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#1293 映画論49|北野映画ランキング(後編)~ 3位→1位~

そんな感じで勿体ぶって3回に分けた北野映画ランキング、そろそろBEST3を紹介しましょう。

ちなみに20位から11位はこちら。
我ながらキッズ・リターンをここに入れてしまったことが衝撃でした。

個人的北野映画ランキング 20位→11位

20位 Broken Rage
19位 TAKESHIS'
18位 みんな~やってるか!
17位 監督・ばんざい!
16位 アキレスと亀
15位
14位 龍三と七人の子分たち
13位 アウトレイジ 最終章
12位 座頭市
11位 キッズ・リターン


そして10位から4位、クソ迷いました。
7位から10位まではまぁこんな感じかと思うのですが、6位から4位はマジで迷いましたし、多分これ日によって変わると思います。
特にソナチネがBEST3に入らなかったのも、自分の中では結構衝撃でした。
ただこれも、日によって変わると思いますが・・・

個人的北野映画ランキング 10位→4位

10位 アウトレイジビヨンド
9位 3-4x10
8位 あの夏、いちばん静かな海。
7位 BROTHER
6位 HANA-BI
5位 菊次郎の夏
4位 ソナチネ

それではそんな感じで、BEST3を始めて行きましょう。


3位 Dolls(2002年)

僕は北野映画は「たけしが出ているヤクザ映画」が好きだったので、実はこのおDollsは去年まで見たことが無かったのですが、これはもっと早くに見ておくべき作品でした。
ソナチネと迷いましたが、とにかくセンセーショナルだったので3位にします。
北野映画が好きじゃない人が見ても面白いんじゃないですかね?


Dollsとは?

この物語では、3組の男女が登場するんです。

1組目は、出世のために彼女を捨てて政略結婚をしようとした男性と、フラれて自殺未遂をして障害が残り、幼児退行してしまった女性
2組目は、彼女を捨ててヤクザとしてのし上がるも安らぎを求める男性と、そのヤクザの顔も忘れたのに10年も20年も毎週待ち続ける女性
3組目は、片目を事故で失くしてしまったアイドルの女性、そのアイドルの痛みを経験しようと両眼を失明させたファンの男性といった形で、それぞれが物理的な距離は近いのですが、愛する人を見ることができないという苦悩を抱きながら、それでも最後に希望を感じるんです。しかし・・・

そんな感じの愛を描いた作品で、たけしが「一番暴力的な作品」と言っていたのも頷ける、とにかく引き込まれる衝撃的な作品です。


1. 日本の四季の美しさを鮮やかに表現

特筆すべきはカメラワークであり、映像の鮮やかさというか美しさですね。
春には桜、夏はお祭り、秋は紅葉、冬は雪景色といった四季折々の美しさと、最高にイカしたカメラワークが非常に秀逸で、その彩がとにかくカラフルで美しい
デザインとかクリエイティブに興味がある人は是非見て欲しい作品です。


2. とにかく恭子が可愛い

これはおまけ的な要素というか、北野映画においては無くても良い要素だったりするんですが・・・とにかくこの時期の恭子も可愛かったという感じですね笑


3. Dolls(人形)という設定

いろいろな季節を、西島秀俊と佐和子(菅野美穂)は歩くんですが、毎回洋服が変わるんです。確か有名なデザイナーが衣装を監修しており、シーンチェンジごとに衣装が変わるんですね。
ただ、それが風景にマッチしており全然違和感ないですし、このタイトルがそもそもDollsなので、着せ替え人形として見ることもできる。
北野武監督が一番天才だと思ったのはこの映画ですね。

Dollsで好きなシーン

3位:夏祭りのお面と風車を歩くシーンの美しさ(お面の怖さ)
2位:紅葉の中を歩いていて、紐が落ち葉を集めるシーン
1位:一瞬記憶が思い出し、笑いながら首飾りを佐和子が見せるシーン


2位 アウトレイジ(2010年)

1位と迷いましたが・・・これをセレクトしました。
やはり2010年代はこれがあったから最高に楽しかったですね。


アウトレイジとは?

端的にまとめると、関東の山王会という広域暴力団が内輪で揉めるというそれだけの話だったりします。

ヤクザはみんな悪いので、平気で裏切ったり、平気で裏工作したり、平気で人を殺したり・・・と、そんな中で自分の大切な信念や仲間を守ろうと奔走する、ウルトラバイオレンスストーリーであり、2000年代監督としてそこまでピンと来ていなかったたけしが原点回帰した感じで、とにかく腹立つくらい面白かったですし、これまでに何度見たか分からない位見てますね笑


1. とにかくバイオレンスな世界

とにかくこの映画はバイオレンス、バイオレンス、バイオレンスという感じです。
カッターでけじめをつけさせたり、歯医者で好き放題やったり、新幹線の中でヒットマンがトンネルの中で殺したり、ラーメン屋で暴れたり・・・とやりたい放題。
これまでの作品とは違い、拳銃で終わらせずに痛みを与える感じが逆にエグく、メチャクチャカッコよかったですね。


2. 水野がカッコいい

椎名桔平が演じる水野は本当にカッコよかったですね。
煙草ばっかり吸って、余裕がある感じが非常にクールでしたね。


3. マジで全員悪役

この映画を紹介する際に「全員悪役」というクレジット表記があるんですが、マジで全員悪役なんですよね笑
水野にイジメられていた石原(加瀬亮)もとんでもない裏切りしますし、
会長(北村総一郎)にイジメられていた加藤(三浦友和)もとんでもない裏切りしますからね笑
そういう意味だとグバナン共和国の大使は被害者ですが、元々大使館でシャブの取引をやっていたので、こいつも悪です笑

アウトレイジで好きなシーン

3位:刺青を見せながらSEXする水野
2位:歯医者で暴れまくる大友
1位:テメェの舌は何枚あるんだ、コノヤロー!


1位 その男、凶暴につき(1989年)

そしてアウトレイジと迷いましたが、この作品をNo.1としたいと思います。
この映画はメチャクチャ面白いので、是非多くの人に見て欲しいですね。


その男、凶暴につきとは?

たけし演じる我妻は捜査の為には暴力も辞さない凶暴な刑事であり、その行き過ぎた行動と粗暴な性格から、勤務する警察署内でも危険人物として敬遠されながら、精神疾患を抱える妹・灯の面倒を観ているんです。

そんな中である日、港で麻薬売人の他殺体が発見され、それを捜査していた仲の良い刑事も殺され、我妻は事件の捜査を開始するという話です。


1.クソカッコいい冒頭のシーン

この映画は開始数分で引き込まれます。
ホームレスを襲撃した少年の家に押し入り、殴る、殴る、殴る!!
このバイオレンス具合がメチャクチャカッコよく、この我妻というキャラクターの「バイオレンスながら正義」という魅力を最大限に表現したシーンでした。


2. 妹への愛

そんなバイオレンス刑事の我妻ですが、妹に対しては兄らしい、優しい感情を持っているんです。
この辺がラストの伏線に繋がるんですが・・・


3. スーパーバイオレンスコップ

殺し屋である白竜との戦いがメインなのですが、別件逮捕したり警察署内で発砲したり、とにかくメチャクチャ暴力的ですからね笑
これだけ平気で拳銃を撃つ警察は両さんくらいしか存在しないでしょう笑

そして最後の白竜を倒した後の発砲が、メチャクチャ衝撃でした。
確かにそうしちゃうよな・・・とも思ってしまう、とにかく悲しいエンディングでしたね。

その男、凶暴につきで好きなシーン

3位:冒頭の中学生を袋叩きにするシーン
2位:警察署内で白竜をボコボコにするシーン
1位:衝撃のラストシーン


まとめ

そんな感じですべての順位を振り返ってみたいと思います。

個人的北野映画ランキング

20位 Broken Rage
19位 TAKESHIS'
18位 みんな~やってるか!
17位 監督・ばんざい!
16位 アキレスと亀
15位
14位 龍三と七人の子分たち
13位 アウトレイジ 最終章
12位 座頭市
11位 キッズ・リターン
10位 アウトレイジビヨンド
9位 3-4x10
8位 あの夏、いちばん静かな海。
7位 BROTHER
6位 HANA-BI
5位 菊次郎の夏
4位 ソナチネ
3位 Dolls
2位 アウトレイジ
1位 その男、凶暴につき

個人的な好みはありますが、上位の作品は間違いないとオススメできるので、是非チェックして見て欲しいと思います。
間違えても「みんな~やってるか!」とかから見ない様にしてください笑

そんな感じで集大成的な感じが終わってしまったので、次回以降の映画論をマジでどうするか未定ですが、色々とまだ紹介していない作品も紹介していきたいと思います!

最後に改めてリスペクト!

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