義認論は初期改革派では論争の中心ではなかった!? 〈聖書のみ〉は中世からの遺産だった!? 宗教改革の知的な諸起源を後期中世のスコラ学と人文主義に求め、さらにその神学的源泉と方法を精査し、地域的に複雑で多様な後期中世と宗教改革期の〈連続〉と〈断絶〉を明らかにした画期的な書! ルターを中心とした宗教改革「神話」を打破し、新たな宗教改革研究の可能性を切り拓く。
※2026年7月5日 22:32時点
「私の持つすべての力を投入した」。全精力を注いだ大型論考、遂に文庫化! 「私の持つすべての力をこの作品に投入した」 原稿用紙約1000枚、著者が全精力を注いだ、過去と現在を大規模に往還する大型論考がついに文庫化!! 宗教改革の知識を欠いて、近代を理解することは出来ない。 なぜなら、宗教改革は近代、民族、国家、ナショナリズムの起源となったからだ。 「この作品は私の著述群の中で特別の意味を持つ。 表題は『宗教改革の物語』で、扱っているのは中世末期のボヘミア(チェコ)の宗教改革者ヤン・フス(1370頃~1415年)である。 ただし、深層においては、私の過去と未来と現在が、すべて盛り込まれた作品だ。 佐藤優という作家が何を考え、何をしようとしているかに関心を持つ読者に是非読んでもらいたい」 時代状況が大きく変化する時こそ、長く頒布されてきた概念・事象がどう生成し、影響力を持つに至ったのかを分析することが、 個人・中間団体・国家それぞれの段階において、事態を打開する糸口を発見することに繋がる。 フスの「教会論」は、長く頒布されてきたものへの問題提起であり、その後、長く頒布されることとなるものとして、近代と現代の連関を見るには最適だ。 私たちは、“愛のリアリティー”を希求し、希求されている存在である。 『宗教改革の物語』が時代の危機を超えるための、読者にとって人生の実用書たる作品になることを願う。
※2026年7月20日 12:32時点
宗教改革の遺産とは何か。 ――その真の継承のために 《信仰義認論》の核をなす《神の恵みによる解放》=《キリスト者の自由》。それが《予定説》と結びつき、さらにはバルトによって乗り越えられていく壮大な神学のドラマとは――。 宗教改革の信仰的洞察が造形の世界にもたらした豊かな果実とは――。 ホロコーストをはじめとするナチズムの惨禍に対する宗教改革責任論の是非は――。 昨年500年を迎えた宗教改革の原点、表現、そして神学と思想の影響史に迫った渾身の論集。
※2026年7月15日 21:32時点
60点に及ぶカラー地図を用いて宗教改革を知る。 プロテスタントの信仰を生み出し、世界の歴史を一変させることになった宗教改革。その全体像を、改革へと向かう変化の時代から、ルターカルヴァン、反宗教改革、そしてザビエルらによる日本への宣教に至るまでを概観する。
※2026年8月18日 9:32時点
宗教改革から500年─今、わたしたちの立つところを確認するシリーズ第2弾 1517年に始まった宗教改革のうねりは、ヨーロッパ全土、そしてイングランドを刷新し、アメリカへと伝わった。さらに遠く日本へと、宣教師がその信仰をもたらした。現代日本に至るまで、プロテスタント信仰がたどった遥かな旅を描く、画期的な宗教改革史。 【目次】 1517年─「序文」にかえて 第1章 その時がやって来る 1 教会の腐敗 2 改革の胎動 第2章 ドイツの宗教改革 1 ルターによる改革の進展 2 ルターの神学的突破 3 教会の改革─説教、讃美、聖餐 4 ヴィッテンベルクの混乱 5 ドイツ農民戦争 6 領邦主導の宗教改革 7 北欧にのびるルター派 第3章 スイスの宗教改革 1 ツヴィングリ 2 再洗礼派 3 カルヴァン 4 ハイデルベルク─ドイツの中の改革派 第4章 イングランドとスコットランドの宗教改革 1 イングランド宗教改革の起源─ヘンリ8世の離婚問題 2 イングランド宗教改革の実質 3 メアリ1世─カトリックへの復帰 4 エリザベス1世の選んだ道 5 スコットランド宗教改革 6 ピューリタン 第5章 プロテスタント教会の確立─ 光と影 1 カトリック改革─トリエント公会議 2 宗教戦争 3 啓蒙主義、正統主義、敬虔主義 4 プロテスタント文化 第6章 プロテスタントの新ブランド─ アメリカ 1 ニューイングランド 2 アメリカ・キリスト教の源流 3 信仰復興運動─大西洋をはさんで 4 信仰復興運動の特性 5 第2次大覚醒(1800–60年) 第7章 日本のプロテスタント教会 1 プロテスタント世界宣教の始まり 2 プロテスタント日本宣教の夜明け 3 日本人キリスト者の信仰 4 天皇制国家主義と教会 5 伝道と聖化の運動 6 戦時下の教会合同 7 戦後の教会 第8章 宗教改革500年に想う 1 宗教改革研究─アイデンティティーの確認 2 良心の自由、聖書解釈、教派の広が 3 一致と寛容 4 ルターの味わい
※2026年7月15日 12:32時点
16世紀に教会と神学を一新し、その後、社会・文化・政治をも新たに形成した「宗教改革」。その中心テーマであった義認論の歴史的・現代的意味をコンパクトに解説。宗教改革の世界史的意義を明確にし、将来へと開かれた学びを提示する画期的文書。
※2026年8月23日 12:32時点
・ISBNコード:9784764218567・出版年月日:2012/10/17
※2026年8月24日 16:33時点