日本宗教史の基本位置にある神道と仏教との関わりを、祭祀・法会の空間である神社・寺院の儀礼空間を視点に論じ、神仏習合の実態を明らかにする。神宮寺における神祇奉斎、寺院附属の鎮守社、仏教儀礼である神前読経、神職系図に基づいた神道周縁の仏法との関わり、神仏への天皇行幸、中近世をつうじた京都における神仏習合など、豊富な事例とともに神仏習合の諸形態を丹念にまとめた実証研究。オンデマンド版(初版2013年)
※2026年7月19日 1:33時点
「神仏習合から神神習合へ」という独自の視点から,神々や神仏の重層的なつらなりに,日本思想の核心を読み解き,新たな日本思想史の構築を目指す,注目の論究。
※2026年7月31日 9:32時点
古代末期,平将門は東国を席巻し,巫女の託宣によって「新皇」となる.この託宣に登場するのは菅原道真の怨霊と八幡大菩薩.ここに神仏習合思想の劇的な発現をみる著者は,神宮寺の発生から,密教の展開,怨霊観念の成立,穢れ忌避思想と浄土信仰,そして本地垂迹説・中世日本紀にいたる過程を分析し,その社会的背景を探る.
※2026年7月14日 19:32時点