ファッションなんてマネキンとインフルエンサーを真似ればなんとかなる
「俺、ファッションセンスないわー」と思っている、そこのあなた。
安心してください。
意外と服装は、誰かの真似からでも変えられます。
30歳手前までダサダサな格好を続けていた僕ですら、あるときコツをつかみ、人前に出ても恥ずかしくない服装ができるようになりました。
前回の髪型の記事に続いて、今回も僕の失敗談から始まります。
ただ、この記事を読み終える頃には、「自分にも服装を変えられるかもしれない」と、少しだけ服選びが楽しくなると思います。
僕の恥ずかしい髪型の失敗談はこちらです。
🔶ファッションセンスなんて、どうやって身につくんだ🔶
僕は30歳手前になるまで、ファッションにほとんど興味がありませんでした。
ファッションとは、オシャレな人が高いお金をかけて楽しむもの。
服なんて、着られればそれでいいと思っていました。
高校生の頃までは、母親が近所のスーパーで買ってきた安い服を、そのまま何も考えずに着ていました。
サイズが合っているか。
色の組み合わせがおかしくないか。
自分に似合っているか。
そんなことを気にした記憶はありません。
「母親が買ってきたから着る」
それだけでした。
今振り返ると、かなり独特な服も混ざっていました。それでも当時の僕には、ダサいという自覚すらありませんでした。
今より少しふっくらしていて、人からどう見られるかを気にする意識もない。当然、女性から格好よく見られたいという気持ちもほとんどありません。
そんな状態で、ファッションセンスが身につくはずもありませんでした。
🔶パーカーとロールアップパンツで、なんとなく整えた気になっていた🔶
大学生になって一人暮らしを始めると、自分で服を買わなければならなくなりました。
高校までと違い、大学には制服がありません。毎日私服を見られるのに、何を着ればいいのかわからない。しかも、お金もありませんでした。
オシャレな店に入ると、店員さんに話しかけられそうで怖い。
だから、できるだけ安くて入りやすい店で買いたい。
でも、できれば女の子にはモテたい。
そして僕は、なぜかこう考えました。
「自分は格好いい系ではない。でも、弟っぽい可愛い系ならいけるかもしれない」
その結果、安価なパーカーと、裾をロールアップすると裏側の柄が見えるパンツを合わせるようになりました。
今振り返ると、かなり厳しいファッションです。
当時は、ベストに細身のパンツ、ティンバーランドの靴を合わせたような男子が人気でした。
その横で僕は、ひたすら弟感を出そうとしていました。

しかも、この服装を大学生の頃から30歳手前まで続けていました。
今思うと狂気の沙汰です。
ダサい。
なんとなく清潔感もない。
それでも僕は、
「この格好を続ければ、“僕といえばこれ”と覚えてもらえる」
と、本気で思っていました。
自分では個性を出しているつもりでしたが、周囲から見れば、単に服装を更新していない男性だったのだと思います。
🔶元カノから言われた衝撃の言葉🔶
初めて付き合った彼女は、本人もパーカーとジーパンのようなラフな服装を好んでいました。
僕と系統が近かったためか、服装について何かを言われた記憶はありません。
その彼女と別れたあと、別の女性と付き合うことになりました。
僕はその頃も、変わらずパーカー中心の服装でデートをしていました。
27歳くらいの頃、ショッピングモールを歩いていると、彼女から突然こう言われました。
「◯◯くんはさあ、オシャレ手抜きしてるよね」
今でも、その瞬間を覚えています。
ここまで読んだ人なら、「どう見ても手を抜いているだろう」と思うかもしれません。
でも、当時の僕には手を抜いている感覚がありませんでした。
「こういう服を着るのが僕のスタイルだ」
と、本気で思っていたからです。
流行に左右されない。
少年っぽい可愛げもある。
これが自分のアイデンティティだ。
そんな自己評価までしていました。
だから、「手抜きしている」と言われたときは、かなり混乱しました。
自分が個性だと思っていたものが、相手からは手抜きに見えていた。
それでも、その場ですぐ服装を変えようとは思えませんでした。
🔶婚活を始めようとした時に自分のファッションセンスのなさにようやく気づいた🔶
彼女と別れてしばらく経った頃、そろそろ婚活を始めようと考えました。
「そういえば、最近服を買っていないな」
「昔の服はまだ着られるかな」
そんなことを考えながら、クローゼットの中を見返していたとき、ようやく気づきました。
「あれ、僕ってダサいかもしれない」
それまでは、彼女がいたこともあり、不特定多数の女性から見られるという意識があまりなかったのだと思います。
生活するだけなら、昔の服でも困りません。
でも、その服で婚活パーティーや初対面の女性とのデートへ行くところを想像すると、急に不安になりました。
「女性から選ばれたい」と本気で考えたことで、初めて自分を客観的に見るようになったのです。
このままではまずい。
そう思った僕は、ようやく最近のメンズファッションについて勉強することにしました。
🔶ファッションインフルエンサーの真似から入った🔶
いきなりファッション誌を読んだり、パリコレを見たりしても、たぶん僕には理解できません。
もっと初心者向けに、わかりやすく教えてくれる人はいないだろうか。
そう考えて、YouTubeで「メンズファッション オシャレ」といった言葉を検索しました。
そこで見つけたのが、ファッションインフルエンサーのげんじさんです。
僕の人生に影響を与えたインフルエンサーの一人でした。
動画では、オシャレに見せるポイントが初心者にもわかるように整理されていました。
高級ブランドだけではなく、ユニクロやGUで買えるアイテムも紹介されています。
実際に着用したコーディネートを見ながら、服の選び方や合わせ方を学べました。
動画を何本か見て、初めてわかりました。
オシャレになるために、高いブランド服を買う必要はない。
ユニクロやGUでも、組み合わせ次第で十分に整えられる。
当時紹介されていた合皮のレザージャケットを買い、GUのシャツ、カーゴパンツ、革靴を揃えました。
そして、自宅で一式着て鏡の前に立ちました。

「カッコいい…」
思わず、そう呟きました。
僕自身のセンスで服を組み合わせたわけではありません。
インフルエンサーが紹介していたコーディネートを、そのまま真似しただけです。
しかも、半分以上はGUでした。
それでも、服装を変えるだけで、自分の印象がここまで変わるのかと驚きました。
そこから、他のインフルエンサーや洋服店のマネキンも参考にするようになりました。
最初から大量に服を買う必要はありません。
気に入ったコーディネートを一つ見つけて、それを再現するために必要な服を数着買うだけで十分です。
僕はGUで買った黒とグレーのバレルレッグスラックスを、今でも使っています。
1本3,000円もしませんでしたが、さまざまな服に合わせやすく、3年ほど履いています。
初心者の僕に必要だったのは、自分だけの個性を考えることではありませんでした。
まず、完成しているコーディネートを丸ごと真似することでした。
🔶系統と色味のバランスが大事🔶
ファッションインフルエンサーの動画を見ていて、初心者の僕でも理解しやすかったのが、「服の系統」と「色味」の考え方でした。
服装は大きく分けると、次のような系統があります。
【きれいめ】
襟付きのシャツ、ジャケット、スラックス、革靴など。
【カジュアル】
Tシャツ、スウェット、パーカー、ジーパン、スニーカーなど。
すべてをきれいめな服で揃えると、少しかしこまりすぎて見えることがあります。
反対に、全身をカジュアルな服だけで揃えると、組み合わせによっては子どもっぽく見えます。
そこで、きれいめな服とカジュアルな服を適度に混ぜる。
たとえば、ジャケットやシャツを着るなら、パンツや靴のどこかに少しカジュアルな要素を入れる。
反対に、Tシャツを着るなら、パンツをスラックスにする。
僕は、そうした考え方を学びました。
もう一つ、初心者にとってわかりやすいのが色です。
僕のように組み合わせがわからない人ほど、最初から赤、緑、黄色などの強い色や、大きな柄の服に挑戦すると失敗しやすくなります。
まずは、白、黒、グレーを中心にする。
柄物を増やしすぎない。
全身で使う色を絞る。
これだけでも、服装はかなりまとまりやすくなりました。
目立つ服を着ていなくても、色や系統が整っていると、清潔感のある印象になります。
初心者のうちは、個性的な服を一着ずつ集めるより、インフルエンサーやマネキンのコーディネートを上下セットで真似した方が失敗しにくいと思います。
🔶Aラインを意識すると、少し足長に見えるらしい🔶
この記事を書いている2026年時点では、上半身を比較的すっきりさせ、下半身に少しボリュームを出すシルエットをよく見かけます。
アルファベットの「A」のように、上から下へ広がって見えるため、Aラインと呼ばれます。
上半身を必要以上に大きく見せず、腰の位置やパンツのシルエットを整えることで、全体のバランスがよく見えやすいそうです。
現在の僕は、たとえば次のような服装をしています。

合皮のレザージャケットは1万円以下。
ヘンリーネックのトップスは4,000円ほど。
カーブシルエットのデニムはGUで3,000円ほど。
革靴もGUで4,000円ほどだったと思います。
一つひとつのアイテムは、それほど高くありません。
アクセサリーを大量につけているわけでも、派手な色を使っているわけでもありません。
それでも、シルエットと色味を揃えるだけで、以前よりかなりすっきりした印象になりました。
大切なのは、Aラインという言葉だけを覚えることではありません。
その時点で紹介されているコーディネートを見て、上半身と下半身のサイズ感まで含めて真似することです。
僕も、自分でゼロから組み立てたわけではありません。
インフルエンサーや店員さんが作った正解に近い組み合わせを、ユニクロやGU、ZOZOTOWNなどで再現しただけです。
🔶流行はころころ変わる🔶
僕がファッションに興味を持ち始めてから、3年ほど経ちました。
その短い期間でも、人気のシルエットやアイテムは変わっています。
以前は上も下も大きめに着るコーディネートをよく見かけましたが、最近は上半身を少しすっきり見せる服装も増えています。
流行が変わると、以前買った服を着ることに抵抗が出てくる場合もあります。
ただ、その服が一時的に着づらくなったとしても、ファッションについて学んだ経験まで無駄になるわけではありません。
色を使いすぎない。
サイズ感を見る。
全身のシルエットを確認する。
完成したコーディネートを参考にする。
こうした基本的な考え方は残ります。
流行を完璧に追い続ける必要はありません。
ときどきインフルエンサーや洋服店のコーディネートを確認し、今の自分の服装が大きく古くなっていないかを見る。それくらいで十分だと思います。
そして、流行を試すなら、最初から高い服を買わなくても構いません。
ユニクロやGUなどで似た形の服を探せば、少ない負担で新しい服装を試せます。
初心者のうちは、無理に自分だけの個性を出そうとするより、その時代に合った無難なコーディネートを真似する方が、周囲からはきちんと服装に気を使っているように見えると思います。
🔶ファッションは、まず真似ることからでよかった🔶
ファッションセンスは、最初から自分の中に備わっているものではないと思います。
少なくとも僕は、何を着ればいいのか、まったくわかりませんでした。
それでも、格好いいと思った人の服装を真似する。
インフルエンサーやマネキンが作ったコーディネートを、そのまま再現する。
最初は白、黒、グレーなどのシンプルな色から始める。
ときどき流行を確認する。
これだけでも、昔の自分からはかなり変わりました。
高級ブランドの服を買う必要もありません。
ユニクロやGUを中心にしても、サイズ感や組み合わせが整っていれば、十分に印象は変わります。
以前、僕に「オシャレ手抜きしてるよね」と言った元彼女が、今の服装を見たら何と言うだろう。
少し気になります。
もちろん、服装を変えただけで、急に女性からモテるようになるとは言いません。
でも、「何を着ればいいかわからない」「自分にはセンスがない」と諦めていた僕でも、誰かの真似から始めることで、少しずつ変わることができました。
僕は、あの頃のパーカーとロールアップパンツのまま婚活へ行かなくて、本当によかったと思います。
自分の個性だと思っていた服装を一度手放し、まず正解に近い服装を真似してみる。
僕にとっては、それが人生の印象を変えるほど大きな出来事でした。

ファッションに必要な清潔感は、単に服を洗っているか、嫌な臭いがしないかという衛生面だけではありません。
色合いが落ち着いているか。
自分の体に合ったサイズか。
全体のシルエットが整っているか。
そうした見た目を含めた総合的な印象も、清潔感につながります。
婚活市場で求められる清潔感について、僕なりに考えた記事はこちらです。
この記事では、ファッションセンスがなかった僕が、マネキンやインフルエンサーを真似して服装を変えた話を書きました。
ただ、服を買っただけでは清潔感は完成しません。
洗濯、アイロン、着替えまで含めて、僕が朝6時から夜24時まで実際に行っている自分磨きをまとめた記事も公開しています。
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