伊勢本街道_5|奥津から飼坂、櫃坂越えて大石へ
様々な歩き旅を始める前から
ずっと歩いてみたかった
大阪から伊勢神宮に至る街道を
2025年10月から歩き始めた🙌
伊勢本街道の起点は大阪市内
玉造稲荷神社付近らしいですが
重複する暗越奈良街道も歩くため
高麗橋から歩き始めました🍃
伊勢本街道の過去記事は
目次のバックナンバーへ…
大阪から伊勢を目指す歩き旅《5》
当初は6月中の完歩が目標で
4回目を3月初旬に歩くなど
順調な進捗だったんですが…
ジオトレや自然歩道など
他の歩き旅に没頭してるうち
あっという間に4ヶ月が過ぎ
5回目歩けたのは7月初旬😂
今回の起点は三重県津市の山間
名松線の終着、伊勢奥津駅🚞

松阪市内に前泊して起点に到着
始発が遅く時刻は9時過ぎ…


駅までは行くの大変やけど
街道までは徒歩数分の便利さ🙌
怖いとこどこか…飼坂峠

5回目の歩き始めは奥津宿
旧街道沿いはシーンとしてるけど
当時を彷彿とさせる建物が残り
賑わってたことが想像できた🤗

今回のルートは近畿自然歩道でもあり
分かりやすい案内標識で助かった♪
そんな標識に見つけた飼坂峠が
この日最大の難所であり
伊勢本街道でも指折りの難所で
当時の伊勢参りで歌われた民謡にも
怖いところ…として登場するという💨

峠のだいぶ手前にあるのが
須郷のおんばさん?
気になるので少し寄り道💨

流行病の百日咳のことをこの地では「うばぜき」といい、子供たちを苦しめてきた。このうばぜきに、霊験あらたかなおんばんさん(延命地蔵菩薩)が掛けている「よだれかけ」を借りて掛けてやると、楽になったといわれている。

難所は3km先で比較的近いが
まだまだあるやすい道が続く♪


偶然見かけた奇妙な🍃
一瞬、実がなってると思ったが
葉が綺麗に巻かれてる状態…
昔、学校で習ったような🙄
後で調べたらハマキムシや
オトシブミという虫の仕業らしく
卵や幼虫が中にいるみたい

昔、この辺りには山賊が出没して旅人の命を奪ったという。その被害に遭った人々を供養するために祀られた地蔵。

今は山賊の心配はないけど
動物とは遭遇したくないなと
お地蔵様に祈願して山道へ

並行する国道を渡ると
いよいよ勾配がきつくなる💨
苔むした石が並んでるような道
これは当時のものなんかな…

きつい勾配は長く続かず
向う先が明るくなってくると
すぐに最高地点に到達した🙌

お伊勢参りして怖いとこどこか…
飼坂、櫃坂、鞍取坂、津留の渡し、宮川か
今回、飼坂を経て櫃坂も越えるが
飼坂の方が難所でした💦
鞍取坂は4回目(🔗設定)
津留の渡しと宮川は次回予定…
多気宿へ

峠越えして後は下山やと
余裕かましてたら悪路過ぎ…

伐採した斜面、空は開けるが
足元は草がボーボーで…

街道歩きで遭遇するとは…
深めなYBKG!!

藪漕ぎの末、一瞬道見失うも
なんとか林道に出てきたとこ🙌

その後、国道脇の旧道歩いてると
足元に見慣れない白いものが…
現地では奇妙な物としか分からず
後日調べたらレアキノコでした😮

森を抜け見えてきたのが多気宿
緑に飲み込まれそうになってるけど
歴史を感じる建物に魅力を感じた

多気は険しい山々に囲まれた小盆地で、東西に延びる伊勢本街道と南北に松阪に出る街道が交差する交通の要所でした。タゲはタギルと同じ意味で、水が激しく流れるところを表す。

すぐいせ道と掘られた道標(道右脇)と上多気常夜灯(左)は神宮への道しるべであり、村内安全と参宮道者の道中安全を祈願して建てられたもの。

多気宿を過ぎると
川沿いに緩やかに登る

登ってるか分からない道が
およそ5km先まで続く…
これが難所の一つ櫃坂への登り

伊勢参宮が盛んな頃、二泊三日の伊勢参りから帰ってくる多気の伊勢講の人たちを講の家族が迎えた場所。子供達はお土産の飴玉や菓子の入った袋を分けてもらい、大人たちは無礼講で酒を酌み交わした後、みんなで伊勢音頭を歌いながら家路についた…。
徒歩で伊勢参りは大変やと思うけど
大変やからこそ出迎えも盛大で
この時代いいな~と感じてしまった
緩やかに続く峠道

櫃坂へ至る伊勢本街道は
国道368号線の旧道や現道を辿る


旧道も舗装され僅かな登りなので
峠に向ってる感覚ではない💨


国道368号は奈良方面から
松阪や伊勢に抜ける道として
少ないながら車が行き交うが…
所々国道か?と思う狭い区間あり
いわゆる酷道と比喩される道😆

両側に祠のあるこの付近で
津市から松阪市に入った🙌

市境から200mほど行ったとこ
道沿いに平地が続くあたりは
かつて茶屋や宿屋が軒を連ねた
峠旅籠道だったそうです🍃
峠地区は昭和50年に廃村となり
現在は面影すら感じられず…

標高はおよそ430mで
多気宿とは高低差100mほど
緩やかな登りを歩いてるうち
いつの間にか峠に辿り着いた🙄

舗装路を5kmで高低差100m
西側のゆるやかな峠道とは違い
2kmで高低差200m以上…
東側は急な山道が続く難所💨

舗装路との分岐地点には
小学生お手製の杖BOX✨
3つの櫃坂
昔から難所と謡われた櫃坂ですが
現地の説明で道が3つあると知った😆

元々櫃坂と呼ばれてたのは
現在地より南側の古坂峠越えで
櫃坂道古坂と呼ばれる道
江戸時代におかげ参りが盛んになり
開いたのが櫃坂道新道(破線)
古坂より近道だったが急坂で
危険個所が多かったために
昭和初期の恐慌時失業対策事業として
学童の安全通学を目的に開通したのが
今回歩いた、櫃坂道新道(実線)

江戸時代の街道も一部あるが
今歩ける櫃坂の大半は
昭和初期に開かれた道みたい🍃

歩きやすさを考慮したというが
現代人としては下りでも苦戦する…
となると江戸時代の新道や
古代からの峠道は無理やったかも😅

あらためて昔の人って凄いし
そこまでしてでも行こうとした
伊勢神宮って凄いんやなと実感

急坂を下りきると林道に合流
ここから先はひたすら歩くのみ

久々に見えた空は重たい雲で
今にも雨が降り出しそう💨
最後は雨の歩き旅
この日の予報は曇りのち雨で
それを承知で歩き始めてたけど
雨は何時頃に降り出すのか…
後半は雨雲との戦いでした💦

この日は7月上旬で
紫陽花が最盛期なので
当然の空模様でした😄

ただ冒頭でも書いたけど
3月から歩けてなかったのもあり
勢いで宿を予約、キャンセルを忘れ
雨が降るまで歩こうと飛び出した🙏

天気が良ければ日没まで歩けて
目標とする場所あったけど
遅くとも15時には降る予報のため
10kmほど短縮した地点を目指す

急ぎながらも紫陽花が綺麗で
写真撮ってたら蛙が潜んでた😆

者世より是迄十四里(約56km)
是より宮川へ八里半(約34km)
宮川は伊勢神宮外宮近くの川なので
外宮まで34kmと少しと判明😅

集落内で神社に遭遇したので
もう少し降雨待って...と祈願😄


古い商店の建物を撮ってると
微かな雨粒が肌に触れた💦

雨雲レーダーを確認すると
濃い雨雲に追いつかれてて😨

雨?と思った15分後には
傘刺さないと辛い本降りに…

一瞬雨脚が強まったので
自販機横の屋根下で休憩してると
通りすがりの軽トラおっちゃんが
「乗せたろか?」と声かけてくれた
嬉しすぎる申し出やったけど
中途半端な場所で歩き終えると
次が辛くなるので感謝伝えて断り🙏

短縮した目標のバス停まで
川沿いの何もない道をスパート💨

手前にもバス停はあったけど
松阪市内へはここから本数が多く
次回も考えての最終地点でした😆
ただバスまで時間があったので
1km先のバス停付近まで歩いたが
待つ場所無かったので戻って終了🙌
今回のルート


・時間:約6時間、・距離:24.1km
・登り:609m、・下り:792m
伊勢奥津駅→飼坂峠→多気宿→坂向場→櫃坂峠→道標→柿野神社→大石宿の道標→大石BS

伊勢本街道_バックナンバー
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