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今週読んだ本(2026.8.16〜2026.8.22)

今週読んだ本は8冊でした。
なんか、結構読んだなぁ…

「錬金術師の密室」 紺野天龍

錬金術師フェルディナント三世の神秘公開式前夜、三世の死体が発見された。誰がどうやって?青年軍人と女錬金術師が謎を追う。
ファンタジー世界での特殊設定ミステリです。世界に七人しかいない錬金術師は何故殺されたのか?主人公たちの軽快なやり取りも面白く、真相に至る仕掛けも上々でした。ラノベ風で読みやすく、続きも気になります。

「永遠の記憶」 東野圭吾

内海薫を刺した老人は黙秘を貫く。湯川の指摘により、新たな事件の糸口が見つかるが。
ガリレオシリーズの最新刊であり東野さんの絶筆作品になるのですかね。時は流れ、皆歳をとり、見事な終活でした。なんというか、物理や科学から人の心の話になりましたね。

「人喰いパンダ殺人事件」 五条紀夫

人気の中華式洋食店で食事中に鳴り響く警報、人喰いパンダ警報により籠城中の店内で惨殺死体が見つかる。
パンダに殺られたのか、それとも誰かの偽装か、とトンデモ展開のパンダ事件です。なんとなく、そうなのかもと思って読んでましたが、あー、やっぱりそうなのか、となりました。

「幕が上がれば誰かが誰かに殺される」 ベンジャミン・スティーヴンソン

元妻のSOSで小さな町を訪れたアーネストだが、マジックショーの最中に新たな事件が発生し。
信頼できる語り手によるフーダニットミステリです。シリーズ三作目になりますね。手がかりはきちんと提示され、解決編で綺麗に収束します。これまでよりも薄いのですが、ぎゅっと中身が詰まっており、ちょうど良いボリュームだった印象です。お見事。

「くらのかみ」 小野不由美

古い屋敷に集められた親戚一同、子供たちは座敷童子を呼び出し、たたりによって毒騒ぎも起こり…
ある意味特殊設定ミステリでした。元はミステリーランドなので子供向けでもありますが、なかなかの本格でもあります。田舎の親戚の家に行った時の、子供たちが集まってワチャワチャやるのが味わえます。

「此方より 小林泰三未収録短編集」 小林泰三

独特の世界観を持つ小林泰三作品14編、そこは未知の世界。
短編から長編に近い作品まで多種多様の作品集でした。表題作の「此方より」の逆転ぶり、名作パロディや世界の根底を揺さぶる作品など、実に堪能しました。凄かった。

「おいしいごはんが食べられますように」 高瀬隼子

食に興味のない男、真面目で損をする女、か弱く守られる女、職場の微妙な関係の物語。
何でしょう、世渡り上手さというか、不条理というか、気持ちの悪さのある物語と感じました。なんで?となる瞬間が多々あり、心と行動の合わなさがわからんです。こう、すわりが悪い。

「さよならダイノサウルス」 ロバート・J・ソウヤー

恐竜絶滅の謎の解明のため、二人の学者がタイムマシンで過去へ赴く。だが、そこでは想像外の出会いがあり…
結構昔に読んだことありまして、今回久々に再読です。恐竜の謎に独自の解釈とトンデモ設定で新たな世界を見せてくれるソウヤーのSF。荒唐無稽のはずなのに納得感もあり、このアイデアが出てくるということが素晴らしい。ソウヤー最高ですね、面白かったです。

おまけ

今週買った本は10冊でした。読んでるのに買ってるので減らない。

ここまで目を通していただき、ありがとうございました。

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