【発信で仕事を創る!】フリーアナになって1年の通信簿:転職・独立に「人脈」はどれだけ必要なのか?
「人脈」の必要性について検証する
4月1日でフジテレビを退社して1年が経ちました。
先の見えない中、49歳での独立。
「よく思い切ったね」という感想をたくさんいただきました。
勇気を褒められているというより無謀さを呆れられているんだろうな…と感じることもあります。
独立前、私が一番怖かったのは「自分の力だけで、本当に仕事を取れるのか」 という問いへの答えが、見えていなかったことです。
よく「独立には人脈がすべて」と言われます。
起業の本をたくさん読みましたが、50歳近い年での独立には人脈が武器になると書いてありました。
しかし。
私は、正直自分の「人脈」に自信がありませんでした。
本当にありません。今もありません。
私と同じように感じる方も多いのではないでしょうか。
実際のところはどうなのか——
この1年で手がけた全182件の案件を分析して、「独立に人脈はどれだけ寄与するのか?」という問いに対する答えを考えるのと同時に、私自身の1年間を振り返ってみます。
どん底から始まった、フリーランス元年
以前noteにも書きましたが、独立直後は本当に苦しかったです。
私は去年の4月の桜を全く記憶していません…
フジテレビを取り巻く状況が大きく揺れ動いた時期と重なり、予定していた仕事がほぼすべて飛んでしまいました。
途方に暮れながら、半ば自分への宣言のつもりでnoteを書き始めました。
3日目の記事を、思いがけず多くの方に読んでいただきました。
フィギュアスケートのファンの方々から反応をもらったとき、救われた気持ちになりました。
これも広い意味での「人脈」かもしれません。
フィギュアスケートのファンの方々には本当に感謝しています。
その流れで書いた「これからやりたいこと」という記事。
自分に向けた決意表明のようなものでした。
そして、この記事を、PIVOTの社員の方が読んでくれていました。
転機は、PIVOTだった
PIVOTさんとの仕事が始まったことが、この1年の最大の転機です。
不動産の購入履歴に密着していただいたコンテンツがきっかけとなり、そこから不動産関係の仕事が一気に増えました。
”楽待”さんは東洋経済オンラインの記事を読んで連絡してくれました。
MCを担当している”OPEN GATES 不動産投資の扉”もこれらの発信を見ていただいたのがきっかけです。
スポーツアナウンサーではなく、不動産やお金を語る人間として認知されていく感覚がありました。
なりたかった自分に、少しだけなることが出来た気がした瞬間でした。
そしてこれらの仕事は、すべてnoteを始めとした「発信」から生まれたものです。
182件を分析してわかったこと
この1年で手がけた182件を、仕事のきっかけ別に分類してみました。
182件の内訳はこちらです。
映像出演 143本
原稿執筆 17本
イベント司会 8件
講演 3回
メディアなどから取材を受ける被取材 11件
合計182件
(映像出演のカウントはスポーツ中継などはどんなに長くても1本。YouTubeは番組ごとに1本とカウントしました)
さて、この内容を分析します。
・人脈・エージェンシー経由:75件(41%)
noteやXなどの自己発信経由:74件(41%)
実績の波及・紹介:33件(18%)
発信経由の仕事が、人脈経由に肩を並べていました。
面白いのは、ジャンルによって発生源がまったく異なることです。
スポーツ実況やTVerの仕事は、ほぼ100%人脈経由でした。
過去の実績が、そのまま依頼に直結します。
一方、不動産やビジネスMCの仕事はほぼ発信経由です。
時にディスられたりと嫌な思いになることもあるSNSですが、
これがなければ新しい仕事は開拓できなかったという結果になります。
結論:今の仕事を守るなら人脈、新しい仕事を拓くには発信
1年やってみて、シンプルな答えが出ました。
今の仕事を生かすなら人脈、新しい仕事をつかむなら発信。
人脈は「守りの武器」です。
まずは独立直後に安定した基盤を与えてくれます。
やはり独立するならばある程度の自分ができる仕事を確保しておいたほうが安心です。全部の仕事が吹っ飛んでしまった私が言うので間違いないです笑。
が、人脈は過去の自分が築いた領域の中でしか機能しないという面もあります。
発信は「攻めの武器」です。
まだ見ぬ誰かに「今の自分」を届け、これまでのネットワークでは出会えなかった人と仕事をつなげてくれます。
守りの仕事をしながら攻めの発信をして、新しい人脈を築くことは十分に可能です。
転職・独立を考えているあなたへ。
今すぐ発信を始めることが、もう一つの準備です。
自分が何者で、これから何をしたいのかを、言葉にして残しすことが大事だと改めて痛感しました。
あの苦しい去年の4月に、追い詰められて書き始めたnoteが、1年後の仕事の4割を生んでいるのです。
2年目の戦略:「攻め」をさらに加速する
通信簿を眺めながら、フリーアナウンサーとしての2年目の戦略を考えています。
軸は三つです。
一つ目は、アナウンサーとしての認知度をさらに上げること。
司会やMCの仕事を増やすために、「この人に頼みたい」と思われる存在になること。
二つ目は、講演ができる人間として認知されること。
実況アナの経験だけではなく、不動産・キャリア・フリーランスという自分が語れるテーマで、企業や団体に呼ばれる機会をつくっていく。
そして三つ目。
4月から日本FP協会さんとのコラボで、
CFP®資格(ファイナンシャルプランナーの民間資格の最高峰)の受検企画がスタートします!
勉強の過程をそのままコンテンツにして、「お金と不動産を本気で学ぶアナウンサー」というポジションを確固たるものにしていくつもりです。
発信が仕事を連れてくることは、この1年で感じてきました。
2年目は、その発信の質と幅を広げていく。
通信簿の数字を、来年どう塗り替えられるか。
これからもその過程を発信したいと思います。
お問い合わせは、公式フォームよりお気軽にご連絡ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
