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#信田さよ子

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溺れながら生きる 依存とケアのあいだで

1,980円
信田 さよ子
発売日
2026年7月29日
版型
単行本
ページ数
224
溺れながら生きる 依存とケアのあいだで

著者の臨床心理士としてのキャリアのスタート地点であり、アルコール依存症の男性患者たちを時代の病として活写した『依存症』(文春新書)から四半世紀。令和のいま、依存症の主役は女性たちになった。若年化するオーバードーズ、自傷、摂食障害、女性のアルコール依存、ホス狂い、DV・ストーカー被害、そして推し活……。かつて家族のケアを受けられた男性患者と異なり、守られるべき家族から放擲され、社会的経験もステイタスもない。ケアを求めてもケアを奪われ、アディクション(依存症)によって溺れながら生き延びる彼女たちの姿を、下り坂日本の写し鏡として描く。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー目次PARTI 古くて新しい依存症第1章 「セックス依存症」の女性は実在するのか? 第2章 なぜ娘は苦しむのか? ACブームを振り返る第3章 摂食障害というありふれた依存症 第4章 依存症は意志が弱い人がなるのか?PARTII 依存症、トラウマ、ケア第5章 コロナ禍に加速したOD 第6章 いま伝えたい、PTSDのこと第7章 セルフケアブームを、依存症から考える PARTIII 依存症からアディクションへ第8章 アディクションの主役は女性になった第9章 推し活とアディクションーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー著者プロフィール信田さよ子(のぶた・さよこ)1969年お茶の水女子大卒、73年同大大学院修士課程修了(児童学専攻)。95年に原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ドメスティック・バイオレンス、子どもの虐待などの問題に取り組む。2021年より顧問。日本臨床心理士会理事、日本公認心理師協会相談役。『アダルト・チルドレン』(学芸みらい社)『DVと虐待』(医学書院)『依存症』(文春新書)『母が重くてたまらない』(朝日文庫)『家族と国家は共謀する』(角川新書)『なぜ人は自分を責めてしまうのか』(ちくま新書)ほか著書多数。

2026年8月31日 2:30時点

精神医療・心のケアを問い直す──対話・文化・ヒューマンライツ

2,640円
著者
本田 美和子 他
発売日
2025年9月15日
ページ数
176
精神医療・心のケアを問い直す──対話・文化・ヒューマンライツ

基本的人権──ヒューマンライツは,すべての人間の尊厳を保つという当たり前の権利です。当然,精神医療や,心のケア,心のサポートの基本にあるのも人間の尊厳のはず。 しかし,リアルな精神医療や心のケア,心のサポートの現場では、それと相反する事柄がたくさん見られることに気がついてしまいます。 この本は,そんな人間の尊厳と臨床の現場を歩んできた5人の対談集です。 森川さんは,オープンダイアローグを中心に据えた精神科クリニックを運営している一人。本田さんは,看護や介護分野で新しいスキルとして広がっているユマニチュードの立役者の内科医。松嶋さんは,どうしてイタリアでは精神科病院がゼロになったのかを研究している人類学者。信田さんは,医療では治療できない方々への心のケアを長年続けているセラピスト。そしてホストは,長年にわたり,精神疾患をもつ人々のケアや社会復帰をサポートしてきた精神科医です。

2026年8月30日 1:31時点

臨床心理学 第25巻第5号:開業論―はじめての組織運営・援助実践ガイド

1,980円
著者
信田さよ子
発売日
2025年9月12日
ページ数
160
臨床心理学 第25巻第5号:開業論―はじめての組織運営・援助実践ガイド

1-開業の世界へ! 開業の地政学――経営戦略とマーケット開拓 信田さよ子 2-マーケットをひらく――組織運営論 対談①|開業のすすめ――自治と連帯の経営実務論 信田さよ子・岩倉 拓 開業心理士のマーケット――特に医療との関係性をめぐって 栗原和彦 開業オフィス,どう選ぶ?――探し方,選び方ガイド 久持 修 専門技法は開業の必須条件か?――トレードマークとブランディング 田中 究 クライエントの成熟をアシストする――脱医療+脱行政的実践,そして脱市場資本主義をもめざして 福島哲夫 知られざる開業心理相談機関の経営――経済・環境・人材 田中ひな子 インタビュー|自由と責任の事務仕事 沢部 綾 3 あふれるニーズ・ひろがるマーケット――援助実践論 対談②|自治と闘争の開業史1995-2025 信田さよ子・松本卓也 クライエントを開拓する――トラウマケア 花丘ちぐさ 科学者-臨床家-社会起業家の“分業”モデル――臨床心理学の新たな形の提案 末木 新・伊藤次郎 産業領域における開業――外部EAPとして企業・組織と協働する 大庭さよ 行政受託から起動する――療育支援と地域支援の連携モデル 熊 仁美 社会課題の解決に取り組む――開業地域臨床モデル 木下直紀 権利を保障/奪還する――在日コリアンのためのカウンセリング 朴 希沙 コミュニティをつくる――食と生活とケアと 大嶋栄子 連載|スクールカウンセラーのはじめかた 第3回「こころが息づく支援構造」 上田勝久 臨床心理学・最新研究レポートシーズン3 第54回「向社会性の発達と逆境体験の影響――傷つきながらも他者を思いやる子どもたち」 小國龍治 主題と変奏――臨床便り 第74回「支援室の日常」 内田奈美子 書評 スティーブン・ブリッグズ ほか 編『自殺と自傷――精神分析的視点からの治療・予防・ポスト ベンション』(評者:髙橋あすみ) 池見 陽 著『カウンセリング再発見――それはフェルトセンス から始まった』(評者:真澄 徹) エリーザベト・ルーカス 著『ロゴセラピー――人間への限りない畏敬に基づく心理療法』(評者:上野永子) 「各精神障害に共通する認知行動療法のアセスメント,基盤スキル,多職種連携のマニュアル開発」研究班 編『認知行動療法 共通基盤マニュアル』(評者:笹川智子) コリーン・マーシャル ほか 著『組織の変化と動機づけ面接――医療・福祉領域におけるリーダーのために』(評者:高橋郁絵)

2026年7月29日 3:33時点

なぜ人は自分を責めてしまうのか (ちくま新書 1845)

968円
信田 さよ子
発売日
2025年3月10日
版型
新書
ページ数
224
なぜ人は自分を責めてしまうのか (ちくま新書 1845)

自責感とうまくつきあう。 当事者の言葉を辞書として、私たちを苦しめるものの正体に迫る。 公開講座をもとにした、もっともやさしい信田さよ子の本。 「すべて自分が悪い」というふうに自分の存在を否定することで、世界の合理性を獲得する。この感覚を、自責感といいます。臨床心理学では、自責の問題はほとんど扱われてきませんでした。この本では当事者の言葉を辞書として、自責感だけでなく、母と娘、共依存、育児といったものにまつわる問題を考えていきます。講座の語り口を活かした、やさしい一冊です。 「私が念頭に置いていたのは、家族の問題、母との関係、配偶者との関係などに困っているひとたちだった。いわゆる専門家ではなく、困っているひとたち(当事者)に向けて私は話をしてきた……本書は、かなりシリアスな内容が、わかりやすい文体で書かれた一冊になったのではないかと思っている。」(本文より) メディアで紹介されました □文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(2025/5/13)著者出演 □毎日新聞(2025/5/11)著者インタビュー □リアルサウンド ブック(2025/4/29)古賀史健さん書評「カオスでしかない世界を説明する「極限の言葉」とは」 □朝日新聞(2025/4/26)「中村佑子の新書速報!」 □読売新聞(2025/3/23)東畑開人さん書評「根幹に「支配」 心の謎解き」 □毎日新聞(2025/3/21)「BOOK WATCHING」 === 【目次】 まえがき 第1章 母はまだ重い 1 「母と娘」の時代の幕開け 精神分析のなかの女/フェミニスト・カウンセリング/アダルト・チルドレン/被害という概念の広がり/『母が重くてたまらない』へ 2 母と娘のいま 母娘問題のはじまり/毒母、毒親という言葉/母の老い/自分の限界は甘く見積もる/亡くなった親 3 母を俯瞰する 定義にこめたもの/母親の三大原因説/謝罪になっていない謝罪/母と娘は和解できない 4 グループの力 解釈を一切しない/母親研究/言いっぱなし・聞きっぱなし/生育歴が母親研究になる/母を俯瞰する/不均衡な力関係の表れ方/母が怖くなくなるような状態を目指す 第2章 共依存を読みとく 1 共依存とシステム家族論 当事者の言葉/アルコール依存症の治療現場から/システム家族論の登場/システム家族論の影響 2 支配としての共依存 共依存の発展/従来の共依存理解の限界/依存ではなく支配/「あなたのために」が不幸のはじまり/言葉が現実をつくる/母の愛のいかがわしさ/被害者権力/パターナリズム 3 母と娘の共依存 母のケアが力を奪う/あなたがいないと生きていけない/女性と共依存/共依存的な人にどう対処するか/共依存的になってしまうとき/被害者は無力化されているのではない/権力は状況の定義権/支配の根幹 4 複雑化したトラウマ 苦しみと鈍感さ/ありふれている共依存/支配性を自覚する 第3章 母への罪悪感と自責感 1 近代と母性愛 母と娘に関する3冊/罪悪感の正体/つくられた家族像/母性愛のふたつの柱 2 母のミソジニー 精神分析にとって女とは何か/阿闍世コンプレックス/受け継がれる母性信仰/ミソジニー 3 母性愛と罪悪感・自責感 反出生主義/虐待の影響としての自責感/母性愛なんてものはない 4 第三者の介入 最良の第三者は、父であるべき/キーワードの整理 第4章 逆算の育児 1 子どもとは何か アルコール依存症とフェミニズムの合流/年代のはじめの孤立/ACの親のように、じゃない育児/子どもという存在 2 親の言葉による支配 親の暴言/自立という言葉/人に迷惑をかけずに生きることはできない/家族と差別/加害と被害をひっくり返す/普遍的な価値を利用する支配 3 幸せでいる義務 抑圧移譲/強迫的なケア/子どもの前では幸せでいる義務がある/閉ざされた家族/幸せなふりをする 4 とりかえしはつく 子どもの恐怖/子ども以外の存在から支えられること/子どもが許せない気持ち/とりかえしがつかないことはない 第5章 なぜ人は自分を責めてしまうのか 1 自責感と規範の関係 規範を取り込む/規範の一貫性 2 「すべて自分が悪い」という合理性 感情を抱けない/子どもの文脈/たったひとつの合理性 3 根源的受動性 子どもは責任ゼロで生まれてくる/孤独感は高級な感覚/虐待の罪 4 自責感のあらわれ 自傷はサバイバル/アディクション/接触障害/性的な問題/反転する自責感/家族と正義/あなたは悪くない 5 これからの旅へ グループの意味/ヴィクティム・ジャーニー あとがき 索引 ===

2026年7月28日 2:31時点

在日朝鮮人作家 金鶴泳の文学と思想

3,080円
解説
信田 さよ子 他
著者
沢部 清
発売日
2025年2月27日
ページ数
256
在日朝鮮人作家 金鶴泳の文学と思想

今だからこそ、金鶴泳を読む。 金鶴泳(きん・かくえい、キム・ハギョン)は、1938年群馬県生まれ。東京大学工学部工業化学科を卒業後、同大学院に進む。大学院博士課程在学中の1966年、『凍える口』で文藝賞を受賞。大学院を中退し作家の道に。『石の道』『夏の亀裂』『冬の光』『鑿』がそれぞれ芥川賞候補となる。作品の多くに、吃音者、在日朝鮮人二世という自身の等身大の青年が登場する。1985年1月4日、群馬県の実家で自死。享年46。 *** 在日朝鮮人文学は、一九六〇年代に至り、急激に存在感を示すようになった。 在日朝鮮人文学で圧倒されたのは、登場人物の、日本文学では出会ったことのない人物像であった。大抵の場合、彼らは、日本人の蔑視、差別に遭いながらも、人間性豊かに逞しく生きていく姿を見せていた。そしてなによりも、彼らがその境遇から抜け出すためにも、在日であるからこそ民族の魂の拠り所として、分断している祖国の統一を希求する姿は眩いほどであった。 そんな中に、金鶴泳がいた。――本文より 政治と文学が大きなテーマであったその時代、当時の知識人は近代日本における「罪」の部分、すなわち侵略戦争であり植民地支配であり差別問題であり格差問題を見極めながら思索を深めた。沢部さんの論文の背後に、一九六〇年代におけるそうした知識人の姿勢を垣間見る。――竹内栄美子「解説」より 在日朝鮮人であり、吃音者であり、作家であること。暴力的な父への憎悪と彼への経済的依存、北と南のはざま、アルコールへの深い依存など、いくつものまた裂き状態が生々しく浮かび上がる本書の構成はすばらしい。――信田さよ子「あとがきに代えて」より 【目次】 序 章 思想の変遷をたどって 第一部 初期から学究期の小説:『凍える口』から『まなざしの壁』まで 第一章 『凍える口』に見る初期の思想 第二章 『緩衝溶液』『遊離層』『弾性限界』に見る青春像 第三章 『まなざしの壁』と金嬉老事件 第二部 中期の作家活動と国籍移行:『錯迷』から『剥離』まで 第四章 『錯迷』と模索 第五章 「在日朝鮮人」として生きる道 第六章 統一日報社との二足の草鞋 第三部 晩年とその死:『郷愁は終り、そしてわれらは――』から『土の悲しみ』まで 第七章 創作の苦しみ 第八章 死の間際まで続いた連載小説 第九章 遺稿『土の悲しみ』から伝わってくること 終 章 今日、金鶴泳を読むということ 補 遺 小説『錯迷』と国籍の変更 解 説 竹内栄美子 日本語文学としての在日朝鮮人文学/本書金鶴泳研究の特徴/著者沢部清さんのこと あとがきに代えて 信田さよ子 競合的関係の出発点/一九六〇年代末の学生時代/リスペクトと誇り 他

2026年8月24日 19:32時点

さよなら、お母さん――墓守娘が決断する時 (朝日文庫)

902円
著者
信田 さよ子
発売日
2025年2月7日
ページ数
248
さよなら、お母さん――墓守娘が決断する時 (朝日文庫)

母であることからの卒業、娘として母から卒業すること。 臨床歴50年の第一人者が「母娘問題」の具体的な解決法を探る。 子どもを産んだからといって、死ぬまで母である必要はない。 夫婦が離婚によって解散するように、ある時、母からも卒業できればいい。 これは難題で、一筋縄でいかないことも確かだ。 娘にはもちろん、変わろうとする母親のためにも処方箋をしめす。 文庫化にともない、「加害者」という観点から問題を見つめる新章、 「『DV加害者プログラム』をとおして、多方面から加害者について考える」。 さらに、 著者と同じく臨床心理士・公認心理師である山崎孝明氏による解説「宣伝と愛」を追加。 ロングセラー『母が重くてたまらない』の反響から生まれた、 難問解決のための実践バイブル。

2026年8月1日 3:32時点

母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き (朝日文庫)

858円
著者
信田 さよ子
発売日
2024年12月9日
ページ数
208
母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き (朝日文庫)

「同居は当然」「将来ママの墓守は頼むわ」…。 親の期待に苦しみながら必死にいい娘を演じる女性達。それが「墓守娘」だ。 進学、就職、結婚、介護……そして墓守まで。 どこまでもついてくる母から、どう逃げおおせるか。 文庫化にともない、 母娘問題は解決できるのか、解決するにはどうすればいいのかを、 具体的な手段とともに論じる新章「解決方法はあるのか」。 さらに、文芸評論家の三宅香帆氏による解説「信田さよ子という名の地図」を追加。 臨床心理士が、悩める全ての女性に贈る究極の〈傾向と対策〉。

2026年7月28日 23:33時点

現代思想 2024年12月号 特集=田中美津とウーマンリブの時代

1,760円
著者
上野千鶴子 他
発売日
2024年11月27日
ページ数
238
現代思想 2024年12月号 特集=田中美津とウーマンリブの時代

次代につなぐ「解放」の思想と実践 1970年に誕生し、日本のフェミニズムに多大な影響を与えたウーマンリブ。とりわけその「旗手」として知られる田中美津の遺した言葉は、記念碑的名著『いのちの女たちへ』をはじめ、世代を超えていまなお私たちの心を揺さぶってやまない。本特集ではその活動の軌跡を辿り思想の全貌に迫るとともに、日本のリブの多彩なありようを描き出す。 目次* 【論考・エッセイ】 上野千鶴子/江原由美子/大畑凛/海妻径子/菊地夏野/杉浦郁子/鈴木彩加/住本麻子/鶴田桃エ/内藤千珠子/信田さよ子/橋迫瑞穂/水無田気流/村上潔/森岡正博/柳原恵/米津知子/リブ新宿センター資料保存会/脇坂真弥 【連載】 山下祐介/山口尚 【研究手帖】 佐々木晃也

2026年8月17日 23:32時点

母は不幸しか語らない——母・娘・祖母の共存 (朝日文庫)

946円
信田 さよ子
発売日
2024年10月7日
版型
文庫
ページ数
304
母は不幸しか語らない——母・娘・祖母の共存 (朝日文庫)

母の愛に疑念をいだいた娘たちは「墓守娘」「母重」という自己確認の言葉を獲得した。 その母は団塊世代に属し、また高齢の母を介護する立場は娘である。 あまり言及されてこなかった団塊女性を 1970~80年代の時代背景を入れて考えると、何がみえてくるのか。 また100歳超えの高齢者が6万人という現代に、 母娘問題は「老いた母とのつきあい」をぬきには語れない。 娘の子育てに懸念をいだき孫のことが心配でたまらない、 孫の不登校を悩む祖母の相談は増える一方だ。 本書では娘、母、祖母の3世代と家族という視点を入れ、 団塊女性に象徴される母親のかかえる困難さに言及。 母はなぜ自らの不幸を語りたいのかを、下記のように区分して世代的背景とともに分析し、 その特徴を追っていく。 1972年~ 1期ウーマンリブ・フェミニスト主導 1996年~2期アダルト・チルドレン(AC)ブーム 2008年~3期「墓守娘」「母娘本」ブーム 2012年~4期当事者本(体験記)の大量刊行と毒母・毒親ブーム そして女性だけの問題にとどまらず、 父親(夫)である男性、息子と母と関係にもふれる。 また文庫化にともない、 母親の高齢化という問題について エピソードを交えながら言及する新章「高齢化する母と娘たち」、 文筆家の水上文氏による解説「容易く解毒させないために」を追加。 臨床40年の経験をもとに3世代の共存の方向性を提言する、 母娘問題の第一人者による力作。

2026年7月28日 7:31時点

現代思想 2024年6月臨時増刊号 現代思想+ 15歳からのブックガイド (現代思想6月臨時増刊号 2024(vol.52-8))

1,980円
著者
小野寺拓也 他
発売日
2024年5月21日
ページ数
184
現代思想 2024年6月臨時増刊号 現代思想+ 15歳からのブックガイド (現代思想6月臨時増刊号 2024(vol.52-8))

考えることを人生にプラスする 時代もジャンルも問わず、専門家が選びぬいた一冊を集め、これからを生きる人たちに向けて送る珠玉のブックガイド。表面的なわかりやすさに流されることなく、しかし平易に綴られた文章は、たんに読者に一冊の概要を知らせるのではなく、その書物の向こうに広がる知の宇宙へと読者が旅立つためのスタート地点の役割を果たしてくれるだろう。 【目次】 医療 マクニール『疫病と世界史』 文系・理系の枠をこえて楽しめる歴史書 / 美馬達哉 歴史 手塚治虫『アドルフに告ぐ』 「歴史意識」を学ぶということ / 小野寺拓也 政治 マキャヴェリ『君主論』 一度しか生きられない人間はこの世に何を賭けるべきか / 重田園江 思想 加藤典洋『敗戦後論』 「ねじれ」と「よごれ」を生きる / 岩内章太郎 法 リップシュタット『否定と肯定』 悪しき両論併記に堕しないために / 木村草太 多様性 田中宏『在日外国人』 多様性を当たり前のものにするために / 朴沙羅 フェミニズム リッチ『世界の半分、女子アクティビストになる』 立ち上がり、声をあげるときに知っておくべきこと / 北村紗衣 コミュニケーション イプセン『人形の家』 支配するコミュニケーション / 三木那由他 家族 宇佐見りん『くるまの娘』 ありきたりの定義に抵抗し続ける / 信田さよ子 心 木村敏『異常の構造』 「ふつう」の手前から考える / 松本卓也 傷 ハーマン『心的外傷と回復』 あなたの灯火になる言葉 / 岩川ありさ 哲学 西田幾多郎『善の研究』 蒼龍の宝珠 / 浅沼光樹 宗教 石牟礼道子『椿の海の記』 現代の孤独に響く宗教と民衆文化 / 島薗進 文学 ウォーカー『カラーパープル』 暴力に抗うための手紙の連鎖 / ハーン小路恭子 環境 幸田文『木』 ちがう時間を生きるものへの共感 / 青田麻未 占い カーネマン『ファスト&スロー』 もしあなたが、占いを仕事にしようと思うなら。 / 石井ゆかり 科学 池谷裕二『進化しすぎた脳』 脳の特性を知れば、あなたの能力は大躍進 / 小川眞里子 数学 アティヤ『数学とは何か』 アルスとテクネの交叉点 / 丸山善宏 宇宙 小松左京『果しなき流れの果に』 時空を超えた物語と科学革命のめくるめく熱 / 井田茂 自然 辻まこと『あてのない絵はがき』 山の声、人のしるし / 石井美保 AI チャン『あなたの人生の物語』 AIが支配するかもしれない世界で、なんのために生きるのか / 松井哲也 言語 オースティン『言語と行為』 あなたはまだオースティン以前の言語観を生きているのか / 和泉悠 芸術 ビショップ『ラディカル・ミュゼオロジー』 美術館から「現代」を再考する / 小田原のどか 建築 坂牛卓『教養としての建築入門』 雑種的な分解を読み解く / 五十嵐太郎 ファッション バーバー『女の仕事』 「見えない」歴史から衣服をたどる / 平芳裕子 食 白尾悠『サード・キッチン』 多文化社会をつなぐ食 / 阿古真理 仕事 アレント『人間の条件』 仕事することと労働すること / 百木漠 経済 河邑厚徳+グループ現代『負債論・エンデの遺言・貨幣の思想史』 社会を変えるお金 / 小川さやか 身体 ブルデュー『ディスタンクシオン』 身体の社会性 / 石岡丈昇 抵抗 ツァラ『ムッシュー・アンチピリンの宣言』 ダダのほうへ、おもむろに / 森元斎 古典 藤井貞和『古典の読み方』 現代社会で古典を読むということ / 青島麻子 未来 バトラー『キンドレッド』 異なる存在(あるいは異ならない存在)と向き合うタイムスリップ / 宮本道人

2026年8月30日 2:31時点

273件

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