないことあります🙇♀️
コメントもらえると飛んで🕊️いきますので、
そんな時も一声かけてもらえると嬉しいです
⤵︎過去作も良ければ見てね😊✨
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