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【イマイチな私が見つけた、イマ最高な一瞬の奇跡】

「今日も、なんだかイマイチだな……」
帰り道、心の中で小さくため息をつく。


やりたいことは山積み。
要領はいつも悪くて、帰宅してからも全力で走っているつもりなのに、気がつけば机の上で居眠りをしてしまっている。

もっと頑張らなきゃいけないのに。
もっと器用に生きられたらいいのに。

そんな「イマイチな自分」に焦りを感じてしまうのは、私が、私の大好きな場所、noteの世界と、そこにいる「あなた」に、いつでも100%の自分で向き合いたいと願っているからです。

「私の言葉は、ちゃんと届いているのだろうか」

「誰かの心に、小さな喜びや感動を灯せているのだろうか」

顔の見えない画面の向こう側を思っては、答えのない不安に少しだけ胸を痛めることもあります。


時間はいつも足りなくて、届けたい想いばかりが空回りしていきます。

だけど、そんな不器用で、おっちょこちょいな私だからこそ、出会える景色があります。

雲の隙間から、世界が輝きだし、空は、どんよりとした雲に覆われていました。

「雨は降らないみたいだけど、このすっきりしないな」


そう思いながらもカメラを向けた瞬間、ハッとしました。

雲が何層にも重なり合い、その隙間からこぼれる光が、まるで生き物のようにダイナミックなグラデーションを描いていたのでした。

完璧に晴れ渡った青空よりも、雲があるからこそ、光の強さが際立ちます。

まるで、迷いや葛藤を抱えながらも進もうとする、私たちの命そのもののように。

職場の窓から見えた、奇跡の赤


昼間の青空を駆け抜け、夕方17時。
仕事に追われる手を少しだけ止めて窓の外を見たとき、息をのみました。

そこには、言葉を失うほどの夕焼けが広がっていたのです。

オレンジ色を通り越して、燃えるような赤。

その遥か向こうに、神々しく、だけど静かに佇む富士山のシルエットが、くっきりと浮かび上がっていました。

「これ、みんなに伝えたい。今すぐ見せたい!」

おっちょこちょいな私が、夢中でズームアップのシャッターを切りました。

誰かにとっては、ただの「日常のひとコマ」かもしれません。


だけど私にとっては、職場の窓から見つけた、奇跡のような、あなたへの贈り物です。

闇の中に灯る、光の道

夜の帳(とばり)が下りる頃、私はある場所にいました。

近未来的な岩の要塞のような「角川ミュージアム」、そしてその傍らにひっそりと佇む教会。

暗闇の中で、一筋の強い光を放つ鳥居が、そこにはありました。

その光は、奥へと続く道を、どこまでも優しく、力強く照らし出していました。

まるで、「不器用でもいい。そのままで進めばいいんだよ」と、迷える私の背中を押してくれるかのように。

そして見上げた夜空には、冷たくも美しい月。

さらにカメラをスーパーズームアップしてみました。


ファインダーの向こうに現れたのは、ごつごつとしたリアルなクレーターの陰影でした。


傷だらけだからこそ、光を反射してこれほどまでに美しく輝く、月の真実の姿。

あなたに、届きますように


要領が悪くたって、時間が足りなくたって、いい。

居眠りしちゃう日があっても、それが全力で生きた証拠です。

私の書く記事や、私の切り撮る写真が、あなたの胸にどう届いているかは分かりません。

だけど、私がこの世界の美しさに感動し、「あなたに届けたい」と願うその瞬間、私の心は間違いなく、限りない充実感で満たされています。

イマイチな私だけど、イマイチな日々を重ねた先には、こんなにも「イマ、最高」な一瞬が待っています。

出会ったこの神々しい夕焼けが、闇を照らす鳥居の光が、そして、撮れたてほやほやのこの月の輝きが。

どうか、今夜を生きるあなたの心に、そっと届いて、小さな温もりになりますように。

たくさんの感謝を込めて。


【第二部】【クリエイターさまの記事】

ここからは、順不同にての紹介になります。

 Photo & philosophy donchan

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