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TOEIC275点だった私が935点まで伸びた英語学習記録【第1話】

振り返り

会社の研修で、全員がTOEICを受けさせられた。

自分から申し込んだわけじゃない。特別な準備もしていない。ただ、会社で強制的に受験させられた試験(IPテスト)だった。

結果は275点。

強いショックはなかった。でも「思ったより低いな」という静かな違和感はあった。英語が得意でも苦手でもない、と思っていたのに。


点数より、「何がダメなのかわからない」がしんどかった

TOEICを受けたことがある人なら、わかるかもしれない。

試験形式に慣れていないと、「今何をやっているのか」が
よくわからないまま進んでいく感じがある。

特にリスニングは音声が流れ続ける。
どれが問題文でどれが選択肢なのか、頭が整理できないうちに次へいく。

Part 5は単語は見たことがあるのに、文全体の意味が追えない。Part 7は最後まで読みきれず、わかるところだけ拾って残りは勘で選んでいた。

終わったあとに残るのは「もう時間切れ?」という感覚と、
ものすごい疲労感だけ。

一番しんどかったのは、問題の振り返りができないことだった。
英検のように問題や正解が公開されるわけではなく、
どこを間違えたのかを後から確認することもできない。
単語が足りないのか、文法なのか、それとも単に形式に慣れていない
だけなのか、切り分ける材料が残らない。

「何が悪いのかわからない」というのは、次に何をすればいいかもわからない、ということでもある。


最初にやったのは、単語のやり直しだった

正しい勉強法なんて知らなかったから、やったことはシンプルだった。

例文ベースの単語帳を買って、毎日少しずつ読んでいった。
DUOのような、例文の中で単語を覚えていくタイプのもの。

戦略があったわけじゃない。ただ、学生時代に一度入れた英語が、
どこかに埋もれている感覚があった。それを掘り起こすところから
しか始められなかった。

単語帳から始めることが効率的かどうかは、今でもよくわからない。
ただ当時の自分には、それ以外の選択肢が見えなかった。
何が問題かわからないなら、基礎から積み直すしかないかな、
と思っていた。


「何から始めればいいかわからない」という感覚

低スコアを見て、どこか途方に暮れた記憶がある。

勉強しなきゃいけないのはわかってる。でも何をすればいいかわからない。参考書を開いても、自分に何が足りないのかピンとこない。そんな感じ。

今振り返ると、まず「自分がどこでつまずいているか」を少しだけ考えてみるといいのかもしれないと思う。リスニングなのか、語彙なのか、読む速度なのか。全部わからなくていい。「たぶんここかな」という感覚でいい。

ただ当時の私には、その仮説すら立てられなかった。だから単語帳を手に取ることが、唯一動ける一手だった。


この記録について

この記事は、275点からどうやってスコアを上げていったか、その過程を書き残したシリーズの第1話です。

勉強法の正解を語るつもりはなくて、同じように「何から始めればいいかわからない」と感じていた自分の記録として残しておきたいと思っています。

このときはまだ、どこに向かっているのかもわかっていなかった。


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