元総理への凶弾と宗教問題。 刊行時に予言的作品とメディアを揺るがせた超問題作! 書評続々掲載! 読売新聞、日本経済新聞、毎日新聞、産経新聞、共同通信、週刊文春、文學界etc. 脳が侵され、やがて全身が洗脳されていく。 人間とは、かくも弱い生き物なのか! (芳林堂書店高田馬場店 江連聡美) 超巨大企業・Central Factory(通称CF)は加害の責任、被害者の苦しみを取り除く「無化」を行い、人々を平穏な世へ導いてくれている。だが、人類最高のシステムに疑問を持つ男がひとり。男はCFへのテロを計画していた。なぜ男は夢の世界を壊そうとしているのか。その時、理想郷を壊されようとされている人々は……。予言的作品と話題を呼んだ物語が待望の文庫化。
※2026年8月1日 7:32時点
私たちの視界には、いつもお墓があった。 裸になる快感を追い求める主婦。 「真理」がわからないと言う小学四年生四人。 夜コンビニに出ることだけが日課の引きこもり男性。 「真・神塾」という塾への合宿参加を決めたギャル。 潔癖症の妻を持つ中年。 皆それぞれに悩みを抱えつつ、しかし必死に生きていこうとしている面々だった。 彼らはなぜ「内藤家之墓」に引き寄せられてしまうのか。 最後に入る世界・お墓は私のためか誰かのためか。 芥川賞作家が描く悲喜交々の群像劇。
※2026年8月2日 21:32時点
今号は「大人のための童話」を特集。吉村萬壱、小池昌代による書き下ろしを収録するほか、編集委員が厳選した名作を再録する。 特集・大人のための童話 名作再見(8作品) 夏目漱石「一夜」 中島敦「狐憑」 円地文子「花食い姥」 和田芳恵「雪女」 藤枝静男「龍の昇天と河童の墜落」 大庭みな子「どんぐり」 富岡多惠子「幼友達」 川上弘美「神様」 書き下ろし(2作品) 吉村萬壱「それらは「ジメェー」という。」 小池昌代「羽衣」 文科(エッセイ) 柴田翔「遠い日々 柏原兵三の面影、折々」 西村幸祐「見えない検閲」 中尾務「小沢信男のガールフレンド」 浅野洋「〈目線〉が違えば町の〈景色〉も……」 創作(小説) 藤沢周「鎌倉幽世八景〈6〉 太刀洗」 大鐘稔彦「医学と文学の間〈10〉―一アウトサイダーの生涯―」 松本徹「乱雲の月―後光厳天皇の時代 続・南北朝は成立しなかつた」 石井利秋「犬を飼うことになった」 久保田光雄「サインポール」 竹野滴「亻【ニンベン】」 逆井三三「夢もなく希望もなく」 森田晏史「マリーのウィッグ」 新連載 麻田実「明日行灯〈1〉 演劇はいま……」 同人雑誌季評 河中郁男「無と虚をめぐる随想」 谷村順一「そこそこの生きかた」 連載 清水節治「名作の舞台─記録と記憶⑦齋藤茂吉『赤光』・⑧北杜夫『茂吉晩年』」 鈴木ふさ子「海の詩学─三島由紀夫 8 十四歳の海 ─詩「訃音」・「凶ごと」の周辺─」 深澤晴美「学界への窓18 川端康成没後五〇年/沖縄日本復帰五〇年―米国統治下時代における川端康成の沖縄行」 芹沢俊介「「ことば」と「からだ」 31 離れる〈4〉」 中沢けい「中上健次と韓国 3 新宮への道 『紀州 木の国・根の国物語』を読む②」 伊藤氏貴「文藝季評 41 変化する関係」 佐藤洋二郎「「私小説」を歩く 第二十六回 安岡章太郎 やっぱり私小説しかないよな。」 松本徹「大倉山から 14 「物語」の冒険―『禁色』」 勝又浩「道元─「正法眼蔵」の宇宙と人間(五) 道元の祈り」 同人雑誌および会員から 尾関忠雄「『小説家』終刊の私的雑感」 髙木敏克「月に酔う」 沢崎元美「無題」 砦 松本徹 勝又浩 山之内朗子
※2026年8月20日 15:31時点
A5判 縦210mm 横145mm 厚さ12mm 60ページ 中綴じ/ビニール袋封入済 * 文化を編み換えるカルティベイト・マガジン『季刊 アンソロジスト』、2022年4月28日創刊! 『季刊 アンソロジスト』では選者によりテーマに合わせたお勧めの文学作品が選ばれ、紹介されます。 創刊号では「【特集】なんといっても「文学」の一丁目一番地 芥川龍之介の短篇小説 」として南木佳士さん、吉村萬壱さんが芥川の短編からベスト10を選びます。 増田みず子「人生に効く井伏鱒二」、松崎元子「娘が選ぶ父の短篇ベスト5 後藤明生」、荒川洋治「『ポケットアンソロジー・スターターキット』に寄せて」、ほか特集以外にも連載や読み物、書き下ろし短編、書店の案内など、読書家の好奇心の地図を広げる作品案内となっています。 選者によってえらばれた作品は、別売の"作品リフィル"としてそれぞれ単品で購入することが可能です。購入した"作品リフィル"は"ブックジャケット"に綴じることで、あなただけのお気に入りの短編アンソロジーを作ることができます。 * 目次 【特集】なんといっても「文学」の一丁目一番地 〈芥川龍之介の短篇小説〉芥川龍之介・短篇ベスト10 南木佳士「古希を過ぎて芥川龍之介を読む」 吉村萬壱「ウクライナ情勢と芥川龍之介」 【人生に効く井伏鱒二(一)】 増田みず子 短編小説の理想形 【娘が選ぶ父の短篇ベスト5】 松崎元子「後藤明生」 【『ポケットアンソロジー・スターターキット』に寄せて】 荒川洋治「初めての世界」 【書下ろし短篇小説】 太田靖久「父の自転車と母の赤い車」 【代わりに読む《山本周五郎》】 友田とん 【くう・ねる・あむあむ・1】 梅﨑実奈 【短篇小説で一服】 山本アマネ キャサリン・マンスフィールド「園遊会」 《スケザネ図書室》 ・前口上 渡辺祐真 ・永井玲衣 インタビュー「詩と哲学の交点」 ・小津夜景 存在のためのふわふわした組曲1「ねてもさめても」 ・水原紫苑 短歌 「水車小屋の乙女」 ・上坂あゆ美 エッセイ 「無害老人計画」 ・宮崎智之 評論 「中原中也の「朝の歌」」 ・森山恵 評論 「女性詩人たちの「空」」 ・片上長閑 評論 「子規小見」 ・編集後記 渡辺祐真 【読書会のためのアンソロジー】 〈書肆 海と夕焼〉柳沼雄太 そこにある死を掲げて 【BOOK SHOP's Selection】 〈NENOi〉根井啓 【「貝がら千話」から】わるいものは猫になる モノ・ホーミー わるいものは猫になる
※2026年8月17日 11:32時点
作家デビュー20年、初の自伝的エッセイ 哲学の姿をした小説であり、小説の姿をした哲学でもある。 情念ばかりか、概念まで躍動している。新しい哲学への扉がここにある。 ――若松英輔(批評家、随筆家、詩人) 書物と共に歩んできた魂の遍歴の記録 世界の「正当性」を破壊しながら、人間存在の根源的な部分を抉り出し、 現実への違和感を物語に託して世に放つ異端の小説家・吉村萬壱が、 デビュー20年の節目に著す初の自伝的エッセイ。 幼少期の鮮烈な体験と母親の存在は著者の人間形成に決定的な役割を果たすが、 やがてそれに対抗する力として文学や哲学に傾倒してゆく。 ニーチェやコリン・ウィルソン、井筒俊彦やヴィクトール・フランクルなど種々の著作のほか、 映画作品や断片的なメモなど著者が血肉としてきた広義の「哲学書」を取り上げ、 それらと創作との結び付きを考えながら、読むこと、書くこと、 ひいては生きることそれ自体の意味を問う。 【書評】 2021年 日経新聞(11月18日)/書評(陣野俊史氏・批評家) 中日新聞・東京新聞(11月29日)/書評 毎日新聞(12月4日)/書評(伊藤亜紗氏・美学者) 讀賣新聞(12月12日)/書評(苅部直氏・政治学者) 文化通信(12月14日)/紹介 週刊文春(12月16日号)/紹介 毎日新聞(12月18日)/「2021年この3冊」(伊藤亜紗氏・美学者) 2022年 毎日新聞(1月24日)/著者インタビュー 毎日新聞(1月26日)/書評(小川公代・英文学者) 毎日新聞(1月29日)/紹介(鈴木成一・装幀家) 「Meets regional」(3月号)/紹介(磯上竜也・toi books) 「週刊読書人」(2月4日)/書評(西野智紀・書評家) 中日新聞・東京新聞(2月6日)/書評(若松英輔・批評家、随筆家)
※2026年8月1日 6:31時点
ウイルスは「敵」なのか? それとも――? 人類学、哲学、批評、アート、小説、精神分析、ビッグヒストリー、妖怪、科学史……。 ジャンルを異にする俊英たちが、コロナ禍が露わにした二元論の陥穽をすり抜け、「あいだ」に息づく世界の実相を探る。刺激的な8つの対話集。 ■ TALK 01 奥野克巳 × 近藤祉秋 「ウイルスは人と動物の「あいだ」に生成する」 ■ TALK 02 逆卷しとね × 尾崎日菜子 「接触と隔離の「あいだ」を考える」 ■ TALK 03 吉村萬壱 × 上妻世海 「私と国の「あいだ」を/で問い直す」 ■ TALK 04 清水高志 × 甲田烈 「既知と未知の「あいだ」の政治」 ■ TALK 05 松本卓也 × 東畑開人 「心と身体の「あいだ」を考える」 ■ TALK 06 山川冬樹 × 村山悟郎 「隔離され、画像化された二つの「顔」、その「あいだ」で」 ■ TALK 07 辻村伸雄 × 石倉敏明 「歴史と神話の「あいだ」の実践」 ■ TALK 08 塚原東吾 × 平田周 「グローバルとローカルの来たるべき「あいだ」へ」 【書評・メディア情報】 朝日新聞(2月20日)/「ひもとく」にて紹介(江南亜美子氏・書評家) 熊本日日新聞(2月28日)/短評 中國新聞(3月7日)/短評 神奈川新聞(3月28日)/短評 TOCANA(5月25日)/辻陽介さんインタビュー(前編) TOCANA(5月26日)/辻陽介さんインタビュー(後編) 朝日新聞(7月5日・6日)/「折々のことば」にて紹介(鷲田清一氏)
※2026年8月27日 18:32時点
未曾有の危機を前にして、私たちは「何を考えればよいのか」を見失ってしまった——。 「人間の想像力の果て」からやってきたウイルスによって、我々の日常に無数のひびが走った。 消せない不安と変化を余儀なくされた日々の営みを前に、思考の足場をどこに築けば良いのか。 生命、自然、生と死、共生と敵対。 いま浮上する課題をめぐって、三人の異才がアイディアを持ち寄り、変奏し、問いを深めていくリレーエッセイ。 【目次】 I ・はじめに——禍の街から、生命と自然のゆくえを見つめる ・ウイルスは我々に何を伝えに来たのか ・植物の時間 ・足し算的時間と合理のひび割れ ・元の日常という脅威 ・人間の体と植物の体 ・〈凝固した日常〉を突き刺すもの ・被造物の底 ・体を失う日 ・「いる」の喪失とは何か ・死の無力さと分身の持つ力 ・コロナさん ・ようこそコロナちゃん ・聖なるもの ・垂直の家族、水平の家族 ・コロナとはうまくやっていけるかもしれないが、人間同士ではそうではないのかもしれない ・ヒトと人 ・グラブとアンパン ・アニミズム思考のほうへ ・二つの小説 ・意味の非人間性 ・覚知される世界、コロナの迷い ・堆肥男 ・胎盤とバースデーケーキ II リレーエッセイを終えて ・生の全体性を取り戻す ・帯状疱疹ウイルスと私 ・想像力の果てからやってきた使者 ひび割れた日常を生きるためのブックガイド 【書評・メディア情報】 東京新聞(2月6日)/記者の一冊 中日新聞(2月6日)/記者の一冊 週刊文春(3月4日号)/書評(千葉雅也氏・哲学者) 教職研修(8月号)/短評
※2026年8月17日 23:32時点
昨年大反響となった『季刊文科』(78号)の特集に加えて、各界より新たに、 俵万智・伊原康隆・藤本翔一・安達洋・八木澤宗弘・ 中崎学・村上政彦 の8名の有識者の提言を収録した〈増補完全版〉。 【本書の内容・目次】 第一部 対談《紅野謙介×伊藤氏貴》 国語教育から文学が消える ─新学習指導要領をめぐって 第二部 教育の未来 新国語で何が終わるのか 石原千秋 誰のための古典教育か 梶川信行 心をうった文章 三田村博史 「高校国語から文学が消える」問題について 五十嵐勉 スマホを持った猿に「論理」などない 富岡幸一郎 コラム1 論理と文学 線引き困難 俵 万智 第三部 理数系の視点から 「論理国語」の狭さと危うさ 伊原康隆 国語教育からイノベーションの現場へ 藤本翔一 第四部 高校の現場から 共通テスト記述式導入問題に触れて 安達 洋 「羅生門」×「三段論法」 八木澤宗弘 コラム2 生きた現代文を問う 中崎 学 第五部 作家たちは 「読み書き算盤」が大切 佐藤洋二郎 国語の教育について 中沢けい AIに「こころ」は宿るか? 村上政彦 新種の絶望文学 吉村萬壱
※2026年8月30日 15:32時点
「ヘンタイ! ヘンタイ! ヘンタイ!」——選ばれた民として、新人類への進化という向こう側の世界に行かなければ。中2男子の性の目覚めがもたらす官能と陶酔。吉村版『金閣寺』、誕生。
※2026年7月26日 13:31時点
話題の人類学者や批評家たちを結集した、新しい人類学の専門誌第2弾! 人間は人間だけで生きているのではない。複雑種の絡まりあいとして、人間はある。 種を横断して人間を描き出そうとする「マルチスピーシーズ人類学」の挑戦的試みを伝えるシリーズ第2弾。 人類学者・奥野克巳を中心に、上妻世海などの気鋭の批評家や人類学者が執筆。 ※マルチスピーシーズ人類学とは:人間の存在を人間だけでなく、動物や非生物との関係から描き出そうとする学問のこと。 【目次】 吉村萬壱「病院」 上妻世海「森の言葉 序説 後編――全てのひそひそ話のために」 特集1 共異体の地平 近藤祉秋「赤肉団上に無量無辺の異人あり:デネの共異身体論」 石倉敏明「「宇宙の卵」と共異体の生成――第五八回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示より」 特集2 仏教・異界・精神分析 奥野克巳・中上淳貴「マルチスピーシーズ仏教論序説」 甲田烈「往還存在論の試み」 工藤顕太「模倣の性愛―ユガギールと精神分析」 フィールドから シンジルト「家畜の野生化:チベット高原における種間関係のダイナミックス」 磯田和秀「もっと生き物の/と話をしよう」 自著解題 赤嶺淳「待ちつづけてみよう――アナ・チン『マツタケ』解題」 大村敬一「The World Multiple ―The Quotidian Politics of Knowing and Generating」 奥野克巳+MOSA 漫画「リーフモンキー鳥と、リーフモンキーと、人間と」
※2026年8月17日 22:33時点