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【土を育てる。】第421章:朝ごはんに、庭のミニトマトを添えてみよう

【ミニトマト編】

第421章:朝ごはんに、庭のミニトマトを添えてみよう

朝、庭を見ると、赤くなったミニトマトが二個ありました。今日は料理をしなくても大丈夫です。
その二個を採って、いつもの朝ごはんに添えてみます。
特別な料理だった家庭菜園が、少しずつ、いつもの暮らしの中へ入ってきます。



ここまで、

いくつか、

ミニトマトを食べてきました。

最初の一個は、

そのまま。

三個採れた日は、

サラダに。

切って、

塩をかけました。

卵と一緒に、

焼きました。

チーズをのせて、

焼いてみました。

少しずつ、

食べ方が増えてきました。

でも今日は、

料理をしません。

朝です。


カーテンを開けます。

外を見ると、

ミニトマトの株があります。

葉の間に、

赤い実が見えます。

一個。

その隣にも、

もう一個。

「あ、二個赤くなってる。」

それだけです。

今日は、

その二個を採ってみます。


朝ごはんには、

いつものパンがあります。

卵がある日も、

ない日もあります。

ヨーグルト。

コーヒー。

昨日の残りもの。

家庭によって、

朝ごはんは、

いろいろだと思います。

そこへ、

庭から採ったミニトマトを、

二個だけ、

添えてみます。

特別なレシピは、

ありません。

洗って、

お皿に置くだけです。


パンの横に、

赤いミニトマトが二個。

たった、

それだけです。

でも、

少し前まで、

この二個は、

庭にありました。

もう少し前には、

青い実でした。

さらに前には、

黄色い花でした。

そう思うと、

いつもの朝ごはんが、

ほんの少しだけ、

違って見えます。


家庭菜園を始める前なら、

朝ごはんにミニトマトが欲しければ、

冷蔵庫を開けました。

あるかな。

なければ、

ありません。

今は、

少しだけ、

選択肢が増えました。

庭を見る。

それだけです。


全部の野菜を、

庭から持ってくるわけではありません。

パンは、

買ったもの。

卵も、

買ったもの。

コーヒーも、

買ったもの。

ミニトマトだけ、

庭から二個。

それで十分です。

一食全部を、

自給する必要はありません。

いつもの食卓に、

庭から少し足す。

家庭菜園は、

それくらいでも、

ちゃんと暮らしにつながります。


二個のミニトマトを、

水で洗います。

今日は、

切らなくてもいい。

そのまま、

お皿へ。

一個。

二個。

終わりです。

料理ですら、

ないかもしれません。

でも、

それでいいと思います。


家庭菜園を始めると、

何か特別なことを、

しなければならないように、

感じることがあります。

せっかく育てたのだから、

立派な料理にしよう。

きれいに盛りつけよう。

写真映えするようにしよう。

もちろん、

そんな日があっても、

楽しいと思います。

でも、

毎日、

頑張らなくて大丈夫です。


むしろ、

ミニトマトが、

普通に朝ごはんへ乗るようになった時、

家庭菜園は、

少し別の段階へ進んだのかもしれません。

最初の一個は、

大事件でした。

「赤くなった!」

写真を撮りました。

家族に見せました。

収穫する時も、

少し緊張しました。

でも今は、

「二個赤いから、朝ごはんにしよう。」

です。


この変化、

ちょっと面白いと思います。

家庭菜園が、

特別なイベントから、

いつもの暮らしへ。

少しずつ、

移ってきました。


朝ごはんを食べながら、

一個、

ミニトマトを口に入れます。

甘いかな。

少し酸っぱいかな。

昨日採った実とは、

少し違うかもしれません。

でも、

最初の一個を食べた時ほど、

細かく考えなくなっているかもしれません。

普通に、

食べます。

それでいい。


自分で育てたミニトマトを、

普通に食べられる。

それは、

最初の頃には、

まだできなかったことです。

苗を植えた時は、

本当に実がなるかも、

分かりませんでした。

花が咲いて、

少し安心しました。

実がついて、

嬉しくなりました。

赤くなるまで、

待ちました。

そして、

最初の一個を食べました。

今では、

朝ごはんに、

普通に二個あります。


家庭菜園を、

特別な趣味として、

ずっと意識しなくてもいいと思います。

朝、

庭を見る。

赤い実があれば、

採る。

洗う。

食べる。

そのくらい、

暮らしに溶け込んでもいい。


むしろ、

私は、

そのくらいの家庭菜園が、

続けやすいと思います。

毎日、

園芸のことばかり考えなくていい。

毎朝、

一時間も作業しなくていい。

水が必要なら、

水をあげる。

赤い実があれば、

採る。

何もなければ、

そのまま家に戻る。

五分もかからない日があります。


でも、

その五分の中で、

季節を少し見ています。

昨日は、

まだ橙色だった実が、

今日は赤い。

新しい花が、

また一つ咲いている。

少し前より、

朝の空気が、

変わってきた。

そんなことに、

気づく日があります。


家庭菜園を始める前は、

夏というと、

暑い。

それだけだったかもしれません。

でも、

ミニトマトを育てている夏には、

もう少し細かな時間があります。

花が咲いた頃。

青い実が増えた頃。

最初の一個が、

赤くなった頃。

毎朝、

少しずつ収穫できる頃。

一株のミニトマトが、

夏の時間を教えてくれます。


朝ごはんのお皿にある、

二個のミニトマトも、

その途中です。

大きな収穫ではありません。

食費が、

劇的に浮くわけでもありません。

でも、

今日食べる二個は、

買わなくても、

庭にありました。

それだけでも、

少し嬉しい。


家庭菜園の節約は、

こういうところから、

始まるのかもしれません。

一食全部を、

自給する。

ではありません。

今日の朝ごはんの、

二個だけ。

明日は、

三個かもしれない。

何も採れない日も、

あるかもしれません。

それでいい。


収穫に、

生活を合わせすぎなくて大丈夫です。

生活の中に、収穫を少し入れる。

そのくらいでいいと思います。


朝、

忙しい日もあります。

子どもの準備。

仕事の準備。

洗濯。

ゴミ出し。

朝ごはん。

そんな中で、

家庭菜園のために、

さらに大きな仕事を増やす必要はありません。

庭へ出る。

赤い実を二個採る。

戻る。

洗う。

お皿に置く。

それだけです。


家庭菜園を始めたことで、

朝が忙しくなる。

それでは、

続けにくいと思います。

だから、

頑張らなくていい家庭菜園。

それでいい。


ミニトマトは、

その点でも、

家庭菜園の入口に、

ちょうどいい野菜だと思います。

一個でも、

食べられる。

二個でも、

使える。

切らなくても、

食べられる。

料理しなくても、

食卓へ戻せる。


今日の二個は、

朝ごはんに。

明日の三個は、

夕食のサラダに。

たくさん採れた日は、

卵と焼いてもいい。

チーズと焼いてもいい。

収穫量に合わせて、

使い方を変えられます。


そして、

何より、

食べることを後回しにしなくていい。

採ったら、

そのまま使えます。

これは、

家庭菜園を続ける上で、

意外と大事です。


たくさん収穫して、

どうしよう。

料理しなきゃ。

保存しなきゃ。

そんなプレッシャーになると、

家庭菜園が、

少し重くなります。

でも、

二個なら、

朝ごはんに置けば終わりです。


お皿を見ると、

いつものパン。

いつもの卵。

いつものコーヒー。

そして、

赤いミニトマトが二個。

全部が、

特別ではありません。

むしろ、

ほとんど、

いつも通りです。

でも、

その中に、

庭から来たものがある。

それだけで、

朝ごはんに、

少しだけ物語があります。


写真を撮っても、

いいと思います。

豪華な朝ごはんでなくて大丈夫です。

パン。

コーヒー。

ミニトマト二個。

「今日も庭から二個。」

そんな一枚でも、

十分です。


一枚だけなら、

ただの朝ごはんです。

でも、

夏の間、

時々撮ってみます。

一個の日。

三個の日。

五個の日。

少しずつ、

食卓が変わります。


後から写真を並べた時、

きっと、

別のものも見えてきます。

ミニトマトだけではありません。

朝の光。

お皿。

食卓。

夏の時間。

そして、

少しずつ家庭菜園に慣れていった、

自分の暮らしです。


最初は、

「家庭菜園を始めた私」

でした。

毎日、

ちゃんとやらなければ。

失敗しないようにしなければ。

そんな気持ちが、

少しあったかもしれません。

でも今は、

朝ごはんを作る途中で、

庭から二個採ってきます。

特別なことではなくなりました。


これは、

植物を育てることに、

少し慣れたということでもあります。

水をあげる前に、

土を見る。

肥料を、

急いで増やさない。

赤くならなくても、

待つ。

そして、

赤くなったら、

採る。


最初は、

一つ一つ、

確認しながらやっていました。

でも、

少しずつ、

自然にできるようになります。

一株と過ごした時間が、

少しずつ、自分の中に残っています。


朝ごはんを食べ終わったら、

いつもの一日が始まります。

仕事へ行く。

買い物へ行く。

洗濯をする。

家事をする。

子どもを送る。

それぞれの生活へ戻ります。

ミニトマトのことを、

一日中考える必要はありません。


夕方、

また庭を見るかもしれません。

朝は、

まだ橙色だった実が、

少し赤くなっています。

「明日の朝かな。」

そう思って、

家へ戻ります。


翌朝、

また庭を見ます。

赤くなっていたら、

採ります。

今日も、

二個。

そんな朝が、

少しずつ増えていきます。


気づけば、

冷蔵庫を開ける前に、

庭を見るようになっているかもしれません。

ミニトマト、

まだあるかな。

今日、

赤いのあるかな。

ほんの数秒です。

でも、

家庭菜園を始める前には、

なかった習慣です。


大きな変化ではありません。

生活が、

劇的に変わったわけでもありません。

でも、

朝の行動が、

一つだけ増えました。

庭を見る。

それだけです。


そして、

庭を見るようになると、

ミニトマト以外のものも、

少し目に入ります。

土。

雑草。

虫。

朝露。

ほかの植物。

空。

天気。

昨日との違い。


最初は、

ミニトマトを収穫するために、

庭へ出ていただけでした。

でも、

少しずつ、

庭そのものを、

見るようになります。


たぶん、

こういうところから、

家庭菜園は、

「野菜を作ること」だけではなくなるのだと思います。

暮らしの中で、

少し、

外を見る。

土を見る。

季節を見る。

植物を見る。


朝ごはんに、

ミニトマトを二個添えただけなのに、

そこまで話が広がるのは、

少し大げさかもしれません。

でも、

その二個がなければ、

庭へ出なかった朝も、

あるかもしれません。


だから、

今日の二個は、

食べ物だけではありません。

庭へ出る理由にもなっています。


家庭菜園を始めると、

植物に何かを与えているように、

思うことがあります。

水をあげる。

肥料をあげる。

支柱を立てる。

でも、

ひと夏を一緒に過ごしていると、

少し逆にも見えてきます。


植物の方から、

小さなものを、

もらっています。

赤い実。

朝の五分。

季節を見る時間。

一枚の写真。

家族との会話。

そして、

庭を見る習慣。


まだ、

夏は終わっていません。

ミニトマトの株には、

次の実があります。

今日の朝ごはんに、

二個。

明日は、

何個でしょう。


たくさんでなくていい。

豪華な料理でなくていい。

庭から二個。

いつもの朝ごはんに、

そっと添える。

それだけで、

十分です。


最初は、

家庭菜園をしていました。

でも、

少しずつ、

家庭菜園のある暮らしを、

するようになっています。

この違いは、

小さいようで、

少し大きいと思います。


朝ごはんに、庭のミニトマトを添えてみよう。

特別な料理は、

いりません。

洗って、

お皿に置くだけ。

いつもの朝ごはんに、

赤い実が二個。

それだけで、

朝の食卓に、

少し夏が入ります。


そして、

明日の朝。

もしかすると、

朝ごはんを考える前に、

先に庭を見るかもしれません。

「今日は、何個赤くなったかな。」

家庭菜園が、

暮らしの中に、

少しずつ根を張り始めています。

次の章では、

その小さな変化を、

もう少し見てみます。

第422章:冷蔵庫を開ける前に、庭を見る朝ができた。

一株のミニトマトから、

新しい朝の習慣が、

一つできました。


実際に育ててみた方は、ぜひコメントで体験談を書いてみてください。

「朝、赤くなった実を二個採って朝ごはんに添えました」

「気づいたら、毎朝庭を見るようになっていました」

そんな短い一言でも十分うれしいです。

これから始める人にとっては、実際に育ててみた人の声がいちばん参考になります。

ここまで読んで、少しでも良かったと思っていただけたら、スキを押してもらえると励みになります。


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