定線観測6 酒と麺と街道2021
目的地に到達する以外に、何を目的に街道を歩いているのか。
初めて歩く道は新しい風景との出会い。
知人が住む街は久々の再開。
再訪する地域は異なる季節との出会い。
様々な目的がありますが、突き詰めると、生きた痕跡である足跡を残したい本能で歩いてます。
一方で、歩いている日々の目先の目的は何か、それがきっと酒なのです。

長野県南木曽町
2021年に歩いた街道と酒の記録を紹介します。
この年はコロナ禍で酒類を提供しない店が多かったので、食事の画像に酒類が写っていない時は、緊急事態宣言かまん延防止等重点措置の期間と思って見てください。
中山道 東編
約30年ぶりに本格的に歩く街道、転職をした直後なので、前職で世話になった同僚に挨拶と称して会い、飲みながら西にすすみました。
2021.04.03
そば処星喜/さいたま市南区
埼玉県内は、前職の仲間と会いながら歩きました。さいたま市在住のJT氏とは新しいビジネスへの取り組みなどで苦楽を共にした仲。彼の自宅前の蕎麦店で一献。


2021.04.10
上尾飯店/埼玉県上尾市
上尾在住のYY氏も前職の仲間で、共通の趣味が神輿。今でも一緒に神輿を担いでます。


2021.04.20
そば処瀧乃家/埼玉県鴻巣市
昼のビールは歩行に大きな影響を与えないのですが、日本酒はどうなのか試してみました。一合ならビール中瓶一本とあまり変わらず。


2021.04.20
永楽/埼玉県熊谷市
前職の仲間、熊谷市民のMT氏。仕事終わりにタイミングが会い、彼のお気に入りの店で一献。勢いで4日後に一緒に歩く事になりました。


2021.04.24
そば遊歩/埼玉県深谷市
この日はMT氏と同行。道沿いに前職の先輩IM氏の自宅があり訪問し一献。勢いで昼の店までお付き合いいただき、昼から二次会。


2021.05.01
あやめ屋/群馬県高崎市
歩き始めた頃は蕎麦と日本酒の昼食に拘りすぎていました。群馬県はうどんで有名だったのに蕎麦を注文、今思うと勿体無かったです。


2021.05.01
Chminomi Katsu/群馬県高崎市
高崎の夜は沼田在住の前職の先輩KYさんと一献。彼の知人がオーナーの日本酒が美味しい店で、酒の写真を撮るのを忘れる位ご馳走になりました。


2021.05.02
いちよし/群馬県安中市
日本酒と蕎麦の昼食が定着してきました。東海道中膝栗毛の、弥次さん喜多さんを、一人で演じている気分です。


2021.05.15
関所食堂/群馬県安中市
この先碓氷峠を越えるので、初めてアルコール摂取は控えた昼食。料理がとても美味しかったので紹介します。


2021.05.15
春告げ鳥/長野県軽井沢町
時間がなく碓氷峠を速足で越えた影響で、右脚膝を痛め宿の階段を登るのも必死な状態。しかし夜の街に行く気力だけはありました。


2021.05.16
北盛楼/長野県佐久市
昨日痛めた右脚を引き摺りながら入った店。司馬遼太郎の街道をゆく"信州佐久平みち"に登場した店でした。


2021.05.29
ときん亭/長野県立科町
立科町役場前にある店。お通しが美味しくお酒のお代わりを頼んだら、歩けなくなりませんか?と女将さんに心配されてしまいました。


2021.05.29
民宿みや/長野県長和町
和田峠を越える前に多くの旅人が泊まる宿で、街道仲間に聞くと夕食はみんな生姜焼き定食。焼酎中仙道をいただきました。


2021.05.30
そばどころ小坂/長野県諏訪市
長かった海外駐在から故郷の下諏訪に帰国した、前職の先輩MKさんと待ち合わせ。温泉に浸かりお蕎麦をご馳走になりました。


2021.05.30
特急あずさ号/諏訪駅→新宿駅
帰りのあずさ号車内は、大好きなカップ酒。岡谷市の髙天酒造の髙天を飲みながら睡りに就きました。


2021.06.12
焼肉東山/長野県岡谷市
長野県在住の前職の先輩、BI氏とその知人3名と同行。信濃のジンギスカン文化の象徴的な義経鍋でかなり盛り上がりました。


寄り道 信州義経鍋
中山道 塩尻峠
長野県塩尻市
2021.06.12
中山道一番の難所和田峠を越えると、そこは下諏訪宿。中山道唯一の温泉がある宿場町で、通常は1泊しかしない大名もこの地では2泊したそうです。

本日は長野県在住の知人三人と同行する約束をしており、集合場所は下諏訪宿岩波本陣。

知人BI氏の計らいで下諏訪宿岩波本陣、二十八代当主 岩波太佐衛門尚宏さんご本人が案内してくださることに。

なんと門の前に到着すると、約束の時間に扉がギギギと開き、当主自らのお出迎え。感動しました。

靴を脱いで主屋に入ると正面に、宿泊や休憩をする際に、大名が持参する関札がズラリと並んでいました。
400枚以上残っているそうです。

往時はこの紋付袴を着て、大名をもてなしたそうです。

主屋は中庭が美しく眺められる様に、最低限の柱で造られています。

美味しいお茶をいただき寛いでいると、心地良すぎて、歩く前から歩きたくなくなってきました。
岩波さん、ありがとうございました。

本陣を出てすぐの塩尻峠からは、諏訪湖が一望できます。

塩尻宿特有の雀飾りがある家。
各地を歩いてますが、この地域以外では目にしない、ならではの建物の造りです。

昼はBYさんおすすめの、ジンギスカン。
長野県民はよく食べるそうで、街道沿いにある焼肉東山に入りました。
座席に座ると、見たこともない鉄板"義経鍋“が置いてありました。

義経鍋の名前の由来は、「源義経が平泉から更に北に落ち延びた伝説の中で、弁慶が冑を使い野鳥を料理したのが始まり」と言われていますので、北東北が発祥の地であると思われます。

肉は分厚くてジューシー。
義経鍋がある焼肉屋は、長野県内では塩尻市岡谷市周辺に集中しているそうです。

真ん中の皿は共用スペースで、水を入れて野菜を茹でます。
4枚ある大きな花びらの様な部分は鉄板で、各々が自分のペースでで肉を焼けます。

右BI氏、左筆者。
この日は洗馬宿まで、翌日は奈良井宿から鳥井峠を越えて、木曽川の源流の藪原宿まで一緒に歩きました。
2021.06.12
民宿千倉/長野県塩尻市
民宿食堂には私ひとり。向かいの席で奥様と晩酌を始めたご主人から、ミツバチの幼虫の差し入れ。精力が付きました!


2021.06.13
トラックS.S 長野県塩尻市
昨日に引き続き4人歩き。途中で出会ったドライブインに全員か釘付け、迷わず入りました。"絶メシ"というテレビ番組の舞台でした。


2021.06.13
特急あずさ 塩尻駅→新宿駅
居酒屋特急あずさ号。塩尻ワインと安曇野の地酒大雪渓と長野の八幡屋礒五郎の煎餅、最高の組み合わせで、帰路につきました。


2021.06.26
清味/長野県木曽町
木曽福島は木曽川を挟んで今も残る銘酒、七笑酒造の"七笑"と、中善酒造店の中"乗りさん"。飲み比べながら過ごす格別の夜でした。


2021.06.27
うどん処武しろ/長野県上松町
ずっと蕎麦を食べ続けていたので、意外にもうどんは初めて。お通しのゼンマイが美味しくて、酒を抑えるのが大変でした。


2021.06.27
特急あずさ 塩尻→立川
居酒屋特急あずさ号もこれで三度目。
売店で迷わず、信濃の酒とつまみを選べるようになりました。


2021.07.10
御宿大吉/長野県南木曽町
コロナ禍の木曽路、妻籠の宿の夕食はおひとり様が三組、横並びに食事をとる異様な光景。それはそれで良き想い出になりました。


2021.07.11
越前屋/岐阜県中津川市
中津川宿に入る手前の心臓破りの坂の上に茶屋が待ち構えてます。往時の旅人の気持ちになり、転がり込むように店に入りました。


2021.07.11
やぶ屋/名古屋市中村区
前職の同期が名古屋で単身赴任。木曽路の帰り路に名古屋に立ち寄り、コロナ禍で開いている数少ない店に入店。コロナに負けるな!


2021.07.23
つたや/岐阜県恵那市
18:30頃に入店しようとすると、大勢の常連さんが早々に出てきます。今日は東京オリンピックパラリンピックの開会式でした。


寄り道 五輪開会式
中山道 大井宿
岐阜県恵那市
2021.07.23
本格的に街道を歩き始めて3ヶ月後、2021年7月7日に前職の先輩NO氏から、東京オリパラの仕事仲間に、街道歩きが大好きなMU氏がいて、紹介したいので一緒に飲みに行くことになりました。

MU氏は五街道を二度も歩いており、その後は街道歩きの師匠として、歩き方をたくさん教えていただいてます。

歩く事が好きな4人が丸の内に集い、あっという間の楽しいひとときでした。
話をしていると、みなさん東京オリンピックパラリンピック協賛企業の責任者や担当者。
その日が無観客開催が決定した日であったので、かなり落胆していたと思われますが、お付き合い頂き感謝でしかありません。

東京駅前には東京オリンピック開会式までのカウントダウンモニュメントが、
"15日と23時間17分15秒"
の時間を告げながら、煌々と輝いていました。

その15日後、歩く事に夢中になり、この日に開会式がある事を忘れて中山道を歩いていました。


大井宿に到着。
楽しみにしていた、中山道広重美術館に寄り道。


街を散策し、雰囲気が良かった"つたや"の暖簾をくぐります。


メニューが黒板の店、好きです。
お通しは茄子と赤い蒟蒻。
酒は岐阜県八百津の蔵元やまだの玉柏。

大蒜たっぷりの鰹、力がつきます。

名古屋が近いのでどて煮。

テレビを観ると、東京オリンピック開会式が始まってます。先程までたくさんいた常連さんが、早々に帰って行った理由がわかりました。
お店の大将と一緒に、開会式を楽しみながらの贅沢なひととき。


締めはうなぎの釜飯。
明日から歩く十三峠に備えます。

大将、ごちそうさまでした。

いい夜になりました。
7月7日に丸の内で会った歩く事が好きな皆さんは、どんな気持ちでこの開会式を観ていたのでしょうか。
その皆さんとは。4年の月日が過ぎた今でも濃密な関係が続いてます。
中山道 西編
2021.07.24
大黒屋/岐阜県端浪市
周辺に宿がなく、外国人に大人気のこの宿の予約可否が、中山道歩きの計画に大きな影響を与えます。コロナのお陰で楽に予約が取れました。


2021.07.25
多鞠庵/岐阜県御嵩町
灼熱の美濃路、歩く気力が無くなりかけた時に、ひっそりと営業している古民家カフェが。中に入ると大いに賑わってました。


2021.07.25
とんかつ寿々女/岐阜県美濃加茂市
美濃加茂市役所に出向中の、前職の仲間と一献。美濃の豚肉ボーノポークを使った絶品のトンカツで、夏バテを吹き飛ばしました。


2021.08.06
旅館川美屋/愛知県犬山市
源流から寄り添ってきた木曽川に、別れを告げたく、犬山城麓にある旅館川美屋の大河を望む部屋を予約しました。


2021.08.07
和食のほていや/岐阜県岐阜市
人生初の熱中症、もう歩けなくなり逃げ込んだ店で飲んだ赤出汁が、五臓六腑の隅々まで沁み渡りました。


2021.08.07
林屋/岐阜県岐阜市
熱中症に苦しみ、昼寝を終えた後に夜のパトロール。物凄く入りずらかった店内は、あたたかい愛情に満ち溢れていました。


寄り道 熱中症の夜
中山道 加納宿
岐阜県岐阜市
2021.08.07
熱中症には生まれてから、一度も罹ったことがありませんでした。
この日の岐阜市の最高気温は35.5℃、じわじわと体力が奪われ、昼に限界を迎え、夜までに戻していく様子をふり返ります。

犬山市城の麓に泊まり、翌朝は犬山橋で朝陽を拝みました。
綺麗ですがすでにこの時点で暑くて、太陽には沈んでほしい位です。

木曽川と犬山城、美しい景色ですね。

創業明治四年の菊川酒造。

うだつの屋根。

見ただけで暑さを助長するひまわり。

日陰がない道。

日陰を選んで忍者の如く歩きます。

サイクリストも暑そう。

ここでギブアップ、もう歩けません。
街道から一番近い場所の宿を予約、水分をたっぷり補給しお風呂に浸かり、身体を整えます。

夕方に動ける様になり、お腹が空いたので夜のパトロール開始。
駅前に立つマスク姿の金ピカ織田信長には、吹き出しそうになりました。
往時でしたら打ち首ですね。

入りたかったこの店は大行列。

以前来た事があるこの店は開店前。

ハードルの高そうな店に提灯が灯ってます。

メニューが無く、なんと無くの会話でつまみが出てきました。

お隣の常連さんが駅前のパン屋さんのオーナー。翌朝用にと、パンの差し入れをいただきました。

店の風景。

差し入れをしてくださったパン屋さん。
ありがとうございました。
そして翌日の岐阜市の最高気温は39℃、一日歩きながら、身体を冷ましながら歩く技法を身につけました。
2021.08.08
一貫楼分店/岐阜県大垣市
昨日熱中症にかかり午後は身体を休めたものの、気温が38℃を超え更に危険な領域に。身体を冷ましながら歩く術を身につけました。


2021.08.08
東海道新幹線/名古屋→東京
灼熱地獄街道から解放後の居酒屋新幹線。三河平野は地面すれすれを走るので、こんなに速かったのかと改めて感動しながら眺めてました。


2021.08.20
居醒庵/滋賀県米原市
醒井宿は古民家に宿泊。素晴らしい会席料理でしたがコロナで酒類の提供が出来ず。酒と料理の親和性を体感した夜でした。


2021.08.21
うどん玉屋/滋賀県豊郷町
麺類でも啜ろうかと入店し、お品書きにあったきつね丼に心奪われ注文。例えようがないそのままの味でした。


2021.08.21
ビジネスホテルシェル/滋賀県近江八幡市
この日は両足にマメが出来てしまい、美しい景色が心の底まで入ってきませんでした。出かける気力もなく居酒屋セブンイレブン、こんな日もあります。


2021.08.22
近江牛咲蔵/滋賀県守山市
朝から近江牛の看板を掲げる、焼肉店や精肉店の前を5軒近く通過したせいか、胃袋が牛肉に洗脳され、昼から贅沢をしてしまいました。


2021.08.22
ESTOPIA HOTEL/滋賀県草津市
滋賀県はコロナのマンボウ(まん延防止等重点措置)の規制が厳しく夜の飲食店が閉店。今夜は滋賀のご当地スーパー平和堂居酒屋です。


2021.08.23
お食事アケミ/滋賀県大津市
中山道最後の昼食は、大津の菱屋町商店街近くの洋食屋。マンボウなのでノンアルコールシャンパンで乾杯し、最後の峠小関越えに臨みました。


2021.08.23
三条大橋/京都市中京区
三条大橋に到着、草津宿の太田酒造 道灌で乾杯。弥次さん喜多さんとはオリオンビールで乾杯して、東海道以来、30年ぶりの街道歩きが終わりました。


寄り道 三条大橋で祝盃
中山道 三条大橋
京都府中京区
2021.08.23
東海道と合流した草津追分から西は、中山道と記された道標などがなくなります。中山道らしさが感じられない寂しさと、歩き終えてしまう寂しさが交錯しながら京都に入りました。


お寺さんに、地元の人々がたくさん集まっている何気ない風景を見ると、京都に着いたんだなと、ようやく実感が湧いてきました。


三条大橋の標示・蹴上の坂道、30年前に東海道を歩き終えた時の、消えかけていた記憶がフラッシュバックの様に蘇ってきます。

白川。
どうして京都の風景は、他の地域と比べようがない美しさがあるのだろうか。
終点の三条大橋の手前、白川の上品な流れ眺めながらしみじみと思いました。


三条大橋に到着。

この橋を渡ると、別世界があるみたいに感じます。
渡り終えた瞬間は"終わり"では無く、中山道に別れを告げ、次に歩く街道の事を考える"始まり"になります。

コロナ禍らしくしたくて、マスクを付けて弥次さん喜多さんと記念撮影。

弥次さん喜多さんと、オリオンビールで乾杯!

鴨川の岸辺で、道灌で乾杯!

撮影した三条大橋をモノクロにすると、自動車が写っていなかったので、江戸時代の風景みたいです。

三条大橋近くの銭湯で汗を流します。


夜の三条大橋を眺めながら、月桂冠で乾杯!
新型コロナウイル緊急事態宣言の真っ只中なので、外でしか乾杯ができず。
寂しいですがこれも想い出ですね。

コロナ禍で夜の先斗町も静かでした。


〆のラーメンを食べて帰ります。
甲州道中
家内が幼少期に中野・調布、結婚するまで八王子で育ったので、一緒に歩くことに。想い出深い道中になりました。
2021.09.04
朝寿し/東京都調布市
家内が幼少の頃通った小学校やアパートの跡を歩き、よく来ていたと思われる寿司屋に入店したら違う店でした。


2021.09.11
八王子五十番/東京都八王子市
家内が小学校から育った街が八王子で、通っていたラーメン屋に入店。当時頼んでいたワンタン麺が無かったそうです。


2021.10.09
食堂ふじもと/山梨県大月市
緊急事態宣言が解除され、甲州道中初の外飲み。この日のビールの味が忘れられないと、いまだに夫婦で想い出します。


2021.10.23
食堂ふじもと/山梨県笛吹市
石和温泉にある、高齢の夫婦が切り盛りする御食事処。お客様がご夫婦に配慮しながら食べている、ほのぼのする店でした。


2021.10.23
中央線/竜王駅→甲府駅
竜王駅前のセブンイレブンに寄ると、300mlから3Lまで、30種以上の酒屋並みのワインコーナが。さすがワイン大国山梨県ですね。


2021.10.30
みどりや食堂/山梨県韮崎市
韮崎の七里岩を過ぎると、長野県境に向け標高を上げていきます。釜無川の橋の袂、みどりやの醤油ラーメンが絶品でした。


2021.10.30
ホテルILA/山梨県北杜市
泊まる前に立ち寄った台ヶ原宿で、山梨銘醸酒蔵で銘酒七賢を購入。山梨県最後の夜、美味しくいただきました。


寄り道 台ヶ原の酒
中山道 台ヶ原宿
山梨県北杜市
2021.10.30
甲州道中を西に向かって歩くと、新宿までは、高さが100mを越える高層ビル群を眺め、多摩川を渡り、小仏・笹子の峠を越えると、南アルプスの標高3000m級の山々が眺められます。

甲府盆地を抜け韮崎から先にある七里ヶ岩を右に見る辺りから、標高がじわじわと上がっていきます。
ふり返ると、彼方に富士山がクッキリと見えました。

画像の左側、七里ヶ岩の上の方に鳥居が見えます。道を探してみると梯子がありました。

怖かったのですが、高いところが好きな家内がグイグイ登っていくので付いて行くことに…

登り切った岩の上には祠が。
高いところが苦手なので、怖くて祠の屋根に捕まるとグラグラします。

怖さと引き換えに、眺めは最高でした。

富士山の姿も見納め。
寂しくなります。


釜無川沿いに街道は西に進みま、山間の宿場町、台ヶ原宿に入ります。

山梨銘醸。
銘酒七賢の蔵元がこちらです。
今夜飲む酒を調達しました。


サントリー白州蒸溜所。
時間が遅く、見学はできませんでした。

夕陽を浴びる八ケ岳。
秋の夕日は釣瓶落とし、というこ諺通りで、夕陽が見えたと思ったらストンと陽が沈み、辺りは漆黒の闇に。
街灯がない区間は、自動車が通過したときの灯りがないと、足元が見えないくらいでした。

今夜は部屋食。
七賢を美味しくいただきました。
2021.10.31
勝山そば店/長野県茅野市
帰路電車に乗る青柳駅前に、温泉と蕎麦屋が向かい合ってます。風呂上がりの麒麟ラガーと揚げそば、幸せの極みでした。


2021.11.06
特急あずさ号/下諏訪→八王子
甲州道中を歩き終え、温泉に浸かり下諏訪駅ホームで列車待つ間、運良く諏訪湖畔から花火が。居酒屋あずさ号車内で、信州のカップ酒で乾杯!


日光道中
日光道中には私の故郷、茨城県の古河宿があります。誰も出迎えには来ないでしょうが、故郷に凱旋する気持ちで日本橋から夫婦で北に向かいました。
2021.11.20
香港亭/埼玉県越谷市
自宅があるさいたま市に隣接する越谷市で、昼にビールを飲むと、自宅に帰りたくなります。本当に自分は歩くのが好きなのか疑いたくなりました。


2021.11.27
いこい/埼玉県幸手市
記憶に残る店のひとつ。なんでしょう、初めて訪れたのに、何度も来た事があるような懐かしさが込み上げてくる店でした。


2021.12.05
黒田屋/栃木県小山市
街道沿いの住宅地にある定食屋。一度食べたら病みつきになる鉄板焼きは、ビールとの相性抜群。周りのみなさんも頼んでいました。


寄り道 門外不出
2021.12.05
日光道中 小山宿
栃木県小山市
日光道中の日本橋から古河宿までの約60kmは、宿場ごとに国道4号から旧道に別れて古い街並みを歩くので、街道らしさを楽しめます。
ところが、古河宿から宇都宮宿までの約40kmは、殆どが国道4号を歩くので、苦行の道となります。


とはいえ何も無いわけではなく、日光道中の中間地点の間々田には、資料館があったりします。

街道沿いの酒屋の、真ん中の看板に"門外不出"という銘柄が書いてあります。
その名の由来が気になりますね。

酒蔵が現れました。
若盛と書いてあるので、門外不出では無さそうですが、中に入ってみます。

街道沿いの酒蔵としては、規格外の広い土地です。


中に入るとティスティングコーナーに門外不出がありました。
名の由来は、少量高品質な酒を地元の方に飲んでもらい、地産地消につなげたい想いが込めれているそうです。
今では9割以上が栃木県内で消費され、まさに門外不出の酒になっていますね。
お土産に購入しました。


早速夜は自宅で門外不出。
お猪口は、甲州道中台ヶ原宿、七賢で有名な山梨銘醸で購入したものです。
2021年12月11日
味一番/栃木県宇都宮市
1991年から私が宇都宮に赴任した翌年に餃子ブームか始まりました。観光客がたくさん来る中でも、媚びないこの店が私は好きです。


2021.12.18
そば処 栗山/栃木県日光市
蕎麦屋のラーメンが好きで、蕎麦に後ろ髪を引かれつつ、注文してしまいます。そして食べ終わる頃には後悔がなくなります。


2021.12.25
いろは食堂/栃木県日光市
日光市内に入る手前、観光客に見つからない様に杉並木に隠れて営業している店を発見。入らないという選択肢はありませんでした。


東海道
2021.12.28
你好/東京都大田区
この日はちゃんと歩ける街道シリーズの著者、八木牧夫さんに初めて会う日。日本橋から神奈川宿まで歩く道中、蒲田のお気に入りの店で給油しました。


2021年をふり返ってみると、人と会って飲むために歩いているようにも見えます。
2022年はどんな飲み歩きをすていたのか、記事をまとめますので乞うご期待。
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