調査資料:バリアフリー上映に関するアンケートの結果と分析2026〜情報保障の映画賞をつくる〜
はじめに
昨年の「日本映画業界におけるユニバーサル上映実態調査2025年春」では、映画の情報保障がどの程度広がっているかをデータとして量的に可視化しました。今回の資料では、主にその質的な側面に焦点を当て、アンケート調査の自由記述欄を活用し、情報保障やユニバーサル上映の環境についての様々な声を集約しました。その結果、「情報保障の制作に関わる障害当事者(クオリティチェック)がクレジットされない傾向があり、結果として障害当事者の存在が不可視化されてきた」という実態が明らかになりました。
その後、アンケートへ寄せられた声に対し、障害当事者および有識者の方々から寄稿いただきました。具体的には、ろう者や視覚障害者の方々、研究者、映像作家、キュレーター、映画上映者です。多様な人々がアクセス可能な「ユニバーサルな映画上映環境」の構築を検討していくうえで、本資料をご活用いただけますと幸いです。
主催:一般社団法人Japanese Film Project
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 [長期助成](東京芸術文化創造発信助成 芸術創造環境の向上に資する事業)
企画・調査票作成・分析等:歌川達人(Japaense Film Project代表理事/映像作家)
分析協力(共起ネットワーク等):井上智晶(帝京平成大学 人文社会学部 人間文化学科 助教)
アシスタント:柴田笙、林蓮実(東京藝術大学 音楽環境創造科 教育研究助手)
協力:小川明子(立命館大学映像学部教授)、駒川智子(北海道大学大学院教育学研究院教授)、田中東子(東京大学大学院情報学環教授)
デザイン:鈴木規子、 アシスタントデザイン:折口茜
資料閲覧リンク(ダウンロード可)
寄稿文
アンケートの結果に対し、以下11名が寄稿しました。
飯野由里子(東京大学大学院教育学研究科附属 バリアフリー教育開発研究センター特任教員
牧原依里(一般社団法人日本ろう芸術協会 代表理事/映画作家)
石井健介(ブラインド・コミュニケーター)
大河内直之(東京大学先端科学技術研究センター 学際バリアフリー研究分野/NPO法人バリアフリー映画研究会)
平塚千穂子(CINEMA Chupki TABATA 代表/バリアフリー映画鑑賞推進団体 City Lights 代表)
今村彩子(映像作家/名古屋出身/Studio AYA代表)
牧野麻奈絵(東京大学先端科学技術研究センター 当事者研究分野熊谷研究室 ユーザーリサーチャー)
田中みゆき(キュレーター/アクセシビリティ研究/社会福祉士・精神保健福祉士)
小川明子(立命館大学映像学部教授)
柴田邦臣(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教員)
歌川達人(一般社団法人Japanese Film Project代表理事/映像作家)
主催:一般社団法人Japanese Film Project

[東京芸術文化創造発信助成 芸術創造環境の向上に資する事業]
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