人生アップデート日記 #6 文系・一般職だった私が、DX推進責任者になるまで。キャリアを変えた3つの分岐点
たくさんの反響ありがとうございます!こんな記事も書いてます。
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入社したとき、私の仕事はお茶くみと電話拭きでした。その私が今、部署のDX推進責任者として組織図に載っています。
DX推進責任者として、日々仕事をしていると、「もともとシステムの人なんですか?」とよく聞かれます。
「いいえ、法学部出身です。」と答えると100%驚かれます。
しかも入社したときは、一般職でした。
当時はお茶くみと電話拭きをやっていました。
正直に言うと、今の会社に入ったのも第一志望ではありません。
大学時代に司法書士試験に挑戦していて、就活に完全に乗り遅れました。 試験は、惜しくも不合格。 気づけば、残っていた大手の枠は、今の会社の一般職だけ。
挫折からのスタートでした。
そんな私が、JTCで働き続け16年。今は部署のDX推進責任者をしています。
振り返ると、キャリアが変わった分岐点は3つありました。
分岐点① 上司が勝手に、総合職への転換をごり押ししてくれた
1つめの分岐点は、20代半ば。 一般職から総合職への転換です。
ここでよく誤解されるのですが、私は、自分から手を挙げていません。
当時の私は、目の前の仕事を夢中でやっていただけでした。 ただ、気づけばその仕事は、どう考えても一般職の範囲を超えていました。
それを見ていた上司が、動いてくれたんです。
「この仕事内容で一般職はおかしい」と。
当時、うちの会社で総合職の女性といえば、営業か技術系だけ。 バックオフィスの総合職女性はいませんでした。
一般職から総合職への女性の転換の前例はゼロ。 それでも上司は、ごり押ししてくれました。
このとき学んだことがあります。
肩書が先に変わるのではない。
仕事が先に肩書を追い越すと、周りが変えてくれる。
実力が先、肩書が後
この順番は、今も私のキャリアの原則になっています。
分岐点② 時短勤務のまま、昇格した
2つめの分岐点は、ワーママになってから、時短勤務のまま、昇格したことです。
うちの会社の昇格に、試験はありません。 上司の推薦と、評価だけで決まります。
つまり時短の私は、 「時間で貢献できない分、評価で選ばれる」しかありませんでした。
「時短だから、評価は諦めるしかない」 そう思い込んでいた時期が、私にもありました。でも、時間の長さと成果は、別物でした。
ここは書きたいことが多すぎるので、次回の記事でじっくり書きます。
テーマは「時短ワーママの働き方設計」です。
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分岐点③ DX推進室への異動。幸運は、準備した人のところに降ってくる
3つめの分岐点は、2022年。 新設されたDX推進室への異動です。
これは正直、ラッキーとしか言いようがありませんでした。
・業界にDXの機運が押し寄せてきた
・会社がDX推進室を新設して、人を探していた
・新しく来た本部長が、この部署の成功を強く期待されていた
どれも、私にはコントロールできない偶然です。
でも、ひとつだけ偶然じゃないものがありました。
数億規模の基幹システム構築で、現場側の要件定義を担当した経験。
それを持っている人間が、社内に私くらいしかいなかったんです。
DXの成功の秘訣は、現場をよく知るプロパー社員のアサインだと、巷ではよく言われます。 現場を知らない外部コンサルへの丸投げが、だいたい失敗するというのはこの界隈では常識です。
本部長は、成果を出せる人材をどうしても欲しかった。 そこに、条件に合う人間がひとりだけいた。
偶然が3つ重なった交差点に、立てる手札を持っていたのは私だけだった。
それだけの話です。
異動希望が通らなくて、くすぶっている人へ。 私も、何年も希望を出し続けて、ずっと通りませんでした。
ドアはいつ開くかわかりません。 でも、開いた瞬間に差し出せるものを磨いておくことはできます。
その後、おかげさまでDX推進の仕事は大きな成果につながりました。特に全社をあげて取り組む中、他部署と比較して、私の部署がダントツのプロジェクト完遂数、社内表彰もいただきました。
そして今、私の肩書は「部署のDX推進責任者」。 組織図に、正式に載っています。お茶くみと電話拭きをしていた私の名前が、です。
3つの分岐点に、共通していたこと
こうして並べてみて、気づいたことがあります。3つとも、私は分岐点を「自分で作って」いません。
上司が動いてくれた。 制度が変わった。 部署が新設された。
全部、外からやってきました。
でも、分岐点が来たとき、選ばれる側にいる準備だけはしていました。
分岐点は、自分では作れない。 でも、分岐点が来た日に選ばれる自分でいることは、できる。
司法書士試験に落ちて、滑り込みで入った会社の一般職。
そこからでも、キャリアはアップデートできます。
次回は、分岐点②の続き。 「時短ワーママの働き方設計」を書きます。
時間で貢献できない分、何で評価されたのか。私が実際にやったことが参考になれば幸いです。
「そもそも文系の私が、なぜAIに詳しくなったのか?」が気になる方は、こちらをどうぞ。 → 人生アップデート日記 #4 文系・非ITの私が、気づけば社内で「AIに詳しい人」になっていた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
はじめましての方へ。
JTCメーカーで働く、2児の母です。一般職からキャリアスタートして、 現在はDX推進の責任者をしています。
「時短だからキャリアはここまでかな」 そう思っていた時期が、何年もありました。
今まさにキャリアに不安を感じている方にとって、何かのヒントになるかもしれません。
▼ 文系・一般職だった私が、DX推進責任者になるまで
▼ 時短ワーママの「働き方設計」評価が止まらなかった理由を、全部書きます
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